「RAV4のタイヤチェーンはどれを選べばいい?」
「225/65R17に対応するチェーンは?」
「18インチや19インチでもチェーンを装着できる?」
RAV4はアウトドアやウィンタースポーツにも使いやすいSUVですが、タイヤチェーンを選ぶときはタイヤサイズだけでなく、装着位置やタイヤ周辺のクリアランスも確認する必要があります。
特にRAV4 50系には17・18・19インチが設定されており、すべて同じようにチェーンを装着できるわけではありません。
この記事では、2019年に日本で登場した5代目RAV4(50系)について、タイヤチェーンの選び方、対応サイズ、おすすめ商品、購入時の注意点をまとめます。
先に結論|RAV4 50系は17・18インチなら前輪にチェーン、19インチは装着不可
RAV4 50系のタイヤチェーン選びで、最初に確認したいポイントは次の3つです。
- 225/65R17:タイヤチェーンを装着可能
- 225/60R18:タイヤチェーンを装着可能
- 235/55R19:タイヤチェーンは装着不可
- チェーンを装着するのは前2輪
FF車だけでなく4WD車も、RAV4 50系は前2輪にチェーンを装着します。
17インチの225/65R17なら、非金属チェーンのバイアスロン・クイックイージー QE16Lが選択肢のひとつです。
QE16Lは225/65R17の夏タイヤ・スタッドレスタイヤの両方に適合設定があり、カーメイトの車種別適合情報でもRAV4 50系への適合が確認できます。
一方、235/55R19装着車はタイヤ周辺のクリアランスが確保できないため、トヨタはタイヤチェーンを装着しないよう案内しています。
そのため、19インチ車で冬のチェーン使用を想定する場合は、冬用として17インチや18インチへの変更も含めて検討する必要があります。
注意|この記事はRAV4 50系が対象

この記事で紹介するのは、2019年4月に日本で発売された5代目RAV4、いわゆる50系です。
主な型式には次のようなものがあります。
- MXAA52
- MXAA54
- AXAH52
- AXAH54
- AXAP54
ガソリン車、ハイブリッド車、PHEVがあります。
2025年12月には6代目RAV4が登場し、タイヤサイズや車両仕様も変更されています。
6代目RAV4では235/60R18や235/50R20などが使用されているため、この記事の225/65R17や225/60R18のチェーン情報をそのまま新型へ当てはめないでください。
購入前には車検証で年式・型式を確認し、現在装着しているタイヤサイズも確認しましょう。

RAV4 50系の純正タイヤサイズ

RAV4 50系には、主に次のタイヤサイズがあります。
| ホイールサイズ | タイヤサイズ | チェーン |
|---|---|---|
| 17インチ | 225/65R17 | 装着可能 |
| 18インチ | 225/60R18 | 装着可能 |
| 19インチ | 235/55R19 | 装着不可 |
グレードや年式、オプションによって装着サイズは異なります。
スタッドレスタイヤへチェーンを取り付ける場合は、純正の夏タイヤサイズではなく、現在装着しているスタッドレスタイヤのサイズを確認してください。
例えば、純正19インチ車でも冬用として225/65R17へインチダウンしている場合は、225/65R17に対応するチェーンを選びます。
→ RAV4 50系の17インチスタッドレスの選び方

→ RAV4 50系は16インチにインチダウンできる?

RAV4 50系のタイヤチェーンは前輪に装着

RAV4 50系では、タイヤチェーンを前2輪へ装着します。
これはFF車だけでなく、4WD・E-Four車も同様です。
「4WDだから4輪全部に装着するのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、RAV4 50系の取扱説明書では前2輪への装着が指定されています。
後輪だけにチェーンを装着しないよう注意してください。
左右どちらか1本だけではなく、前輪左右の2本に装着します。

19インチの235/55R19にはチェーンを装着できない
RAV4 50系で特に注意したいのが、235/55R19装着車です。
トヨタの取扱説明書では、235/55R19について、タイヤ周辺部品との十分なすき間を確保できないため、タイヤチェーンを装着しないと案内されています。
つまり、「235/55R19に対応すると書かれている汎用チェーンなら使える」とは判断しない方が安全です。
19インチ車でチェーン規制区間を走る可能性がある場合は、冬用タイヤを準備する段階で17インチや18インチへの変更を検討する方法があります。
ただし、インチダウンできるサイズはグレードやブレーキ仕様によって確認が必要です。
RAV4の225/65R17におすすめのタイヤチェーン

225/65R17は、RAV4 50系でチェーンを選びやすいサイズです。
代表的な商品には次のようなものがあります。
| 商品 | 種類 | 225/65R17の品番例 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| バイアスロン クイックイージー | 非金属 | QE16L | 装着性と耐久性のバランス |
| KONIG CLマジック | 金属 | CLM-105 | 金属チェーンでグリップ重視 |
| AutoSock | 布製 | ASK697 | 軽量・コンパクト |
適合品番はタイヤ銘柄や装着状態などによって確認が必要です。
購入時は商品ページだけで判断せず、メーカーの最新適合表も確認してください。
バイアスロン クイックイージー QE16L

RAV4の225/65R17で選びやすいのが、カーメイトの「バイアスロン クイックイージー」です。
225/65R17に対応する代表的な品番はQE16Lです。
カーメイトの適合情報では、RAV4 50系の225/65R17について、夏タイヤ・冬タイヤともにQE16Lが設定されています。
クイックイージーの特徴は次のとおりです。
- 非金属タイプ
- ジャッキアップ不要
- 車を移動せず装着できる
- アイスバーン用のスパイクピンを採用
- JASAA認定品
- 国内自動車メーカーで純正採用実績あり
金属チェーンより走行時の振動や音を抑えやすく、布製チェーンより繰り返し使用を想定しやすいのがメリットです。
「雪道へ行く予定があり、ある程度しっかりしたチェーンを用意したい」という方に向いています。
→ クイックイージーの特徴・取り付け方法
KONIG CLマジック CLM-105
雪道でのグリップ力を重視するなら、金属製のKONIG CLマジックも選択肢です。
225/65R17に対応する品番としてCLM-105があります。
CLマジックは亀甲型の金属チェーンで、ジャッキアップなしで装着できるタイプです。
金属チェーンの特徴は、雪や氷をしっかり捉えやすいこと。
一方で、
- 走行音が大きい
- 振動が発生しやすい
- 重量がある
- ホイールへの接触に注意が必要
といった点もあります。
雪の多い地域や、積雪路を走る可能性が高い方は候補になります。
AutoSock ASK697
「急な雪に備えて車へ積んでおきたい」という場合は、布製タイヤチェーンのAutoSockも便利です。
225/65R17に対応する品番としてASK697があります。
AutoSockのメリットは次のとおりです。
- 軽量
- コンパクト
- 金属チェーンより収納しやすい
- タイヤにかぶせる方式で装着しやすい
- 走行時の音や振動が少ない
ただし、布製タイヤチェーンは乾燥したアスファルトを長く走ると摩耗しやすいため、雪道を抜けたら早めに取り外す必要があります。
頻繁な雪道走行より、「年に数回しか雪道を走らない」「チェーン規制や急な降雪への備えとして持っておきたい」という方に向いています。
→ オートソックとISSEスノーソックスの違い
225/60R18のチェーンは?
RAV4 50系の225/60R18もタイヤチェーンを装着できます。
クイックイージーではQE17に225/60R18の設定があります。
KONIG CLマジック CLM-105にも225/60R18の適合サイズがあります。
布製チェーンにも225/60R18対応品があります。
ただし、同じ225/60R18でもタイヤ銘柄によって外寸がわずかに異なることがあります。
特にスタッドレスタイヤは夏タイヤより外寸が大きくなる製品もあるため、
- 夏タイヤ
- スタッドレスタイヤ
で適合品番が異ならないか確認してください。
金属・非金属・布製のどれを選ぶ?

RAV4用タイヤチェーンは、大きく3種類に分かれます。
金属チェーン
雪道でのグリップ力を重視したい方に向いています。
メリット
- 雪や氷でグリップを得やすい
- 比較的コンパクトに収納できる
- 商品によっては価格を抑えやすい
デメリット
- 振動や騒音が大きい
- 金属部分がホイールへ接触する可能性がある
- 装着に慣れが必要な商品もある

非金属チェーン

装着性、走行性能、耐久性のバランスを取りやすいタイプです。
メリット
- 金属製より音や振動が少ない
- 装着しやすい商品が多い
- 繰り返し使用しやすい
デメリット
- 価格は高め
- ケースが大きく、収納スペースを取る商品もある
RAV4でスキー場や降雪地域へ出かける機会がある方には、非金属タイプが選びやすいです。

布製チェーン

緊急用として車へ積んでおきたい方に向いています。
メリット
- 軽い
- コンパクト
- 装着しやすい
- 音や振動が少ない
デメリット
- 乾燥路面では摩耗しやすい
- 金属・非金属タイプより耐久性は低め
- 使用後は乾燥させて保管する必要がある

布製チェーンはチェーン規制に使える?

「布製チェーンはチェーン規制で使えない」と書かれている古い記事もありますが、一律にNGというわけではありません。
国土交通省は、チェーン規制時に使用できるタイヤチェーンの例として、
- 金属チェーン
- ウレタン・ゴム製チェーン
- 布製カバータイプ
を挙げています。
そのため、AutoSockなど国内のチェーン規制対応を案内している布製カバータイプも選択肢になります。
ただし、製品によって仕様が異なるため、購入時に国内チェーン規制への対応状況を確認してください。

RAV4のタイヤチェーンは最高30km/hを目安にする
元記事では「50km/h以下」としていましたが、RAV4 50系では注意が必要です。
トヨタの取扱説明書では、タイヤチェーン装着時について、チェーンメーカーが指定する制限速度、または30km/hの低い方を超えて走行しないよう案内されています。
例えばチェーンメーカーが「50km/h以下」としていても、RAV4では30km/h以下で走行します。
チェーン装着中は速度だけでなく、次の操作も避けてください。
- 急発進
- 急ブレーキ
- 急ハンドル
- 急激なエンジンブレーキ
- 路面の穴や大きな段差への進入
タイヤチェーンを装着したからといって、通常の乾燥路面と同じように走れるわけではありません。

チェーン購入前に確認する5つのポイント

RAV4のタイヤチェーンを購入するときは、次の順番で確認すると失敗を減らせます。
1.現在のタイヤサイズ
まずタイヤ側面を確認します。
例:225/65R17
スタッドレスタイヤに装着する場合は、スタッドレスタイヤ側のサイズを確認してください。
2.RAV4の世代
現在は6代目RAV4が販売されているため、「RAV4用」とだけ書かれた商品を購入するのは危険です。
この記事の対象は50系です。
型式や年式まで確認してください。
3.チェーンの装着位置
RAV4 50系は前2輪です。
4WDだからといって後輪や4輪へ自己判断で装着しないようにします。
4.タイヤ周辺のクリアランス
純正状態なら装着できる商品でも、
- インチアップ
- 社外ホイール
- ホイールスペーサー
- ローダウン
- 純正とは異なるタイヤ幅
などによってクリアランスが変わることがあります。
社外ホイールを装着している場合は特に注意してください。

5.使用頻度
最後に、どの程度チェーンを使用するか考えます。
年に数回の緊急用なら布製チェーン。
スキー場などへ出かけるなら非金属チェーン。
積雪路での走行機会が多く、グリップ力を重視するなら金属チェーンも候補です。
純正チェーンと社外チェーンはどちらがいい?
RAV4用タイヤチェーンには、トヨタ純正品と社外品があります。
純正品は、車両との適合を確認しやすいのがメリットです。
一方、社外品には、
- 金属
- 非金属
- 布製
と豊富な種類があり、価格や装着方法を比較できます。
ネット通販では社外品の選択肢が多く、価格比較もしやすいです。
ただし、トヨタの取扱説明書では、純正品以外のチェーンについて、車体へ接触する可能性がある商品もあると注意されています。
社外品を購入するときは、「タイヤサイズが合っている」だけでなく、RAV4 50系への車種適合が確認されているかまで確認すると安心です。
大雪になる前に購入しておく
タイヤチェーンは、雪予報が出てから急に売れ始めます。
特に、225/65R17のようなSUVで使われるサイズは、大雪予報の直前に希望商品が欠品することもあります。
スキーや雪国への旅行予定が決まっている場合は、早めに準備しておく方が安心です。
購入後は雪が降る前に一度装着練習をしておきましょう。
夜間や雪の降る道路脇で初めて取扱説明書を読むより、事前に手順を確認しておく方がスムーズです。
RAV4のタイヤチェーンに関するよくある質問

RAV4のチェーンは前輪・後輪どっち?
RAV4 50系は前2輪へ装着します。
FF車だけでなく4WD・E-Four車も前輪です。
4WDなのに前輪だけでいい?
はい。
RAV4 50系の取扱説明書では、前2輪への装着が指定されています。
一般的な「4WDだから4輪」という考え方ではなく、車両メーカーの指定を優先してください。
225/65R17のクイックイージーは何番?
代表的な適合品番はQE16Lです。
RAV4 50系について、225/65R17の夏タイヤ・冬タイヤともQE16Lの設定があります。
ただし、購入時は最新のカーメイト適合表を確認してください。
225/60R18のクイックイージーは?
225/60R18にはQE17の設定があります。
タイヤ銘柄や車両状態によって適合条件が異なる場合があるため、購入前に確認してください。
235/55R19にタイヤチェーンは付けられる?
RAV4 50系では装着できません。
トヨタはタイヤ周辺部品とのクリアランス不足を理由に、235/55R19へタイヤチェーンを装着しないよう案内しています。
スタッドレスタイヤでもチェーンは必要?
大雪時に実施されるチェーン規制区間では、スタッドレスタイヤを装着していてもタイヤチェーンが必要です。
普段はスタッドレスだけで走る方でも、チェーン規制区間を通る可能性がある場合は携行を検討してください。
布製チェーンでもチェーン規制を走れる?
布製カバータイプも、国土交通省がタイヤチェーンの一例として挙げています。
ただし、すべての布製製品が同じ扱いとは限らないため、国内チェーン規制対応を明記した商品を選んでください。
RAV4のチェーン装着時は何km/hまで?
RAV4 50系は、チェーンメーカーの指定速度または30km/hのうち、低い方を守ります。
メーカー側が50km/hまでとしていても、RAV4では30km/h以下で走行します。
まとめ|RAV4 50系はタイヤサイズと装着位置を確認して選ぶ
RAV4 50系のタイヤチェーン選びでは、まず現在装着しているタイヤサイズを確認してください。
主なサイズとチェーンの可否は次のとおりです。
| タイヤサイズ | チェーン | 装着位置 |
|---|---|---|
| 225/65R17 | ○ | 前2輪 |
| 225/60R18 | ○ | 前2輪 |
| 235/55R19 | × | 装着不可 |
225/65R17なら、クイックイージー QE16L、KONIG CLマジック CLM-105、AutoSock ASK697などが候補です。
選び方の目安は、
- 装着性と耐久性のバランス:非金属チェーン
- 雪道でのグリップ重視:金属チェーン
- 緊急用・携行性重視:布製チェーン
また、RAV4 50系はタイヤチェーン装着時に30km/h以下を基本とし、急発進や急ブレーキを避けて走行します。
現在は6代目RAV4も販売されているため、ネット通販で購入するときは「RAV4用」という表示だけで判断しないことが大切です。
RAV4 50系・型式・現在のタイヤサイズを確認したうえで、自分の使い方に合ったチェーンを選んでください。

