ブリザックVRX3とアイスガード7はどっち?型落ち価格・性能・選び方を比較

スタッドレスタイヤは燃費に影響する?

「ブリザックVRX3とアイスガード7、結局どっちを買えばいい?」

スタッドレスタイヤを探していると、比較候補になりやすいのがブリヂストンのBLIZZAK VRX3と、ヨコハマタイヤのiceGUARD 7(IG70)です。

どちらも2021年に登場したプレミアムスタッドレスですが、2025年には後継となるBLIZZAK WZ-1iceGUARD 8が発売されました。

そのため2026年は、最新モデルより価格を抑えて高性能スタッドレスを購入したい方にとって、VRX3とiceGUARD 7が面白い選択肢になっています。

私はタイヤショップで約10年間、タイヤやホイールの販売・交換に携わってきました。

その経験も踏まえて先に結論を言うと、私なら価格差が小さければVRX3を選びます。

ただし、iceGUARD 7がかなり安く買えるなら話は別です。

この記事では、カタログスペックを並べるだけではなく、実際に自分が買うならどちらを選ぶかという視点でVRX3とiceGUARD 7を比較します。

目次

結論|私なら価格差が小さければVRX3を選ぶ

VRX3

2026年にVRX3とiceGUARD 7の2本から選ぶなら、私は次のように判断します。

選び方私なら選ぶタイヤ
価格差が小さいVRX3
持ちを重視したいVRX3
長く使ったときの効き持ちを重視VRX3
BLIZZAKを使い慣れているVRX3
iceGUARD 7が明確に安いiceGUARD 7
iceGUARDを使い慣れているiceGUARD 7
購入価格を最優先安い方を比較
WZ-1・iceGUARD 8との差が小さい最新モデルも比較

迷っている方に1本選ぶなら、私はVRX3です。

特に重視したいのが「持ち」です。

ここでいう持ちとは、単純に何km走れるかだけではありません。

摩耗しにくさ、ゴムの柔らかさの維持、シーズンを重ねたときの効き持ちまで含めた意味です。

VRX3は従来のVRX2に対して摩耗ライフを17%向上させ、さらにゴムの柔らかさを維持する「ロングステイブルポリマー」を採用しています。

もちろん、この数字だけで「iceGUARD 7より17%長持ちする」という意味ではありません。

両メーカーの比較試験ではないからです。

それでも、数シーズン使うことを前提に私が自分のお金で買うならVRX3を選びます。

一方、iceGUARD 7がVRX3よりかなり安いなら、無理にVRX3へこだわる必要はないと思っています。

IG70も2021年当時のヨコハマ最高峰モデルで、氷上・雪上・性能持続性を考えて作られたタイヤです。

つまり、私の結論はシンプルです。

性能と持ちを優先するならVRX3。
価格差が大きいならiceGUARD 7。

この基準で選べば分かりやすいです。

VRX3とiceGUARD 7の価格を確認

まずは自分のタイヤサイズで4本総額を比較してください。

BLIZZAK VRX3

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iceGUARD 7

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※表示商品とご自身のタイヤサイズが一致しているか、購入前に必ず確認してください。

氷上性能|どちらも強いが数字だけで勝敗は決められない

スタッドレス選びで最も気になるのが、凍結路での性能です。

VRX3の氷上性能

VRX3には「フレキシブル発泡ゴム」が採用されています。

氷の上では、タイヤと路面の間にできる水膜が滑る原因のひとつになります。

VRX3は発泡ゴムやトレッド表面のマイクロテクスチャーによって水膜へ対応し、氷との接地を高める設計です。

ブリヂストンは従来のVRX2との比較で、氷上ブレーキ性能20%向上を公表しています。

VRX3は氷上性能だけでなく、使い込んだときの性能低下を抑えることも重視しています。

iceGUARD 7の氷上性能

iceGUARD 7には「ウルトラ吸水ゴム」が採用されています。

新マイクロ吸水バルーンやエッジ効果を利用し、氷上の水膜へ対応する考え方です。

ヨコハマタイヤは従来のiceGUARD 6(iG60)との比較で、次の改善を公表しています。

  • 氷上制動性能14%向上
  • 氷上加速性能15%向上
  • 氷上旋回性能7%向上

こちらも氷上性能にかなり力を入れて作られています。

VRX3の20%とIG70の14%を比べてはいけない

ここは間違えやすいところです。

VRX3の20%はVRX2との比較。iceGUARD 7の14%はiG60との比較です。

車両、タイヤサイズ、路面、気温など試験条件が違うため、「20%のVRX3が14%のIG70より上」とは言えません。

これはタイヤショップで商品を比較するときにも重要なポイントです。

カタログの改善率は、基本的にそのメーカーの旧モデルからどれだけ進化したかを見る数字として考えます。

では氷上重視なら私はどちらを選ぶ?

価格差が小さければ、私はVRX3を選びます。

ただし「公式データでVRX3がIG70より氷上性能で上だから」という理由ではありません。

長く履くことまで考えたとき、VRX3が氷上性能だけでなく、摩耗ライフと効き持ちまでセットで強く打ち出している点を評価するからです。

スタッドレスは新品時だけ使うものではありません。3シーズン目まで考えて選ぶなら、私はそこを重視します。

同条件ではありませんが、2つのタイヤを氷上で体験したところ、IG70が思った以上にグリップしました。2つの氷上性能の差は甲乙つけ難いです。

雪上性能|どちらか一方が圧倒的という差では選ばない

SUVのスタッドレス

雪上性能についても、VRX3とiceGUARD 7はそれぞれ積雪路を想定したパターン設計になっています。

iceGUARD 7は従来のiG60から雪上制動性能も改善されています。

VRX3も雪をつかむブロックや溝を配置し、雪上を含めた冬道全般での性能を考えています。

ただし、両製品を同条件で比較したメーカー公式データはありません。

そのため私は、雪上性能だけを理由にVRX3とIG70を決めることはしません。

雪上を走るのであれば、どちらを選ぶか以上に条件も重要だからです。

  • 残り溝
  • プラットホーム
  • ゴムの状態
  • 適正空気圧

新品同士なら、雪上性能だけで悩み続けるより、価格と持ちで決めた方が現実的だと思います。

私なら「持ち」でVRX3を選ぶ

VRX3

この2本を比較するとき、私が一番差をつけて考えるのがここです。

持ちを重視するなら、私はVRX3を選びます。

VRX3は摩耗ライフ17%向上

VRX3はVRX2に対して、摩耗ライフを17%向上させています。

新しいトレッドパターンによって接地圧を均一化し、局所的な摩耗を抑える設計です。

タイヤは一部分だけ早く減ってしまうと、残り溝があっても使いにくくなります。

均一に減らすという考え方は、長く使いたい場合に重要です。

ゴムの柔らかさを維持する設計

VRX3には「ロングステイブルポリマー」が配合されています。

経年によって抜けにくいポリマーを使うことで、ゴムの柔らかさを維持しやすくしています。

スタッドレスの場合、「溝が残っている=新品時と同じように効く」ではありません。

ゴムが硬くなれば、特に凍結路での性能に影響します。

そのため私は、摩耗ライフだけではなく、効き持ちまで考えて作られていることを評価しています。

iceGUARD 7も「永く効く」を重視している

IG70

もちろん、iceGUARD 7が長持ちしないという意味ではありません。

iceGUARDシリーズも以前から「永く効く」を重要なテーマにしています。

IG70にはオレンジオイルSなどが採用され、ゴムのしなやかさを維持する設計です。

メーカーの劣化促進試験でも、長期間使用した状態を想定した性能持続性が示されています。

ですから、「VRX3は長持ち、IG70はすぐダメになる」という比較ではありません。

そのうえで私自身が、数シーズン使うタイヤとして1本選ぶならVRX3という判断です。

これがカタログ比較ではなく、私の選び方です。

静粛性|ここだけで決める必要はない

ハンドリング

VRX3もiceGUARD 7も、スタッドレスタイヤとして静粛性を考えたモデルです。

ただし、ロードノイズは、以下の条件でもかなり変わります。

  • 車種
  • タイヤサイズ
  • 空気圧
  • 路面
  • 摩耗状態

そのため私は、「IG70の方が必ず静か」「VRX3の方が必ず静か」とは考えません。

静粛性を最優先する特殊な条件でなければ、持ち・価格・氷上性能を先に見ます。

ドライ・ウェット性能はどう?

雨の日の走行

冬の間、毎日雪が積もっている地域ばかりではありません。

乾燥路や雨の高速道路を走る日もあります。

VRX3とiceGUARD 7は、どちらも雪・氷だけに特化したタイヤではなく、冬期間のドライ・ウェット路面も考えて設計されています。

この部分についても、私は一方を明確に上とはしません。

街乗りや高速道路での使い方を重視する場合でも、両モデルなら価格差を見て決める範囲だと思います。

2026年なら価格差が重要

2026年はVRX3とiceGUARD 7の選び方が以前とは少し変わっています。

理由は、すでに後継モデルが登場しているからです。

  • VRX3 → BLIZZAK WZ-1
  • iceGUARD 7 → iceGUARD 8

旧モデル同士を比較する場合は、性能差を細かく悩むより実売価格を見ることが非常に重要です。

私なら、次の順番で確認します。

  1. VRX3の4本価格
  2. iceGUARD 7の4本価格
  3. WZ-1の4本価格
  4. iceGUARD 8の4本価格

例えばVRX3とWZ-1の差がほとんどないなら、わざわざVRX3を選ぶ理由は薄くなります。

逆にVRX3がWZ-1より大きく安くなっているなら、VRX3の魅力は一気に高くなります。

iceGUARD 7も同じで、IG80より大幅に安ければ、旧モデルを選ぶメリットがあります。

VRX3とWZ-1の価格差が小さい場合は、性能が進化したWZ-1も比較してください。

▼ BLIZZAK WZ-1とVRX3の違いはこちら

iceGUARD 7とiceGUARD 8の価格差が小さい場合はこちら。

VRX3とIG70の価格差はいくらまでならVRX3?

ここは明確な正解があるわけではありませんが、私ならこう考えます。

数千円程度の差ならVRX3を選びます。

4本購入して数シーズン使うことを考えれば、それくらいの差なら持ちを優先したいからです。

一方で、iceGUARD 7が4本総額で明確に安ければ、IG70を選ぶのも十分ありです。

特に、「できるだけ購入費用を抑えたい」という目的なら、無理に高い方を選ぶ必要はありません。

重要なのは、1本価格ではなく4本総額です。

さらに、以下の部分まで含めて比較してください。

  • 送料
  • タイヤ交換費用
  • バランス調整
  • バルブ
  • 廃タイヤ処分

VRX3とiceGUARD 7の価格を比較

2026年は在庫や製造年によって価格差が大きくなることがありますので、同じサイズで比較してください。

ECサイトで価格を比較するときは、タイヤ4本の価格だけでなく、送料や交換費用まで含めた総額を確認してください。

また、旧モデルは在庫状況や製造年によって価格差が大きくなるため、VRX3とiceGUARD 7を同じタイヤサイズで比較するのがおすすめです。

BLIZZAK VRX3

iceGUARD 7

こんな人ならVRX3を選ぶ

私なら次の条件が多いほどVRX3を選びます。

  • 数シーズン使う予定
  • 持ちを重視したい
  • 摩耗ライフも気になる
  • シーズンを重ねたときの効き持ちも重視したい
  • BLIZZAKを使っていて不満がない
  • IG70との価格差が小さい
  • WZ-1ほど予算をかけたくない

特に、「少し高くても長く使いたい」という方にはVRX3をすすめやすいです。

こんな人ならiceGUARD 7を選ぶ

次の条件なら、私もiceGUARD 7を選択肢に入れます。

  • VRX3より明確に安い
  • 購入費用を抑えたい
  • iceGUARDシリーズを使っていて不満がない
  • IG80ほど予算をかけたくない
  • 希望サイズでIG70の在庫条件がいい

iceGUARD 7も元々はヨコハマのプレミアムスタッドレスです。

安くなっているから性能の低いタイヤというわけではありません。

旧モデルになったことで価格メリットが出ているなら、そこを利用する買い方はありです。

最新のWZ-1・iceGUARD 8を選んだ方がいい場合

2026年に旧モデルを選ぶなら、必ず後継との価格差も見てください。

例えば、

VRX3 4本:○万円
WZ-1 4本:+数千円

という状態なら、私はWZ-1もかなり真剣に考えます。

iceGUARD 7とiceGUARD 8も同じです。

旧モデルは安く買えるから価値があるのであって、価格差がなければ新型の方が魅力的になります。

VRX3とiceGUARD 7の比較表

最後に、選ぶためのポイントだけ整理します。

比較VRX3iceGUARD 7
発売2021年2021年
氷上性能VRX2比で氷上ブレーキ20%向上iG60比で氷上制動14%向上
摩耗VRX2比で摩耗ライフ17%向上性能持続を重視
効き持ちロングステイブルポリマーオレンジオイルSなど
後継WZ-1iceGUARD 8
私が持ちで選ぶなら◎ VRX3
価格重視安ければ◎
2026年の買い方WZ-1との価格差を見るIG80との価格差を見る

メーカー間の性能を数値で直接比較した表ではありません。

最後の「私が持ちで選ぶなら」は、メーカー公表値だけでなく、タイヤショップでタイヤを扱ってきた経験を踏まえた私自身の購入判断です。

よくある質問

よくある質問

VRX3とiceGUARD 7、結局どっちがおすすめ?

私ならVRX3を選びます。

特に持ちを重視するならVRX3です。

ただし、iceGUARD 7がかなり安く購入できる場合は、IG70を選ぶ価値があります。

氷上性能はVRX3の方が上?

両タイヤを同条件で直接比較したメーカー公式データがないため、断定はできません。

VRX3の氷上ブレーキ20%向上とIG70の14%向上は、それぞれ別の旧モデルとの比較です。

そのため数字をそのまま比較しないでください。

長持ちするのはどっち?

メーカー横断で「何km長持ちする」と比較できるデータはありません。

ただ、私なら持ちを重視して選ぶ場合はVRX3です。

VRX3は摩耗ライフの向上と、ゴムの柔らかさを維持する効き持ちの両方を明確に打ち出しているためです。

VRX3は旧モデルだけど買って大丈夫?

2026年現在はWZ-1が上位モデルですが、VRX3自体が急に性能の低いタイヤになったわけではありません。

WZ-1との価格差が大きければ、VRX3は十分比較候補です。

iceGUARD 7は旧モデルだからやめた方がいい?

その必要はありません。

IG70も元々はヨコハマのプレミアムモデルです。

iceGUARD 8との価格差が大きく、IG70を安く購入できるなら選択肢になります。

中古のVRX3・IG70でもいい?

中古スタッドレスは慎重に判断してください。

製造年と残り溝だけでは分かりません。

プラットホーム、ゴムの硬化、ひび割れ、偏摩耗、保管状態なども確認する必要があります。

状態を判断できない場合は、新品を選ぶ方が安心です。

まとめ|私は持ちを重視してVRX3を選ぶ

VRX3とiceGUARD 7は、どちらも2021年に登場したプレミアムスタッドレスです。

2026年現在はWZ-1とiceGUARD 8という後継モデルがありますが、旧モデルが安く購入できるならまだ魅力があります。

そのうえで、私がVRX3とiceGUARD 7の2本から選ぶならVRX3です。

特に理由として大きいのが持ちです。

VRX3は摩耗ライフだけでなく、シーズンを重ねたときの効き持ちまで考えて設計されています。

タイヤショップで約10年間タイヤを扱ってきた経験から考えても、数シーズン使用するスタッドレスなら、この部分を私は重視します。

ただし、iceGUARD 7が大きく安いなら話は変わります。

私の選び方をまとめると、

  • VRX3が向いている人:予算に少し余裕があり、3〜4シーズン安心して使い倒したい人
  • iceGUARD 7が向いている人:とにかく購入初期費用を抑えたい、またはヨコハマの効き味に慣れている人
  • 最新モデルとの価格差が小さい → WZ-1・IG80も比較です。

スタッドレスタイヤはカタログの数字だけで決めるものではありません。

自分ならその価格差を払ってどちらを履きたいか。

そこまで考えると、VRX3とiceGUARD 7のどちらを選ぶべきか判断しやすくなります。

最新モデルも比較したい方

BLIZZAK WZ-1の特徴・価格を見る

iceGUARD 8(IG80)の特徴・価格を見る

最新モデルも気になる方

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