「185/60R15には、どのタイヤチェーンを選べばいい?」
「15インチ用を買えば大丈夫?」
「スタッドレスタイヤと夏タイヤでチェーンのサイズは変わるの?」
タイヤチェーンを購入するとき、特に迷いやすいのが「サイズ選び」です。
たとえば同じ15インチでも、
- 175/65R15
- 185/60R15
- 195/65R15
では、適合するチェーンの品番が異なることがあります。
さらに、タイヤサイズが合っていても、車種によってはタイヤ周辺のクリアランス不足などで装着できない場合があります。
この記事では、タイヤチェーンのサイズを選ぶときに確認したいポイントを、タイヤサイズ確認 → メーカー適合表 → 車両側の装着可否確認という順番で分かりやすく解説します。
- タイヤチェーンのサイズを選ぶ基本手順
- 「185/60R15」などタイヤサイズの見方
- チェーンメーカーの適合表の確認方法
- 夏タイヤとスタッドレスタイヤで注意したいこと
- チェーンサイズ選びでよくある失敗
- 金属・非金属・布製チェーンを選ぶときの違い
タイヤチェーンは、雪が降ってから「サイズが合わなかった」と気付いても遅いため、冬本番になる前に確認しておきましょう。
結論|タイヤチェーンは「タイヤサイズ+メーカー適合表+車両適合」で選ぶ

タイヤチェーンのサイズ選びで最も重要なのは、次の3つです。
- 現在装着しているタイヤサイズを確認する
- チェーンメーカーの適合表で対応品番を確認する
- 車両側でタイヤチェーンを装着できるか確認する
たとえばタイヤに、185/60R15と書かれている場合、「15インチ用チェーン」だけで探すのは不十分です。
同じ15インチでもタイヤ幅や扁平率が違えば、タイヤ外周や形状も変わります。
必ず、185/60R15というタイヤサイズ全体でチェーンメーカーの適合表を確認してください。
そのため、タイヤサイズが適合=その車に必ず装着できるとは限らない点にも注意が必要です。
まずは現在のタイヤサイズを確認する

タイヤチェーンを選ぶ前に、現在車に装着しているタイヤサイズを確認します。
最も確実なのは、タイヤの側面を見る方法です。
タイヤのサイドウォールには、185/60R15、195/65R15、205/60R16などのサイズが表示されています。
185/60R15の意味
185/60R15の場合は、次のような意味があります。
| 表記 | 意味 |
|---|---|
| 185 | タイヤ幅の呼称(mm) |
| 60 | 扁平率(%) |
| R | ラジアル構造 |
| 15 | リム径(インチ) |
タイヤチェーンを選ぶ際は、185だけ、15インチだけを見るのではなく、185/60R15という組み合わせで確認します。
たとえば、185/60R15と185/65R15では扁平率が異なるため、適合チェーンの品番が違うことがあります。
同様に、185/60R15と195/60R15ではタイヤ幅が違います。
数字が一つ違うだけでも、同じチェーンを使用できるとは限りません。
タイヤサイズの詳しい読み方や確認場所については、以下の記事で詳しく紹介しています。

タイヤチェーンのサイズを選ぶ3ステップ
ここからは、実際にチェーンを選ぶ流れを確認していきます。
ステップ1|装着するタイヤのサイズを確認する
最初に確認するのは、現在装着しているタイヤです。
特に注意したいのが、夏タイヤとスタッドレスタイヤでサイズが違う車です。
たとえば夏タイヤが、225/45R18でも、冬はインチダウンして、205/55R16を装着しているケースがあります。
この場合、冬に使用するチェーンは原則として、205/55R16に対応した製品から探します。
夏タイヤのサイズを記憶だけで確認してチェーンを購入すると、実際のスタッドレスタイヤに装着できない可能性があります。
必ず、チェーンを装着する予定のタイヤのサイズを直接確認してください。
ステップ2|チェーンメーカーの適合表を見る
タイヤサイズが分かったら、次にチェーンメーカーの適合表を確認します。
タイヤチェーンは製品ごとに、
- 対応タイヤサイズ
- 適合品番
- 補足条件
などが設定されています。
たとえば「195/65R15」というタイヤサイズでも、AutoSock、非金属チェーン、金属チェーンなど、製品によって選ぶ品番は異なります。
そのため、「195/65R15なら○○番」とすべてのメーカーで共通しているわけではありません。
必ず購入するチェーンメーカーの適合表を確認してください。
ステップ3|車両側のチェーン装着可否を確認する
タイヤサイズに対応するチェーンが見つかったら、最後に車両側を確認します。
タイヤサイズが適合していても、タイヤ周辺のスペースが少なければ装着できない場合があります。
確認したいのは、
- 車両の取扱説明書
- 自動車メーカーのチェーン装着指定
- チェーンメーカーの車種別適合情報
- タイヤ周辺のクリアランス
です。
特に、以下の車は注意してください。
- インチアップ車
- ローダウン車
- 大径ホイール装着車
- スポーツカー
- 一部の輸入車
- タイヤハウス内が狭い車

適合表はどう見る?
チェーンメーカーの適合表では、基本的にタイヤサイズから対応品番を探します。
たとえば、195/65R15なら、
「195」
↓
「65」
↓
「15インチ」
という条件がすべて一致する欄を探します。
ここで注意したいのが、似たサイズを選ばないことです。
たとえば、195/60R15、195/65R15、195/65R16はいずれも別サイズです。
数字が近くても、適合品番が同じとは限りません。
「たぶん入るだろう」で購入せず、メーカー適合表で確認してください。
適合表の「○・△・×」はメーカーごとに確認する
適合表には、
- ○
- △
- ×
- 注記
などが記載されている場合があります。
ただし、これらの記号の意味はメーカーによって異なることがあります。
そのため、○だから必ず装着可能、△だからクリアランス不足と一律に判断するのは避けてください。
適合表の下部などにある、「記号の見方」「注意事項」「備考」も確認します。
特に、
- スタッドレスタイヤのみ品番が異なる
- 特定銘柄は使用不可
- 車種によって装着不可
- 装着時に追加部品が必要
といった注意書きがないか確認してください。
夏タイヤとスタッドレスタイヤでチェーンサイズは変わる?

同じ車でも、夏タイヤとスタッドレスタイヤでチェーンの適合が変わる場合があります。
主な理由は2つあります。
タイヤサイズそのものが違う
最も分かりやすいのがインチダウンです。
たとえば、夏:225/45R18、冬:205/55R16なら、タイヤサイズそのものが違うため、チェーンも冬タイヤに合わせて選びます。
同じサイズ表記でも製品によって確認が必要
タイヤには同じサイズ表記でも、メーカーや銘柄によって実際の寸法に若干の違いがあります。
また、チェーンメーカーによっては夏タイヤ・スタッドレスタイヤで適合条件や品番が分かれている製品もあります。
そのため、「夏タイヤが195/65R15だから、冬も同じ品番で大丈夫」とは限りません。
スタッドレスタイヤに使用する場合は、適合表の、冬タイヤ、スタッドレス、SNOW、STUDLESSなどの注記も確認しましょう。
前輪と後輪、どちらのタイヤサイズを見る?
前後でタイヤサイズが同じ車なら迷いにくいですが、一部のスポーツカーや輸入車では前後でタイヤサイズが異なります。
その場合は、チェーンを装着する側のタイヤサイズに合わせて選びます。
ただし、FFだから必ず前輪、FRだから必ず後輪、4WDだから前輪と単純に決められない車種もあります。
基本的には駆動輪へ装着しますが、車種によってメーカーから装着位置が指定されていることがあります。
特に4WD・AWD車は車種による違いが大きいため、必ず取扱説明書を確認してください。

タイヤチェーンの種類によってサイズ選びは変わる

タイヤチェーンには、大きく分けて、
- 金属チェーン
- 非金属チェーン
- 布製チェーン
があります。
同じタイヤサイズでも、選べる製品や品番はチェーンの種類によって異なります。
タイヤサイズが分かったら、対応するチェーンを通販で確認できます。
金属タイヤチェーン

金属製の鎖を使用したタイヤチェーンです。
雪道や凍結路で高い滑り止め効果が期待でき、比較的コンパクトに収納できる製品もあります。
一方で、車種によっては金属チェーンの使用が制限されていることがあります。
購入前にタイヤサイズだけでなく、車両側の装着可否も確認してください。

非金属タイヤチェーン

樹脂やゴムなどを使用したタイヤチェーンです。
金属チェーンと比較すると装着しやすい製品も多く、乗り心地や扱いやすさを重視する方に選ばれています。
代表的な製品には、
- カーメイト バイアスロン クイックイージー
- イエティ スノーネット
などがあります。
非金属チェーンは製品によってタイヤ裏側に必要なスペースが異なるため、適合表とクリアランスの確認が特に重要です。

布製タイヤチェーン

タイヤに特殊な繊維製カバーを装着するタイプです。
代表的な製品には、
- AutoSock
- ISSE SNOWSOCKS
などがあります。
軽量で収納しやすく、比較的取り付けやすいため、急な降雪への備えとして車載する方もいます。
大径タイヤなどにも対応製品がありますが、布製だからどんな車でも装着できるわけではありません。
必ずタイヤサイズと車両適合を確認してください。

チェーンサイズ選びでよくある5つの失敗
ここからは、タイヤチェーンを購入するときによくある失敗を紹介します。
失敗1|ホイール径だけで選ぶ
「15インチだから15インチ用チェーンを買えばいい」
という選び方は危険です。
タイヤチェーンは、185/60R15、195/65R15、205/65R15など、タイヤ幅や扁平率も含めて適合が決まります。
必ずタイヤサイズ全体で確認してください。
失敗2|夏タイヤのサイズで購入する
冬だけインチダウンしている車では特に起こりやすい失敗です。
夏タイヤが17インチでも、スタッドレスが15インチなら、冬に使うチェーンはスタッドレス側のサイズで選びます。
チェーン購入前に、実際に装着しているスタッドレスタイヤの側面を確認してください。
失敗3|タイヤサイズだけで購入する
「メーカー適合表にタイヤサイズが載っていたから大丈夫」
と思って購入したものの、車両側のクリアランスが足りず装着できないケースがあります。
チェーンを購入するときは、タイヤサイズ適合+車両装着可否の両方を確認してください。
失敗4|前後異径に気付かない
スポーツカーや一部の輸入車では、
前輪:225/40R18
後輪:255/35R18
のように前後で異なるタイヤを装着している場合があります。
この場合、チェーンを装着する側のタイヤサイズを基準に選びます。
装着位置は車両の取扱説明書で確認してください。
失敗5|以前使っていたチェーンを流用する
車を買い替えたり、タイヤサイズを変更したりした場合、以前使用していたチェーンをそのまま使えるとは限りません。
インチ数が同じでも、タイヤ幅、扁平率、タイヤ外径が違えば適合しない可能性があります。
買い替え時は必ず現在のサイズで確認してください。
インチアップ車はさらに注意
インチアップしている車では、タイヤチェーン選びに注意が必要です。
ホイール径を大きくすると、タイヤやホイールの条件によっては、
- フェンダーとの隙間が少なくなる
- サスペンション側のスペースが狭くなる
- チェーンが車体へ接触する
といった可能性があります。
特に、
- 18インチ
- 19インチ
- 20インチ以上
- 低扁平タイヤ
- ローダウン車
では、純正タイヤサイズでは使用できるチェーンでも、インチアップ後は使えない場合があります。
インチアップ車では、現在装着しているタイヤサイズだけでなく、車両とタイヤ周辺のクリアランスも必ず確認してください。
スタッドレスをインチダウンしている場合は?

スタッドレスタイヤでは、純正夏タイヤより小さいホイールへインチダウンしている車も多くあります。
たとえば、夏タイヤ:225/45R18、スタッドレス:205/55R16の場合、チェーンは205/55R16を基準に選びます。
インチダウンしたことでタイヤ周辺のスペースに余裕ができる場合もありますが、インチダウン=すべてのチェーンが使用できるという意味ではありません。
車両ごとの装着指定やチェーンメーカーの適合を確認してください。

購入前チェックリスト
タイヤチェーンを購入する前に、次の項目を確認しておくと失敗を減らせます。
- 現在装着しているタイヤサイズを確認した
- 夏タイヤではなく冬に使用するタイヤを確認した
- チェーンメーカーの適合表を確認した
- 適合品番を確認した
- 適合表の注意事項・備考を読んだ
- 車両の取扱説明書を確認した
- チェーンを装着するタイヤ位置を確認した
- タイヤ周辺のクリアランスを確認した
- インチアップ・インチダウンの有無を確認した
特に重要なのは、「タイヤサイズ」と「車両適合」を別々に確認することです。
タイヤサイズ別の記事から探す方法もある
当サイトでは、タイヤサイズごとのスタッドレスタイヤ情報も紹介しています。
代表的なサイズには、
- 155/65R14
- 165/60R15
- 175/70R14
- 185/60R15
- 195/65R15
- 195/65R16
- 205/60R16
- 205/65R16
- 225/65R17
などがあります。
現在のタイヤサイズが分かっている場合は、サイズ別の記事からスタッドレスタイヤやチェーン情報を探す方法もあります。
→ タイヤサイズからスタッドレスタイヤを探す
車種が分かっているなら車種別記事も確認
タイヤチェーンはタイヤサイズだけでなく、車両側の条件も重要です。
そのため、当サイトに車種別のタイヤチェーン記事がある場合は、そちらも確認してください。
車種別記事では、以下についまとめています。
- 純正タイヤサイズ
- スタッドレスタイヤサイズ
- チェーン装着位置
- クリアランス
- 対応するチェーン
- 装着時の注意点
たとえば、
→ プリウス60系のタイヤチェーン
→ カローラクロスのタイヤチェーン
→ N-BOXのタイヤチェーン
など、車種が決まっている方は車種別ページから確認する方がスムーズです。
よくある質問

Q1.15インチのタイヤなら「15インチ用チェーン」で大丈夫?
いいえ。
ホイール径だけでは判断できません。
たとえば、175/65R15、185/60R15、195/65R15はいずれも15インチですが、適合するチェーン品番が異なる場合があります。
必ずタイヤサイズ全体で適合表を確認してください。
Q2.185/60R15にはどのチェーンを選べばいい?
購入したいチェーンメーカーの適合表から、185/60R15に対応する品番を探してください。
AutoSock、クイックイージー、イエティなど、メーカーや製品によって品番体系が異なります。
「185/60R15ならすべて同じ品番」ではありません。
Q3.夏タイヤとスタッドレスが同じサイズなら同じチェーンを使える?
使える場合もありますが、必ずメーカー適合表を確認してください。
同じサイズ表記でも、タイヤ銘柄や夏タイヤ・スタッドレスタイヤの違いによって適合条件が設定されている場合があります。
Q4.タイヤサイズが合っていれば必ず装着できる?
いいえ。
タイヤサイズに適合していても、車両側のクリアランス不足やメーカー指定によって装着できない場合があります。
車両の取扱説明書も確認してください。
Q5.前輪と後輪のどちらにチェーンを付ける?
基本的には駆動輪に装着しますが、車種によって指定位置が異なる場合があります。
特に4WD・AWD車は、必ず取扱説明書で確認してください。

Q6.スタッドレスタイヤにもチェーンは装着できる?
スタッドレスタイヤに装着できるチェーンもあります。
ただし、製品によって適合条件が異なります。
必ずメーカー適合表で、使用するスタッドレスタイヤサイズへの対応を確認してください。
Q7.チェーンを買ったら装着練習をした方がいい?
一度は事前に装着しておくことをおすすめします。
雪が降っている路上では、
- 暗い
- 寒い
- 手がかじかむ
- タイヤ周辺に雪が付着している
など、通常より作業しにくくなります。
自宅の駐車場など安全な場所で一度取り付けておくと、実際に必要になったときに慌てにくくなります。
まとめ|タイヤチェーンは「インチ」だけで選ばない
タイヤチェーンのサイズ選びで最も大切なのは、タイヤサイズ → メーカー適合表 → 車両適合の順番で確認することです。
たとえば185/60R15なら、「15インチ用」だけで探すのではなく、185/60R15に対応するチェーン品番をメーカー適合表から確認します。
さらに、
- 夏タイヤとスタッドレスタイヤのサイズ違い
- 前後異径
- インチアップ
- インチダウン
- 車両側のクリアランス
- チェーン装着位置
にも注意してください。
タイヤチェーンは、サイズが似ているからといって流用できるとは限りません。
雪が降ってから「チェーンが付かない」とならないよう、冬本番になる前に一度確認しておくのがおすすめです。
▼ 自分のタイヤサイズに合うチェーンを探す
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