【保存版】スタッドレス用ホイールナットの選び方｜サイズ・形状・メーカー別早見表付き

2025年6月29日

冬の運転に欠かせない「スタッドレスタイヤ」。

ネット通販でスタッドレス＋ホイールセットを購入する方も増えていますが、意外と見落とされがちなのが「ホイールナットの選び方」です。

実は、純正ナットがそのまま使えないことも多く、合わないナットを使うと危険なことも…。

この記事では、スタッドレスタイヤを購入する前に知っておきたい「ホイールナットの選び方」を、メーカー別にわかりやすく解説します。

スタッドレス用ホイールナットはなぜ重要？

スタッドレスのホイールセットを選ぶ際、多くの人は「タイヤの性能」や「ホイールのデザイン」に注目しがちです。

しかし、ホイールナットの形状やサイズが車と合っていなければ、取り付けすらできない可能性もあります。

ホイールナットは、見た目以上に重要な部品。走行中の安全性を左右するパーツです。

ここでは、なぜスタッドレス用ホイールナットが重要なのかを解説します。

スタッドレスタイヤと同時に購入する「社外ホイール」は、見た目も機能性もさまざま。

しかし、純正ナットが社外ホイールに合わないケースがあるのをご存じでしょうか？

例えば、トヨタ車は純正で「平座ナット」を使っていますが、社外ホイールでは「テーパー座」が基本です。

このまま純正ナットを使うと、しっかり締まらず、走行中に外れてしまう可能性もあります。

ホイールナットを選ぶ際には、ただサイズが合えばいいというわけではありません。

ネジ径やピッチ、座面の形状、そしてナットそのものの長さやデザインも重要なチェックポイントです。

ここでは、初めての方でも迷わず選べるよう、3つの大切なポイントに分けて解説します。

ホイールナットには「ネジの直径」と「ネジ山の間隔（ピッチ）」「HEX」があります。

車によって違うので、必ず自分の車に合ったサイズを選びましょう。

HEXは六角ソケット部のサイズで21mm、19mmが一般的です。

ホイールと接する部分（ナットの座面）には種類があります。

社外ホイールは基本的に「テーパー座」に対応しているので、純正が「平座」や「球面座」の場合は別途テーパーナットを購入しましょう。

ホイールのデザインによっては「ロングナット」や「袋ナット」が必要になることもあります。

軽自動車やコンパクトカーには、長さの短いショートタイプが使われることもあります。

普通乗用車には、ショートタイプは底付きして装着できないため、長さにも注意してください。

また、盗難防止のために「ロックナット付きセット」もおすすめです。

スタッドレスタイヤを装着するために、ナット選びは車種によって変わります。

メーカーごとに「ネジ径」や「座面の形状」が異なるため、ご自身の車に合ったナットを選ぶことがトラブル防止の第一歩です。

以下の表では、主要国産メーカーのナット仕様と、詳しく解説した関連記事へのリンクを掲載しています。