「非金属タイヤチェーンはどれを選べばいい?」
「クイックイージーとイージーフィットの違いは?」
「金属チェーンより取り付けやすいものが欲しい」
このように迷っている方も多いのではないでしょうか。
非金属タイヤチェーンは、ウレタンやラバーなどを使用したタイヤチェーンです。
一方で、価格は高めで、車種やタイヤによってはクリアランス不足で装着できないこともあります。
この記事では、代表的な非金属タイヤチェーン3商品を比較し、メリット・デメリットや失敗しない選び方を紹介します。
結論:非金属チェーンならこの3商品が選びやすい
非金属タイヤチェーンを購入するなら、まず次の3商品から比較すると分かりやすいです。
| 商品 | 特徴 | こんな方におすすめ |
|---|---|---|
| バイアスロン クイックイージー | 定番・適合サイズが豊富 | 価格と性能のバランス重視 |
| バイアスロン イージーフィット | 自動締め付け | 取り付けやすさ重視 |
| イエティ スノーネット | ラバーネット・静粛性重視 | 乗り心地を重視 |
迷った場合は、定番で選ぶならクイックイージー、取り付けやすさならイージーフィット、乗り心地ならイエティという選び方がおすすめです。
いずれもJASAA認定を受けた非金属タイヤチェーンで、国内のチェーン規制にも対応しています。
ただし、タイヤサイズが対応していても、すべての車に装着できるとは限りません。
購入前に必ず車種・タイヤサイズ・タイヤ銘柄・クリアランスを確認してください。
1.定番で選ぶならバイアスロン クイックイージー

非金属タイヤチェーンの定番として、まず候補にしたいのがカーメイトの「バイアスロン クイックイージー」です。
クイックイージーは、高性能ポリウレタンエラストマーを使用した非金属タイヤチェーン。
タイヤの接地部分にはスパイクピンが配置され、雪道や凍結路でグリップを補助します。
クイックイージーの特徴
- ジャッキアップ不要
- 車を移動させずに装着できる
- 3カ所のクイックロックで固定
- スパイクピンを採用
- JASAA認定品
- チェーン規制対応
- 部分修理が可能
- 適合サイズが豊富
「初めて非金属チェーンを購入するけれど、実績のある定番商品を選びたい」という方には特に選びやすいです。
クイックイージーはタイヤ銘柄にも注意
クイックイージーは、タイヤサイズだけで品番を判断しないよう注意してください。
同じタイヤサイズでも、
- 夏タイヤ
- スタッドレスタイヤ
- タイヤメーカー
- タイヤ銘柄
によって適合品番が変わる場合があります。
例えば、同じ195/60R17でも通常はQE11Lが適合する車で、ブリヂストン ブリザックVRX3ではQE12が指定されるケースがあります。
購入前にカーメイトの最新適合表を確認してください。
詳しい適合表の見方はこちらです。
→ バイアスロン クイックイージー適合表の見方|サイズ確認・取り付け方法・選び方を解説
2.取り付けやすさならバイアスロン イージーフィット
「チェーンの締め付け作業が不安」という方には、バイアスロン イージーフィットもおすすめです。
大きな特徴は「セルフフィットリール」。
タイヤへチェーンを装着し、ワイヤーを接続すると、走行に合わせてワイヤーが巻き取られ、タイヤへフィットする構造です。
イージーフィットの特徴
- ジャッキアップ不要
- 自動締め付け機能
- 締め付け工具不要
- ワンタッチ接続
- JASAA認定品
- チェーン規制対応
- タイヤとの隙間を抑えた構造
- クイックイージーより装着時の力を使いにくい
従来の非金属チェーンで、「最後の締め付けが硬い」「寒い中で力を入れるのが大変」と感じる方には魅力があります。
一方で、クイックイージーより価格が高くなることがあるため、価格差を比較して選ぶとよいでしょう。
クイックイージーとの違いはこちらの記事で詳しく比較しています。
→ バイアスロン・イージーフィットの特徴とクイックイージーの違いを比較!
3.乗り心地ならイエティ スノーネット

走行時の静かさや乗り心地を重視する方には、イエティ スノーネットも候補です。
タイヤ全周を細かなラバーネットで覆う構造になっています。
イエティ スノーネットの特徴
- ラバーネット構造
- JASAA認定品
- チェーン規制対応
- スパイクピンを配置
- 振動や騒音を抑えやすい
- 自動締め付け機能
- 20mmのクリアランスを目安にできる
- 幅広いタイヤサイズを設定
取り付けは、
タイヤ上部へかぶせる
↓
ロックする
↓
車を少し移動する
↓
残りをかぶせる
↓
徐走して自動的にフィット
という流れです。
クイックイージーとは装着方法が異なり、取り付け途中で車を少し移動させます。
「価格よりも乗り心地や静粛性を重視したい」という方に向いています。
イエティを実際に使用した感想やメリット・デメリットはこちら。
→ イエティ スノーネットの評判は?実際に使った感想・口コミを徹底レビュー
3商品で迷ったらどれを選ぶ?

選び方を簡単にまとめると次のようになります。
価格と性能のバランス
→ クイックイージー
定番商品で適合サイズも多く、最初に比較しやすい非金属チェーンです。
とにかく取り付けやすくしたい
→ イージーフィット
自動締め付け機能を備えているため、装着作業の負担を減らしたい方に向いています。
乗り心地や静かさを重視
→ イエティ スノーネット
ラバーネットでタイヤ全周を覆うため、金属チェーンのような強い振動を避けたい方に向いています。
迷った場合は、まずクイックイージーとイージーフィットの価格差を確認してみるのがおすすめです。
装着のしやすさに価格差分の価値を感じるならイージーフィット、価格を抑えたいならクイックイージーが選びやすいです。
非金属タイヤチェーンとは?

非金属タイヤチェーンは、金属製の鎖をメインに使用せず、ウレタンやゴムなどの素材でタイヤを覆ってグリップを補助するタイヤチェーンです。
代表的な商品には、
- バイアスロン クイックイージー
- バイアスロン イージーフィット
- イエティ スノーネット
などがあります。
布製タイヤチェーンも金属を主体としない滑り止めですが、この記事ではウレタン・ゴム系の非金属チェーンと布製チェーンを分けて紹介しています。
布製タイプについてはこちら。
→ 布製タイヤチェーンおすすめ4選|オートソック・ISSEなどを比較!メリット・デメリットも解説
非金属チェーンと金属チェーンの違い

非金属と金属チェーンでは、それぞれ得意なポイントが異なります。
| 項目 | 非金属チェーン | 金属チェーン |
| 走行音 | 比較的静か | 大きくなりやすい |
| 振動 | 比較的少ない | 大きくなりやすい |
| 取り付け | 簡単な商品が多い | 商品による |
| 価格 | 高め | 安価な商品も多い |
| 収納サイズ | 大きめの商品もある | 比較的コンパクト |
| クリアランス | 商品による | 商品による |
| 雪道性能 | 高性能商品も多い | 雪・氷へ食い込みやすい |
「非金属だから金属より必ず軽い・耐久性が高い」とは限りません。
特にクイックイージーなどはしっかりしたケースに入っており、布製チェーンと比べると収納サイズも重量も大きくなります。
タイプだけで判断せず、実際の商品仕様を比較することが重要です。
非金属タイヤチェーンのメリット

非金属チェーンには主に次のメリットがあります。
走行時の振動や騒音を抑えやすい
金属製の鎖が直接路面へ当たるタイプと比較すると、非金属チェーンは振動や騒音を抑えやすいです。
特にイエティ スノーネットのようなラバーネットタイプは、乗り心地を重視した設計になっています。
ただし、通常のタイヤと同じ乗り心地になるわけではありません。
チェーンを装着している以上、振動や走行音は発生します。
取り付けしやすい商品がある
非金属チェーンには、ジャッキアップ不要で取り付けられる商品があります。
イージーフィットはさらに自動締め付け機能を搭載しています。
「昔ながらの金属チェーンを付ける自信がない」という方でも比較的選びやすいです。
雪道・凍結路でもグリップを確保しやすい
クイックイージーやイエティなどは、タイヤ接地面に金属製のスパイクピンを配置しています。
ウレタンやラバーだけではなく、スパイクピンも利用して雪道や凍結路でグリップを確保します。
繰り返し使用できる
正しく使用し、使用限度に達していなければ繰り返し使用できます。
クイックイージーなどは、破損状態によって部分修理できるのも特徴です。
ただし、寿命は走行条件によって変わります。
使用後は必ず摩耗や破損を確認してください。
非金属タイヤチェーンのデメリット

非金属チェーンにも注意点があります。
金属チェーンより価格が高い
非金属チェーンの大きなデメリットは価格です。
特に、
- 自動締め付け機能
- ラバーネット
- 高性能ウレタン
- スパイクピン
などを備えた商品は、シンプルな金属チェーンより高価になります。
「年に一度使うか分からないので、とにかく安く備えたい」という場合は金属チェーンも比較してください。
ケースが大きい商品もある
クイックイージーなどは、布製チェーンに比べて収納ケースが大きめです。
普段から荷室が狭い軽自動車などでは、収納場所も確認しておくとよいでしょう。
コンパクトさを優先するなら布製チェーンの方が有利です。
クリアランスが必要
非金属チェーンは、タイヤの外側だけではなく裏側にも部品が回り込みます。
タイヤサイズが適合していても、タイヤハウスが狭い車では装着できない可能性があります。
特に注意したいのは、
- ローダウン車
- インチアップ車
- 社外ホイール装着車
- 幅の広いタイヤ
- 大径ホイール装着車
です。
購入前にクリアランスを確認してください。
→ タイヤチェーンに必要なクリアランスは?狭い車におすすめの商品と選び方
安価な簡易チェーンとの違いに注意
ネット通販では、タイヤへ数本のベルトを巻き付ける簡易タイプや、樹脂製の滑り止め商品が安価で販売されていることがあります。
これらをクイックイージーやイエティと同じ「非金属タイヤチェーン」と考えない方がよいです。
商品によって、
- チェーン規制への対応
- 耐久性
- 装着方法
- 適合車種
- 制限速度
が大きく異なります。
価格だけで選ばず、メーカーや規格、チェーン規制への対応を確認してください。
冬の安全用品なので、適合や性能を確認できる製品から選ぶ方が安心です。
タイヤサイズと適合確認が最重要

非金属タイヤチェーンを購入するときに最も重要なのが適合確認です。
最低でも次の項目を確認してください。
- 車種
- 型式・年式
- タイヤサイズ
- 夏タイヤかスタッドレスタイヤか
- タイヤメーカー
- タイヤ銘柄
- 車両の取扱説明書
- タイヤ周辺のクリアランス
例えばタイヤ側面に、195/65R15と記載されていれば、まず195/65R15対応の商品を探します。
その後、メーカーの車種別適合表やタイヤ銘柄別の注意事項を確認してください。
「タイヤサイズが合っているから使える」と判断するのは避けましょう。
スタッドレスタイヤにも装着できる?
適合する製品であれば、スタッドレスタイヤにも非金属チェーンを装着できます。
ただし、同じ表示サイズでもサマータイヤとスタッドレスタイヤでは実際の幅や外径が異なることがあります。
そのため、夏タイヤではこの品番、スタッドレスでは別品番となるケースもあります。
チェーンを購入するときは、実際にチェーンを取り付けるタイヤを確認してください。
タイヤチェーンを装着する位置

タイヤチェーンは基本的に駆動輪へ装着します。
FF車
→ 前輪
FR車
→ 後輪
4WD・AWD車
→ 車種によって異なるため取扱説明書を確認
4WDだから前輪、FFベース4WDだから前輪、と一律には判断できません。
自動車メーカーが指定する位置へ装着してください。
詳しくはこちら。
→ タイヤチェーンの装着位置|前輪・後輪どっち?4WDは?車種別データ有り
非金属チェーンの制限速度

非金属タイヤチェーンには制限速度があります。
例えば、カーメイトのバイアスロンシリーズは50km/h以下での走行が指定されています。
ただし、「50km/hまでなら常に出してよい」という意味ではありません。
また、自動車メーカーがチェーン装着時の速度を30km/h以下などに指定している車種もあります。
その場合は、車両とチェーンの指定速度の低い方を守ります。
詳しくはこちら。
→ タイヤチェーンの制限速度は?50km/h・30km/hの違いと注意点を解説
チェーン規制にも対応する?

クイックイージー、イージーフィット、イエティ スノーネットは、チェーン規制に対応する非金属タイヤチェーンです。
規制についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
→ チェーン規制は布製チェーンでも通れる?対応するタイヤチェーンの種類と注意点を解説
購入したら事前に装着練習する

「簡単装着」と書かれた非金属チェーンでも、初めて雪の中で取り付けるのは大変です。
購入後は、雪が降る前に一度取り付けてみてください。
確認したいのは、
- チェーンの表裏
- タイヤの裏側への回し方
- 接続部分
- 締め付け方法
- 取り外し方法
- 車両との干渉
です。
特にクイックイージーとイージーフィットでは締め付け方法が異なります。
購入した商品の取扱説明書や公式動画を一度確認しておくと、雪道で慌てにくくなります。
取り付けの簡単さを最優先したい方はこちらも参考にしてください。
→ 女性でも簡単に付けられるタイヤチェーンおすすめ3選|初心者向けの選び方と装着のコツ
非金属チェーンの口コミで見るポイント
商品を購入するときは、口コミの星の数だけでなく内容を確認しましょう。
特に参考になるのは次のポイントです。
取り付けやすさ
「簡単だった」という感想だけでなく、
- 力が必要だったか
- タイヤの裏側へ手を入れやすかったか
- 締め付けが簡単だったか
- 車を移動させる必要があったか
を見ると参考になります。
実際に装着した車種とタイヤ
同じ商品でも、車によって作業スペースが異なります。
自分と同じ車種・タイヤサイズで使用しているレビューがあれば参考になります。
ただし、口コミよりメーカーの最新適合表を優先してください。
収納サイズ
非金属チェーンは商品によってケースの大きさがかなり違います。
普段から車へ積んでおく場合は、収納性についての口コミも確認するとよいでしょう。
走行音や振動
「静か」という評価も、人によって感じ方が異なります。
通常のタイヤよりは振動や音が出るため、過度な期待はしない方がよいです。
よくある質問

非金属タイヤチェーンで一番おすすめは?
迷ったら、定番のバイアスロン クイックイージーから確認すると選びやすいです。
取り付けやすさを最優先するならイージーフィット、乗り心地や静粛性を重視するならイエティ スノーネットも候補です。
クイックイージーとイージーフィットはどっちがいい?
価格と実績を重視するならクイックイージー。
取り付け時の締め付け作業を簡単にしたいならイージーフィットが向いています。
詳しくはこちら。
→ バイアスロン・イージーフィットの特徴とクイックイージーの違いを比較!
非金属チェーンはスタッドレスタイヤにも使える?
適合する製品であれば使用できます。
ただし、サマータイヤとスタッドレスタイヤで適合品番が変わる場合があります。
実際に装着するタイヤのサイズと銘柄を確認してください。
非金属チェーンは50km/hまで走れる?
製品によって異なります。
バイアスロンシリーズは50km/h以下ですが、車両側でより低い速度が指定されている場合はそちらを守ります。
路面状況によってはさらに速度を落としてください。
4WDは前輪に付ける?
車種によって異なります。
4WD・AWD車は必ず車の取扱説明書を確認してください。
→ タイヤチェーンの装着位置|前輪・後輪どっち?4WDは?車種別データ有り
雪のない道路を走っても大丈夫?
できるだけ避けてください。
雪のない舗装路ではチェーンの摩耗が進みやすくなります。
雪がなくなったら、安全な場所で取り外すのが基本です。
クリアランスが狭い車でも使える?
商品と車種によります。
例えばイエティ スノーネットは20mmのクリアランスを案内していますが、すべての車に装着できるわけではありません。
ローダウン車やインチアップ車は特に注意してください。
→ タイヤチェーンに必要なクリアランスは?狭い車におすすめの商品と選び方
もっと簡単に装着できるものは?
軽さや装着の手軽さを最優先するなら、AutoSockやISSEなどの布製タイヤチェーンも選択肢です。
→ 布製タイヤチェーンおすすめ4選|オートソック・ISSEなどを比較!メリット・デメリットも解説
まとめ:迷ったらクイックイージーから比較
非金属タイヤチェーンは、以下のメリットがあります。
- 金属チェーンより振動や騒音を抑えやすい
- 取り付けやすい商品が多い
- 雪道・凍結路でグリップを確保しやすい
- チェーン規制にも対応できる商品がある
一方、
- 金属チェーンより価格が高め
- 収納ケースが大きい商品もある
- 車種によってはクリアランス不足で装着できない
- タイヤ銘柄によって適合が変わることがある
ため、購入前の適合確認が重要です。
迷った場合は、
定番・価格と性能のバランス
→ バイアスロン クイックイージー
取り付けやすさ
→ バイアスロン イージーフィット
乗り心地・静粛性
→ イエティ スノーネット
という選び方が分かりやすいです。
定番を選ぶなら
取り付けの簡単さを重視するなら
乗り心地を重視するなら
タイヤチェーンは、雪予報が出ると人気サイズから在庫が減ることがあります。
必要になってから探すのではなく、冬本番になる前にタイヤサイズと適合品番を確認しておくと安心です。
関連記事
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→ バイアスロン・イージーフィットの特徴とクイックイージーの違いを比較!
→ イエティ スノーネットの評判は?実際に使った感想・口コミを徹底レビュー
→ 布製タイヤチェーンおすすめ4選|オートソック・ISSEなどを比較!メリット・デメリットも解説
→ 女性でも簡単に付けられるタイヤチェーンおすすめ3選|初心者向けの選び方と装着のコツ

