「86の215/45R17に合うタイヤチェーンはどれ?」
「FRのスポーツカーでもタイヤチェーンを付けられる?」
このように迷っている方も多いのではないでしょうか。
トヨタ86(ZN6)はFR(後輪駆動)のため、タイヤチェーンは後輪に装着します。
また、215/45R17は一般的な乗用車よりタイヤ周辺のスペースに注意したいサイズです。
タイヤサイズだけで商品を選ばず、車種への適合やクリアランスまで確認することが重要です。
結論:86の215/45R17ならQE10Lが第一候補
トヨタ86(ZN6)の215/45R17でタイヤチェーンを選ぶなら、次の2商品が候補です。
| 商品 | タイプ | 215/45R17 | 特徴 | おすすめ |
|---|---|---|---|---|
| バイアスロン クイックイージー QE10L | 非金属 | ○ | 86 ZN6の車種別適合あり | ★★★★★ |
| AutoSock 645 | 布製 | ○ | 軽量・コンパクト | ★★★★☆ |
特におすすめなのは、カーメイト バイアスロン クイックイージー QE10Lです。
カーメイトでは、86 ZN6・215/45R17について、夏タイヤ・冬タイヤともQE10Lを適合品番として掲載しています。
一方、「雪道を走る機会は少ない」「できるだけコンパクトなものを車に積んでおきたい」という方なら、215/45R17に対応するAutoSock 645も候補です。
重要:86は後輪にチェーンを装着する

86はFR(後輪駆動)です。
タイヤチェーンは後ろの左右2輪へ装着します。
トヨタも86について、タイヤチェーンの装着位置を後輪と案内しています。
FF車のように前輪へ装着するわけではないため注意してください。
→ タイヤチェーンの装着位置|前輪・後輪どっち?4WDは?車種別データ有り
さらに重要:86「GR」はタイヤチェーン装着不可
ZN6の中でも、GRグレードは注意が必要です。
2017年9月~2021年9月生産車のトヨタ86取扱説明書では、通常モデルについて「後2輪にタイヤチェーンを取り付ける」としています。
一方、GRについては「タイヤとボディの隙間が狭いため、この車にはタイヤチェーンを装着できません」と明記されています。
そのため、86 ZN6だからすべてQE10Lを装着できると判断しないでください。
特にGRの場合は、タイヤサイズが対応している市販チェーンや布製チェーンであっても、自己判断で装着するのは避けてください。
この記事は、基本的にタイヤチェーン装着が認められているZN6の215/45R17車を対象にしています。
※GR SPORTとGRは別グレードです。年式・グレードによって仕様が異なるため、自分の車の取扱説明書を必ず確認してください。
1.86に一番おすすめ:クイックイージー QE10L

86 ZN6の215/45R17で最初に確認したいのが、カーメイトの「バイアスロン クイックイージー QE10L」です。
カーメイト公式の適合情報では、
トヨタ86
型式:ZN6
タイヤサイズ:215/45R17
について、夏タイヤ → QE10L、冬タイヤ → QE10Lと案内されています。
車種まで含めて適合が確認できるのは、購入するときの大きなメリットです。
クイックイージー QE10Lの特徴
- ジャッキアップ不要
- 車を移動させずに装着できる
- 高性能ポリウレタンエラストマーを採用
- 両輪合計108本のスパイクピン
- JASAA認定品
- チェーン規制対応
- 部分修理が可能
- 86 ZN6・215/45R17の車種別適合あり
クイックイージーは3カ所のクイックロックで締め付ける構造になっています。
タイヤの裏側へチェーンを回し込み、内側1カ所、外側2カ所を接続して固定します。
「布製よりしっかりしたチェーンを用意したい」
「チェーン規制や急な積雪に備えたい」
という86オーナーには、まずQE10Lから検討するのがおすすめです。
クイックイージーの適合確認や装着方法はこちらの記事でも詳しく紹介しています。
→ バイアスロン クイックイージー適合表の見方|サイズ確認・取り付け方法・選び方を解説
2.コンパクトさならAutoSock 645

「雪道を頻繁に走るわけではない」
「急な降雪への備えとしてトランクに積んでおきたい」
という方には、布製タイヤチェーンのAutoSockも候補です。
215/45R17にはAutoSock 645(ASK645などの表記で販売される商品)が設定されています。
AutoSockは特殊な繊維素材をタイヤへかぶせて使用する布製タイヤチェーンです。
AutoSockの特徴
- 軽量
- コンパクトに収納できる
- ジャッキアップ不要
- 金属チェーンより振動や騒音が少ない
- アルミホイールへ傷を付けにくい
- 自動的にセンタリングする
- チェーン規制に対応
装着方法もシンプルです。
タイヤ上部へAutoSockをかぶせる
↓
車をタイヤ半回転程度移動する
↓
残った部分へかぶせる
という流れで装着します。
多少位置がずれていても、走行すると自動的にセンタリングする構造です。
86ではクリアランス確認を忘れずに
AutoSockは薄い布製なので、クリアランスの少ない車で候補になりやすい商品です。
ただし、布製だから86なら必ず使えるというわけではありません。
車両メーカー側でタイヤチェーンの装着が禁止されている仕様には、自己判断で取り付けないでください。
また、
- ローダウン
- 車高調
- 社外ホイール
- ワイドタイヤ
- 純正と異なるインセット
などに変更している車は、純正状態よりクリアランスが少なくなっている可能性があります。
→ タイヤチェーンに必要なクリアランスは?狭い車におすすめの商品と選び方
布製チェーンを比較したい方はこちらも参考にしてください。
→ 布製タイヤチェーンおすすめ4選|オートソック・ISSEなどを比較!メリット・デメリットも解説
クイックイージーとAutoSockならどっち?
迷った場合は、使用目的で選ぶと分かりやすいです。
クイックイージー QE10Lがおすすめ
- 86への車種別適合を重視したい
- 雪道での性能を重視したい
- スタッドレスタイヤにも装着したい
- 繰り返し使用する可能性がある
- 非金属チェーンを選びたい
AutoSock 645がおすすめ
- 急な積雪への備えが中心
- コンパクトさを重視したい
- 取り付けやすさを重視したい
- トランクに常備したい
- 年に数回使うかどうかという程度
86 ZN6・215/45R17なら、本命はQE10L、緊急時の備えや収納性ならAutoSockという選び方が分かりやすいです。
86 ZN6のタイヤサイズ

初代トヨタ86の型式はZN6です。
トヨタの取扱説明書では、ZN6の生産期間を2012年3月から2021年9月まで確認できます。
2021年10月以降は2代目のGR86へ切り替わっています。
なお、初代トヨタ86 → ZN6、初代スバルBRZ → ZC6です。
2代目は、トヨタGR86 → ZN8、スバルBRZ → ZD8となります。
この記事は初代86・ZN6を対象にしています。
17インチ車は215/45R17
86 ZN6では、17インチ車に215/45R17が使用されています。
グレードや仕様によって、205/55R16、215/45R17などがあります。
また、オプションやカスタムによって純正とは異なるタイヤ・ホイールが装着されている場合もあります。
タイヤチェーン購入前には、必ず実車のタイヤ側面を確認してください。
タイヤ側面に、215/45R17と書かれていれば、この記事で紹介しているサイズです。
スタッドレスタイヤへチェーンを付ける場合は、夏タイヤではなく現在装着しているスタッドレスタイヤのサイズを確認してください。

86は後輪にタイヤチェーンを装着

86はFR(後輪駆動)です。
そのため、タイヤチェーンは後ろの左右2輪へ装着します。
トヨタ86の取扱説明書でも、「後2輪に取り付ける」と明記されています。
前輪だけへ取り付けるのではなく、メーカー指定どおり後輪へ装着してください。
86と同じFR車でも、車種によってタイヤチェーン装着可否や条件が異なるため、他車の情報をそのまま当てはめるのは避けましょう。
→ タイヤチェーンの装着位置|前輪・後輪どっち?4WDは?車種別データ有り
86はチェーン装着時30km/h以下
ここは特に重要です。
クイックイージーやAutoSockは、製品側では50km/h以下などの制限速度が設定されています。
しかし、86 ZN6の取扱説明書では、タイヤチェーン装着時について、
チェーンに定められた制限速度、または30km/hのどちらか低い方
を超えないよう指定されています。
つまり、86に50km/h以下のチェーンを装着しても、86では30km/h以下で走行します。
「クイックイージーが50km/h対応だから86でも50km/hまで走れる」という判断はしないでください。
さらに雪道では、30km/h以下でも路面状態に合わせて十分に速度を落とします。
- 急発進
- 急加速
- 急ブレーキ
- 急ハンドル
- 急激なエンジンブレーキ
も避けてください。
→ タイヤチェーンの制限速度は?50km/h・30km/hの違いと注意点を解説
86はクリアランスに注意

86は車高の低いスポーツカーです。
特にタイヤチェーンを購入するときは、タイヤと周辺部品のクリアランスを確認してください。
注意したいのは、
- インナーフェンダー
- サスペンション
- ブレーキホース
- ABS配線
- タイヤ上部
- タイヤ内側
です。
純正状態では適合するチェーンでも、カスタムによって装着できなくなる可能性があります。
特に注意したい86
- ローダウン車
- 車高調装着車
- 18インチ・19インチへインチアップした車
- 225幅以上のタイヤへ変更した車
- 社外ホイール装着車
- 純正と大きく異なるインセットのホイール
このような車は、タイヤサイズだけでチェーンを購入しないでください。
→ タイヤチェーンに必要なクリアランスは?狭い車におすすめの商品と選び方
ローダウンした86は布製なら大丈夫?

布製チェーンは金属・樹脂製チェーンより薄いため、クリアランスが少ない車で候補になりやすいです。
ただし、ローダウン車ならAutoSockを選べば必ず装着できるわけではありません。
車高を下げると、
- タイヤ上部
- フェンダー内側
- サスペンション側
との隙間が変化します。
また、ホイールのインセットやタイヤ幅を変更している場合も条件が変わります。
純正状態から変更している86は、実車でクリアランスを確認してください。
スタッドレスタイヤにもチェーンを付けられる?
適合していれば、スタッドレスタイヤへタイヤチェーンを装着できます。
カーメイトでは、ZN6の215/45R17について、夏タイヤ・冬タイヤともQE10Lを案内しています。
ただし、タイヤチェーン全般では、タイヤ銘柄によって実寸が異なり、適合品番が変わることがあります。
購入時は、
タイヤサイズ
↓
タイヤメーカー
↓
タイヤ銘柄
↓
車種別適合
まで確認すると安心です。
チェーン規制にも備えられる

大雪時に実施されるチェーン規制では、スタッドレスタイヤ装着車でもタイヤチェーンが必要です。
クイックイージーのようなJASAA認定の非金属チェーンだけでなく、AutoSockなどの布製タイヤチェーンも、条件を満たした製品はチェーン規制時に使用できます。
AutoSockも日本のチェーン規制への対応を案内しています。
→ チェーン規制は布製チェーンでも通れる?対応するタイヤチェーンの種類と注意点を解説
購入後は必ず装着練習する

タイヤチェーンを購入したら、雪が降るまで箱に入れたままにしない方がいいです。
特に86は車高が低いため、後輪まわりで作業すると、「思ったより手が入らない」「チェーンをタイヤ裏側へ回しにくい」と感じる可能性があります。
雪が降っていない日に一度、
- チェーンを取り出す
- 後輪へ取り付ける
- 接続部分を確認する
- 車体への干渉を確認する
- 取り外す
- ケースへ収納する
ところまで練習してください。
実際の雪道では、寒さや雪によって作業しにくくなります。
事前に一度経験しておくだけでも、必要になったときの作業がかなり分かりやすくなります。
よくある質問

86 ZN6の215/45R17にQE10Lは使える?
カーメイトでは、86 ZN6・215/45R17について、夏タイヤ・冬タイヤともQE10Lを案内しています。
ただし、車両が純正状態から変更されている場合はクリアランスを確認してください。
86のチェーンは前輪?後輪?
後輪です。
86はFRで、トヨタも後2輪への装着を指定しています。
→ タイヤチェーンの装着位置|前輪・後輪どっち?4WDは?車種別データ有り
前輪にもチェーンを付けた方がいい?
自己判断で前輪へ追加装着するのではなく、トヨタの指定に従ってください。
ZN6では後2輪への装着が指定されています。
GRグレードにもチェーンを付けられる?
ZN6のGRは、トヨタ取扱説明書でタイヤとボディの隙間が狭いためタイヤチェーン装着不可とされています。
タイヤサイズだけを見て市販チェーンを購入しないでください。
AutoSockならGRにも使える?
車両メーカーがタイヤチェーン装着不可としている車へ、布製だから大丈夫と自己判断するのは避けてください。
GRについてはトヨタ販売店や製品メーカーへ確認してください。
86のチェーン装着時は50km/hまで走れる?
86 ZN6では30km/h以下です。
正確には、チェーンメーカーの制限速度または30km/hの低い方を守ります。
16インチの86はQE10Lでいい?
タイヤサイズが異なるため、この記事の品番をそのまま購入しないでください。
16インチ車では205/55R16などが使用されているため、実際に装着しているタイヤサイズから適合品番を確認してください。
18インチへインチアップしていても使える?
この記事のQE10L・AutoSock 645は215/45R17を基準にしています。
18インチや19インチへ変更している場合は、現在のタイヤサイズに合う製品を選び直す必要があります。
さらにインチアップ車はクリアランスが変化している可能性があるため注意してください。
まとめ:86 ZN6ならQE10Lが選びやすい
トヨタ86 ZN6の215/45R17でタイヤチェーンを選ぶなら、まずクイックイージー QE10Lから確認するのがおすすめです。
カーメイトが86 ZN6・215/45R17について車種別適合を案内しているため、商品を選びやすいのがメリットです。
一方、「急な雪への備えとして積んでおきたい」「できるだけコンパクトに収納したい」という方は、AutoSock 645も候補になります。
選び方をまとめると、性能・適合確認重視
→ クイックイージー QE10L
軽さ・収納性・緊急用
→ AutoSock 645
ただし、86では次の点が特に重要です。
- チェーンは後2輪へ装着
- 215/45R17か実車で確認
- チェーン装着時は30km/h以下
- ローダウン・インチアップ車はクリアランス確認
- ZN6のGRはタイヤチェーン装着不可
購入前に、自分の86のグレード・タイヤサイズ・現在の車両状態を必ず確認してください。
雪の予報が出ると、215/45R17対応サイズも品薄になることがあります。
冬の高速道路や山間部を走る予定がある方は、早めに準備して一度装着練習をしておくと安心です。
86のスタッドレスを探している方はこちら


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