WINTER MAXX SJ8+とBLIZZAK DM-V3はどっち?SUV用スタッドレスを比較

WINTER MAXX SJ8+とBLIZZAK DM-V3はどっち?SUV用スタッドレスを比較

「SUV用スタッドレスタイヤは、SJ8+とDM-V3のどっちがいい?」

「雪道や凍結路ではどちらが安心?」

「価格差を考えると、どちらを選ぶべき?」

SUV用スタッドレスタイヤを探していると、候補に挙がりやすいのがダンロップのWINTER MAXX SJ8+と、ブリヂストンのBLIZZAK DM-V3です。

どちらもSUV向けに開発されたスタッドレスタイヤですが、得意とする部分や価格帯には違いがあります。

さらに2026年は、DM-V3の後継となるBLIZZAK ICEPEAK(ブリザック アイスピーク)が9月1日に発売予定です。

ICEPEAKはDM-V3から氷上性能・雪上性能・摩耗ライフをさらに高めた、新しいSUV・高荷重車向けモデルです。

そのため、2026年に購入するなら、次の3つの選択肢があります。

  • SJ8+を価格重視で選ぶ
  • DM-V3を在庫価格と性能のバランスで選ぶ
  • 最新モデルのICEPEAKも比較する

この記事では、WINTER MAXX SJ8+とBLIZZAK DM-V3の違いを整理し、どちらを選べばいいのかを分かりやすく紹介します。

目次

結論|雪上・価格ならSJ8+、ウェット・摩耗ライフならDM-V3

最初に両モデルの違いをまとめると、次のようになります。

比較項目WINTER MAXX SJ8+BLIZZAK DM-V3
メーカーダンロップブリヂストン
発売2021年2019年
対象SUVSUV・4×4
氷上性能SJ8から大幅向上DM-V2から向上
雪上性能深雪を意識したSUV専用設計SUV専用パターン
ウェットバランス型DM-V2比6%短縮
摩耗ライフSUV用としてバランス型DM-V2比25%向上
価格比較的狙いやすいSJ8+より高い場合あり
2026年の位置づけダンロップSUV用モデル後継ICEPEAK発売予定

選び方を簡単にまとめると、SJ8+は次のような方に向いています。

  • 雪の多い地域を走る
  • 山道や深雪を走ることが多い
  • SUV専用設計を重視する
  • できるだけ購入価格を抑えたい

DM-V3は次のような方に向いています。

  • 氷雪路だけでなく濡れた路面も走る
  • 摩耗ライフも重視したい
  • ブリザックを選びたい
  • ICEPEAK登場前後の価格差を見て選びたい

2026年秋に新品を購入するなら、DM-V3だけでなくICEPEAKの価格も確認してから決めるのがおすすめです。

WINTER MAXX SJ8+とは?

ウインターマックスSJ8+

WINTER MAXX SJ8+は、2021年8月に発売されたダンロップのSUV用スタッドレスタイヤです。

SJ8+は、従来のWINTER MAXX SJ8をベースに、乗用車用WINTER MAXX 03で採用されたナノ凹凸ゴムの技術を取り入れています。

主な特徴はこちらです。

  • ナノ凹凸ゴム
  • SUV専用パターン
  • 深雪での走破性
  • SUV特有のふらつきを考慮した設計
  • 氷上性能をSJ8から向上

メーカー比較では、従来のSJ8に対して次の性能向上が示されています。

  • 氷上ブレーキ性能:14%向上
  • 氷上コーナリング性能:11%向上

凍結路だけでなく、積雪した山道や深雪での走行も意識したSUV用スタッドレスです。

BLIZZAK DM-V3とは?

DM-V3

BLIZZAK DM-V3は、2019年8月から発売されたブリヂストンのSUV・4×4向けスタッドレスタイヤです。

乗用車用BLIZZAK VRX2で採用されたアクティブ発泡ゴム2を搭載しています。

主な特徴はこちらです。

  • アクティブ発泡ゴム2
  • SUV専用パターン
  • 4本のストレート溝
  • 氷上性能
  • ウェット性能
  • 摩耗ライフ

DM-V2とのメーカー比較では、氷上ブレーキ制動距離を9%短縮しています。

さらに、DM-V3ではウェットブレーキ制動距離を6%短縮し、摩耗ライフを25%向上させています。

氷上だけではなく、濡れた路面や耐摩耗性まで含めてバランスを高めているのが特徴です。

氷上性能はどちらがいい?

アイスバーン

SJ8+では、従来のSJ8に対して次の性能向上が示されています。

  • 氷上ブレーキ性能14%向上
  • 氷上コーナリング性能11%向上

DM-V3では、DM-V2に対して氷上ブレーキ制動距離を9%短縮しています。

ここで注意したいのが、14%と9%をそのまま比較できないということです。

SJ8+はダンロップ、DM-V3はブリヂストンが、それぞれ自社の従来品と比較した結果です。

試験場所、車両、速度、路面状態などが異なるため、「14%だからSJ8+の方がDM-V3より氷上性能が高い」とは判断できません。

雪上・深雪ならSJ8+が選びやすい

ランクル250

SJ8+の大きな特徴は、SUVでの雪上走行を意識した設計です。

積雪路や深雪での走破性を重視しているため、次のような使い方では候補にしやすいです。

  • 降雪量の多い地域
  • 山間部
  • スキー場へ行く
  • 除雪が追いつかない道路
  • SUVらしい雪上走破性を重視する

山道や深雪を走る機会が多いSUVユーザーなら、SJ8+は分かりやすい選択肢です。

DM-V3も雪道に弱いわけではない

レクサスRX

DM-V3もSUV専用パターンを採用しています。

ブロック剛性を高め、溝を適正配置することで、SUVでも止まる・曲がる性能を発揮できるよう設計されています。

そのため、「SJ8+は雪道向け、DM-V3は街乗り向け」と完全に分ける必要はありません。

どちらもSUV用スタッドレスとして積雪路に対応しています。

SJ8+の方が深雪性能を強く打ち出しているため、積雪量の多い道路を重視する場合に選びやすいと考えるとよいでしょう。

ウェット性能はDM-V3の強み

東京の降雪

冬は雪や氷だけでなく、雨や雪解け水で濡れた道路を走ることもあります。

DM-V3は4本のストレート溝を設け、排水性を高めています。

メーカー試験ではDM-V2と比較して、ウェットブレーキ制動距離を6%短縮しています。

そのため、次のような環境ではDM-V3のウェット性能も判断材料になります。

  • 雪が降ったり溶けたりする地域
  • 市街地走行が多い
  • 高速道路を使う
  • 冬でも雨の日が多い

一方、SJ8+について「ウェット性能がDM-V3より低い」と判断できる直接比較データはありません。

あくまでDM-V3がウェット性能の向上を明確に示している、という違いです。

摩耗ライフはDM-V3の強み

DM-V3は、従来のDM-V2に対して摩耗ライフ25%向上をメーカーが公表しています。

SUVは車重が大きく、タイヤへの負荷も高くなりやすいため、摩耗ライフはスタッドレス選びで重要です。

特に次のような方は、DM-V3のロングライフ性能が判断材料になります。

  • 冬も走行距離が多い
  • 高速道路をよく使う
  • 雪のない舗装路を走る時間が長い
  • 重量のあるSUVに乗っている

一方、SJ8+について「4シーズン使える」「1シーズン5,000kmなら4年間使える」と一律に考えるのは避けた方がよいです。

スタッドレスタイヤの使用可否は、走行距離だけでは決まりません。

確認したいポイントはこちらです。

  • 溝の残り
  • プラットホーム
  • ゴムの硬化
  • ヒビ割れ
  • 保管状態
  • 使用環境

タイヤの状態を確認して判断してください。

静粛性・乗り心地は直接比較しにくい

車を運転

SJ8+とDM-V3は、どちらもSUV用として走行安定性を考慮しています。

ただし、メーカー同士で同一条件による静粛性比較データがあるわけではありません。

そのため、「DM-V3の方が静か」「SJ8+の方が乗り心地がいい」と断定するのは難しいです。

静粛性や乗り心地は、次の条件によっても変わります。

  • 車種
  • タイヤサイズ
  • 空気圧
  • 路面
  • ホイールサイズ

SUVではタイヤサイズが大きいため、口コミを見る場合も同じ車種・同じサイズのレビューを参考にすると分かりやすいです。

価格は4本総額で比較する

SJ8+とDM-V3は、どちらも販売店やタイヤサイズによって価格が変わります。

「SJ8+は○万円、DM-V3は○万円」と固定価格で比較するより、購入時点の4本価格を比較する方が実用的です。

SJ8+の方が価格を抑えて販売されている場合もあります。

一方、2026年はDM-V3にとって大きな転換期です。

後継となるICEPEAKが2026年9月1日に発売予定のため、DM-V3の在庫価格が変化する可能性があります。

そのため、2026年秋は次の3モデルを比較してみてください。

  1. WINTER MAXX SJ8+
  2. BLIZZAK DM-V3
  3. BLIZZAK ICEPEAK

同じタイヤサイズの4本総額を並べると、どれを選ぶべきか判断しやすくなります。

【WINTER MAXX SJ8+】

【BLIZZAK DM-V3】

2026年はBLIZZAK ICEPEAKも比較したい

2026年7月、ブリヂストンはDM-V3の後継となるBLIZZAK ICEPEAKを発表しました。

発売日は2026年9月1日です。

発売サイズは57サイズで、SUVやCUVに加え、EV・HVなど高荷重・ハイトルク車もターゲットにしています。

DM-V3とのメーカー比較では、次の性能向上が示されています。

  • 氷上ブレーキ制動距離:11%短縮
  • 雪上での前後方向のひっかき効果:18%向上
  • 雪上での左右方向のひっかき効果:30%向上
  • 摩耗ライフ:14%向上

2026年秋以降に新品スタッドレスを購入するなら、DM-V3だけでなくICEPEAKも候補に入れた方がよいでしょう。

DM-V3を選ぶ意味はなくなる?

そうとは限りません。

ICEPEAK発売後も、DM-V3が在庫販売される可能性があります。

もしDM-V3がICEPEAKより大幅に安ければ、価格を重視する人にとって魅力的な選択肢になります。

逆に価格差が小さいなら、新しいICEPEAKを選びやすくなります。

モデル名だけではなく、4本総額の差を見ることがポイントです。

WINTER MAXX SJ8+がおすすめな人

雪の多い地域を走る

SUV向けの深雪走破性を重視したタイヤです。

積雪の多い地域や山道を走る機会が多い方に向いています。

スキー・スノーボードへ行く

スキー場周辺では、市街地より積雪量が多く、除雪されていない道路を走ることもあります。

こうした使い方ではSJ8+のSUV向け設計が生きます。

購入価格を抑えたい

同じサイズでDM-V3やICEPEAKより安ければ、SJ8+は有力です。

特にホイールセットで購入すると、タイヤ価格の差が総額に影響します。

ダンロップのSUV用スタッドレスを選びたい

SJ8+は、SUV用スタッドレスとして雪上・深雪での走破性を重視したモデルです。

SUVで雪道を走る機会が多い方に向いています。

BLIZZAK DM-V3がおすすめな人

クラウンスポーツ(AZSH36W

ウェット性能も重視したい

雪や氷だけでなく、雨や雪解け路面を走る機会が多い方はDM-V3のウェット性能が判断材料になります。

摩耗ライフを重視する

DM-V2から摩耗ライフを25%向上させています。

冬の走行距離が多いSUVユーザーにも選びやすいです。

ブリザックを価格を抑えて購入したい

2026年9月にICEPEAKが登場するため、DM-V3の価格が下がれば狙い目になる可能性があります。

在庫価格で購入できるなら、コストパフォーマンスが高くなることもあります。

ICEPEAKとの価格差が大きい

最新モデルが必ずしも全員に必要とは限りません。

同サイズ4本で大きな価格差があるなら、DM-V3を選ぶ方法もあります。

2026年ならどれを選ぶ?

2026年のSUV用スタッドレス選びは、次のように考えると分かりやすいです。

雪上・深雪と価格を重視

WINTER MAXX SJ8+

山道や積雪の多い地域で使い、購入費用も抑えたい場合に候補になります。

ウェット・摩耗ライフと価格のバランス

BLIZZAK DM-V3

在庫価格まで含めて判断すると、2026年も購入候補になります。

最新性能を重視

BLIZZAK ICEPEAK

2026年9月以降なら、DM-V3との価格差を確認して選びたいモデルです。

SUVでもタイヤサイズと荷重指数を確認する

SJ8+とDM-V3のどちらを選ぶ場合も、タイヤサイズだけで判断しないでください。

確認したいポイントはこちらです。

  • タイヤサイズ
  • ロードインデックス
  • XL規格の有無
  • 純正ホイールサイズ
  • 車両への適合

特に近年のSUVやEVは車両重量が大きいため、純正タイヤに必要な負荷能力を下回らないことが重要です。

同じ「225/65R17」でもロードインデックスやXL規格が異なる場合があります。

人気SUVならどちらもサイズを探しやすい

RAV4

SJ8+やDM-V3は、多くのSUVで検討できます。

例えば次のような車種です。

ただし、同じ車種でもグレードや年式によって純正サイズが異なります。

購入前に現在装着しているタイヤサイズを確認してください。

よくある質問

よくある質問

SJ8+とDM-V3はどちらが氷に強い?

メーカー公表の性能向上率だけでは直接比較できません。

SJ8+とDM-V3ではメーカー・従来品・テスト条件が異なるため、14%と9%という数字だけで優劣を決めない方が適切です。

雪が多い地域ならどっち?

深雪性能を強く意識した設計なのはSJ8+です。

積雪量が多い地域や山道を走ることが多い場合は、SJ8+が候補になります。

街乗りが多いならDM-V3?

DM-V3はウェット性能や摩耗ライフも強化されています。

ただし、SJ8+が街乗りに向かないわけではありません。

実際の価格差を含めて選んでください。

2026年にDM-V3を買っても大丈夫?

価格次第では十分選択肢になります。

ただし、2026年9月1日に後継のICEPEAKが発売予定のため、購入前に両モデルの価格を比較してください。

型落ちDM-V3なら製造年が古い?

「型落ちモデル」と「古い製造年」は同じ意味ではありません。

DM-V3でも比較的新しい時期に製造された在庫が販売される場合があります。

通販で製造年を重視する場合は、商品ページの条件や販売店への確認が必要です。

まとめ|SJ8+とDM-V3は価格差まで見て選ぶ

WINTER MAXX SJ8+とBLIZZAK DM-V3は、どちらもSUV向けに開発されたスタッドレスタイヤです。

それぞれの方向性をまとめると、次のようになります。

WINTER MAXX SJ8+

  • SUV専用設計
  • 深雪での走破性を重視
  • SJ8から氷上性能を向上
  • 価格を抑えたい人にも候補

BLIZZAK DM-V3

  • SUV・4×4専用
  • 氷上性能をDM-V2から向上
  • ウェットブレーキ性能を強化
  • 摩耗ライフを25%向上

ただし2026年は、DM-V3の後継となるBLIZZAK ICEPEAKが9月1日に発売予定です。

そのため、今から購入するなら次の3モデルを比較してみてください。

  1. WINTER MAXX SJ8+
  2. BLIZZAK DM-V3
  3. BLIZZAK ICEPEAK

同じタイヤサイズの4本価格を並べて比較するのがポイントです。

SJ8+とDM-V3の価格差が大きければ、使用環境に合う方を選びます。

DM-V3とICEPEAKの価格差が小さければ、新しいICEPEAKも有力です。

性能だけでなく、サイズ・在庫・4本総額まで確認して選ぶことが、2026年のSUV用スタッドレス選びでは重要です。

【WINTER MAXX SJ8+】

【BLIZZAK DM-V3】

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