プリウス50系にタイヤチェーンを装着したいけれど、
「195/65R15に対応するチェーンはどれ?」
「夏タイヤとスタッドレスタイヤで品番が違うの?」
「FFとE-Fourでは、どこにチェーンを付ければいい?」
と迷う方も多いのではないでしょうか。
ただし、タイヤチェーンは「195/65R15」というサイズだけを見て選べばよいわけではありません。
特にカーメイトのクイックイージーは、夏タイヤとスタッドレスタイヤで適合品番が異なるため注意が必要です。
この記事では、プリウス50系の15インチ(195/65R15)に使えるタイヤチェーンと、購入前に確認したいポイントを分かりやすく紹介します。
結論:プリウス50系の195/65R15ならクイックイージーが第一候補

プリウス50系の195/65R15で、取り付けやすさと雪道性能のバランスを重視するなら、カーメイト「バイアスロン クイックイージー」が第一候補です。
ただし、重要なのが品番です。
| 装着するタイヤ | サイズ | クイックイージー |
|---|---|---|
| 夏タイヤ | 195/65R15 | QE10 |
| スタッドレスタイヤ | 195/65R15 | QE10L |
同じ195/65R15でも、夏タイヤはQE10、スタッドレスタイヤはQE10Lです。
カーメイト公式の適合表でも、195/65R15について普通タイヤはQE10、スタッドレスタイヤはQE10Lと案内されています。
購入時に「195/65R15だからQE10」とだけ覚えていると、スタッドレスタイヤ用を間違える可能性があるので注意してください。
クイックイージーをおすすめする理由
プリウス50系にクイックイージーをおすすめする主な理由は3つあります。
1.ジャッキアップ・車両移動が不要
クイックイージーは、ジャッキアップせず、車を動かさずに装着できます。
タイヤの裏側へ本体を回し込み、3か所のクイックロックを締めて装着する構造です。
雪が積もった道路脇などで装着することを考えると、車を前後に移動させなくてよいのは大きなメリットです。
2.JASAA認定の非金属チェーン
バイアスロンシリーズは、一般財団法人日本自動車交通安全用品協会(JASAA)の安全性能基準をクリアした認定品です。
非金属チェーンを選ぶ際に、性能面の判断材料のひとつになります。
3.夏タイヤ・冬タイヤそれぞれに適合品番が明確
195/65R15では、
- 夏タイヤ:QE10
- スタッドレス:QE10L
と公式適合が明確です。
ただし、タイヤメーカーや銘柄によって外寸が異なる場合があるため、購入前には最新のメーカー適合表も確認してください。
→ クイックイージー QE10を確認する
→ クイックイージー QE10Lを確認する
※純正以外のホイール、ローダウン車、タイヤサイズを変更している車は、タイヤハウスのクリアランスも確認してください。
プリウス50系とは?

プリウス50系は、2015年12月から2022年12月まで販売された4代目プリウスです。
型式には主に、
- ZVW50
- ZVW51
- ZVW55(E-Four)
があります。
トヨタの取扱説明書も、2015年12月~2018年11月、2018年12月~2022年12月の50系プリウスとして公開されています。
この記事では、この4代目プリウスの15インチ車を対象にしています。
プリウス50系のタイヤサイズ

プリウス50系では、主に次のタイヤサイズが使用されています。
| ホイール | タイヤサイズ | 主な仕様 |
|---|---|---|
| 15インチ | 195/65R15 | 標準グレードなど |
| 17インチ | 215/45R17 | ツーリングセレクションなど |
後期モデルでは、Aプレミアム・A・S・Eなどに195/65R15、各ツーリングセレクションに215/45R17が設定されています。
年式やグレードによって異なるため、チェーンを購入するときはグレード名だけで判断せず、現在装着しているタイヤ側面を確認してください。
タイヤ側面に、195/65R15と書かれていれば、この記事の対象サイズです。
※この記事では195/65R15のみを扱います。215/45R17は対応する17インチ用チェーンを選んでください。
プリウス50系におすすめのタイヤチェーン3選

195/65R15で候補になるのは、主に次の3タイプです。
1.バイアスロン クイックイージー
最もおすすめしやすいのが、カーメイトの非金属チェーン「バイアスロン クイックイージー」です。
195/65R15の場合は、
- 夏タイヤ:QE10
- スタッドレス:QE10L
となります。
特徴は、
- ジャッキアップ不要
- 車両移動不要
- JASAA認定
- スパイクピンを装備
- 金属チェーンより振動を抑えやすい
ことです。
「雪道で初めてチェーンを取り付ける」という方にも候補にしやすい製品です。
おすすめ度:★★★★★
→ クイックイージー QE10を確認する
→ クイックイージー QE10Lを確認する
2.オートソック

「できるだけ簡単に装着したい」という方には、布製タイヤチェーンのオートソックも候補です。
195/65R15に対応する商品として、HP645/ASK645などが流通しています。購入時は販売店やメーカーの最新適合表で品番を確認してください。
オートソックのメリットは、
- 軽量
- コンパクト
- 工具不要
- タイヤにかぶせて装着できる
- 車に常備しやすい
ことです。
一方、布製チェーンは乾燥したアスファルトを長く走ると摩耗しやすいため、雪道や凍結路を抜けたら早めに取り外します。
年に数回の急な降雪への備えとして車に積んでおきたい方に向いています。
おすすめ度:★★★★☆
3.ISSEスノーソックス

もうひとつの布製チェーン候補が、ISSE(イッセ)スノーソックスです。
ISSEは複数のモデルがあり、使用頻度や予算に合わせて選べます。
装着に工具は不要で、タイヤにかぶせて使用します。
ただし、195/65R15には重要な注意点があります。
ISSE公式では、スタッドレスタイヤにも基本的にサイズ検索結果の製品を使用できますが、195/65R15のスタッドレスタイヤについては1サイズ上を推奨しています。
そのため、「195/65R15だから、このサイズで間違いない」と通販サイトだけを見て購入せず、夏タイヤかスタッドレスかも含めて公式サイズ検索を確認してください。
おすすめ度:★★★★☆
金属チェーンという選択肢もある

価格を抑えたい場合や、雪道でのグリップ性能を重視する場合は金属チェーンも候補になります。
金属チェーンの主なメリットは、
- 比較的安価
- 雪や氷に食い込みやすい
- 商品によっては耐久性が高い
ことです。
一方、
- 振動や音が大きい
- 商品によって装着に手間がかかる
- タイヤ周辺のクリアランスを確認する必要がある
というデメリットがあります。
プリウス50系に装着する場合も、195/65R15というサイズだけではなく、車種への適合と必要なクリアランスを確認してください。
プリウス50系のタイヤチェーンはどこに装着する?

FF車のプリウスは、タイヤチェーンを前輪2輪に装着します。
JAFも前輪駆動のプリウスを使ったテストで、正しい装着位置を前輪(駆動輪)としています。
後輪へ誤ってチェーンを装着した場合、登坂できなかったり、旋回時に外側へ大きく膨らんだり、制動距離が約7m延びる結果となっています。
タイヤチェーンは、左右片側だけではなく2輪に装着してください。
E-Fourは?
プリウス50系にはE-Four(4WD)のZVW55もあります。
4WD車は車種によってチェーン装着位置が異なるため、一般的な「4WDだから4輪」「4WDだから前輪」という判断は避け、車両の取扱説明書を確認してください。
FFベースの4WDでは前輪側へ装着するケースがありますが、最終的には車両メーカーの指定を優先します。
タイヤチェーンを購入するときの注意点

プリウス50系のチェーン選びでは、次の4点を確認してください。
1.現在のタイヤサイズ
最も重要なのは、実際に装着しているタイヤサイズです。
この記事で紹介しているのは、195/65R15です。
インチアップ・インチダウンをしている車や中古車では、純正とは異なるサイズが装着されていることがあります。
必ずタイヤ側面を確認してください。

2.夏タイヤかスタッドレスか
同じ195/65R15でも、タイヤの外寸は銘柄や種類によって異なる場合があります。
クイックイージーでは、
- 夏:QE10
- スタッドレス:QE10L
と品番そのものが変わります。
ここは特に注意してください。
3.タイヤ周辺のクリアランス
タイヤチェーンを装着すると、タイヤの外側だけでなく内側にも厚みが増えます。
次のような車は特に確認が必要です。
- 社外ホイール装着車
- インチアップ車
- ローダウン車
- スペーサー装着車
- 純正より幅の広いホイールを装着している車
カーメイトも、純正タイヤ・純正ホイール以外の場合はクリアランス条件を確認するよう案内しています。
4.チェーン装着時の速度
チェーンを装着した状態では高速走行できません。
例えばクイックイージーは、50km/h以上で走行すると製品や車両が破損する可能性があると案内されています。
商品によって制限速度は異なるため、必ず取扱説明書を確認してください。
クイックイージーの取り付け方法

クイックイージーは、車を移動させずに装着できるのが特徴です。
基本的な流れは、
- チェーンをタイヤの裏側へ回す
- 本体をタイヤに沿わせる
- 3か所のクイックロックを固定する
- EASYハンドルで締め付ける
- 装着状態を確認する
という形です。
ジャッキアップも必要ありません。
ただし、雪が降ってから初めて取り付けるのではなく、購入後に一度テスト装着しておくことをおすすめします。
カーメイトも使用前のテスト装着を案内しています。
布製チェーンの取り付け方法

オートソックやISSEなどの布製チェーンは、タイヤにかぶせて装着します。
一般的には、
- タイヤ上部から布製チェーンをかぶせる
- タイヤの裏側まで整える
- 車をタイヤ半回転程度移動する
- 残っている部分をかぶせる
- ゆっくり走行して位置を整える
という流れです。
クイックイージーと違い、布製チェーンは装着途中で車を少し移動させるのがポイントです。
工具は不要なので、携行用としては非常に使いやすいタイプです。
よくある質問

Q1.195/65R15ならQE10を買えばいい?
夏タイヤならQE10ですが、スタッドレスタイヤはQE10Lです。
同じ195/65R15でも品番が異なります。
Q2.QE10とQE10Lを間違えるとどうなる?
正しく装着できない可能性があります。
走行中の外れや車両への接触につながるおそれもあるため、適合表に記載された品番を使用してください。
Q3.プリウス50系のFF車はどこにチェーンを付ける?
前輪2輪に装着します。
FF車は前輪が駆動輪です。
Q4.E-Fourも前輪?
4WD車は、車種によってメーカー指定が異なります。
プリウスE-Fourも、使用前に車両の取扱説明書で指定された装着位置を確認してください。
Q5.スタッドレスでもチェーンは必要?
通常の雪道ではスタッドレスタイヤだけで走行できることもありますが、大雪時の「チェーン規制」ではスタッドレスタイヤ装着車もチェーンが必要になります。
降雪地域や山間部、高速道路を走る機会がある方は、スタッドレスタイヤに加えて適合するチェーンを車に積んでおくと安心です。
Q6.17インチの215/45R17にもQE10を使える?
タイヤチェーンはタイヤサイズごとに適合確認が必要です。
この記事は15インチの195/65R15専用です。
215/45R17を装着している場合は、17インチ用の適合品番を確認してください。
まとめ|プリウス50系195/65R15は夏・冬の品番違いに注意

プリウス50系の15インチ車には、195/65R15が使用されています。
このサイズでタイヤチェーンを選ぶなら、第一候補は非金属チェーンの「バイアスロン クイックイージー」です。
ただし、最も重要なのが、
- 夏タイヤ195/65R15:QE10
- スタッドレス195/65R15:QE10L
という違いです。
同じタイヤサイズでも、装着するタイヤによって品番が変わります。
取り付けの手軽さを重視するなら、
- オートソック
- ISSEスノーソックス
などの布製チェーンも候補です。
ただし、ISSEでは195/65R15のスタッドレスタイヤに対して1サイズ上を推奨しているため、購入前に公式適合検索を確認してください。
プリウス50系のチェーンを購入するときは、タイヤサイズ → 夏・冬タイヤの種類 → 適合品番 → 装着位置 → クリアランスの順番で確認すると失敗しにくいです。
急な大雪やチェーン規制に備えて、自分のプリウスに合ったチェーンを事前に準備しておきましょう。
プリウスのスタッドレスはこちら

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