「N-BOXカスタムに合うスタッドレスタイヤ、どれを選べばいいの?」
そんな方に向けて、元タイヤ販売スタッフの筆者がVRX3・iG70・WM03などの人気モデルを比較。
選び方・サイズの違い・寿命・FAQまで、初心者でも分かりやすく解説します。
N-BOXカスタムに装着できるスタッドレスタイヤサイズは?

N-BOXは、ホンダの軽自動車です。
年式、型式で分かれています。
- 初代N-BOX JF1/2型(2011年-2017年)
- 2代目N-BOX JF3/4型(2017年-)
- 3代目N-BOX JF5/6型(2023年-)
こちらの記事では「2代目N-BOXカスタム JF3/4型」について書いています。
N-BOXカスタムのグレードは、G・L、G・EX、G・Lターボ、G・EXターボ
※14インチへインチダウン可能なグレードもありますが、ブレーキ干渉に注意が必要です。
N-BOXカスタムのナットサイズ

社外品ホイール装着時にはテーパーナットが必要になります。
ホイールナットのサイズ
- M12×1.5
- 19HEX(19ミリ)
M12はネジの太さで12mm
P1.5はネジピッチでねじ山の間隔が1.5mm
ホイールナットは、1台分で16個です。
テーパーナットの詳細はこちらの記事
⇒ テーパーナット
N-BOXカスタムにおすすめのスタッドレスタイヤ3選

N-BOXに装着可能な代表的なスタッドレスタイヤについて、それぞれの特徴・強み・おすすめポイントをまとめました。
性能や価格帯の違いを把握することで、あなたのライフスタイルに合った1本がきっと見つかるはずです。
ブリヂストン ブリザックVRX3

- 圧倒的な氷上性能。雪国ユーザーからの信頼が厚い
- 新開発の「フレキシブル発泡ゴム」で凍結路面にも吸い付く
- 耐摩耗性・静粛性も進化
→ 価格は高めだが、安心感は抜群。子どもを乗せるご家庭にもおすすめ。

ヨコハマ アイスガード7(iG70)

- 「プレミアム吸水ゴム」で氷上・ドライの両方に強い
- 旧iG60よりもさらに氷上ブレーキ性能が向上
- ノイズ対策が強化され、静かで快適
→ 雪道と一般道の両方を走る方に◎。オールラウンダー。

ダンロップ ウィンターマックス03(WM03)

- 氷上・雪上・シャーベット路面に強い
- 乗り心地の良さと高耐久を両立
- ウィンターマックスシリーズの中でも氷上性能に特化したモデル
→ コスパと性能のバランスが良く、雪道ビギナーにもおすすめ。

比較表|N-BOXカスタム向け15インチスタッドレス
タイヤ名 | 特徴 | 価格帯(14インチ) | おすすめな人 |
---|---|---|---|
VRX3 ブリヂストン | 氷上性能No.1 | 高め | 安心重視の方 |
iG70 ヨコハマ | 静粛性・総合性能 | 中〜高 | 街乗り+雪道両方走る方 |
WM03 ダンロップ | バランス型で価格も◎ | 中〜高 | 都市部で雪道もたまに |
※価格は2025年現在のネット通販相場に基づいた参考値です。
ブリヂストン(BRIDGESTONE) スタッドレスタイヤ BLIZZAK(ブリザック) VRX3 165/55R15 75Q
【価格重視派へ】型落ちモデルという選択肢もアリ

最近のモデルは性能が向上している一方で、「そこまで頻繁に雪道を走らない」「コストを抑えたい」という方には、型落ちスタッドレスタイヤも有力な選択肢です。
以下は、現在も人気の高い“1世代前”のタイヤたちです。
ブリヂストン ブリザックVRX2
現行のVRX3よりもやや氷上性能は劣りますが、それでも雪道での安心感は健在。
価格が下がっており、費用対効果を重視する方に人気です。

ヨコハマ iceGUARD 6(iG60)
現行のiG70よりも静粛性と耐久性に優れ、吸水性能も良好。
ドライ路面での使用が多い方や、価格重視派におすすめ。

ダンロップ WINTER MAXX 02(WM02)
雪道での基本性能は押さえつつ、価格が非常にリーズナブル。
軽・コンパクトカーでの装着率も高く、コスパで選ぶなら外せません。

これらのタイヤ以外に、トーヨータイヤ、ミシュランやアジアンタイヤ(ナンカン、ハンコック)などにも165/55R15の設定があります。
ダンロップ(DUNLOP) スタッドレスタイヤ 165/55R15 75Q WINTER MAXX 02 1本 氷上性能とロングライフを両立…
サイズ違いの比較|14インチと15インチはどちらが良い?
N-BOXには14インチと15インチのスタッドレスタイヤがありますが、どちらを選ぶべきか悩む方も多いはずです。
- 14インチ(155/65R14):価格が安く、雪道での安定感あり
- 15インチ(165/55R15):ドライ性能・見た目重視。ただし価格は高め
基本的にN-BOXカスタムには、純正で装着されているサイズを装着します。
【14インチ(155/65R14)】

14インチは、ターボ車などブレーキローターが大きいグレードでは干渉する可能性があります。
- 標準グレード(G・Lなど)に採用
- タイヤ価格が安く、選べる銘柄も多い
- 雪道での走破性に優れる
N-BOXカスタムのNA車には、14インチ装着車もあります。
【15インチ(165/55R15)】

カスタムモデルの純正をキープしたい方には、15インチのままスタッドレスを選ぶのがベストです。
- カスタム系(カスタムG・ターボなど)に採用
- 操作性・見た目は良いが、価格はやや高め
- ドライ性能重視・アイス性能に優れる
雪国で「価格も抑えたい」という方には、14インチへのインチダウンも選択肢になります。

ホイールセットの購入方法と注意点

スタッドレスタイヤは、ホイールとセットで購入すると交換作業が簡単でコスパも◎です。
ここでは、ネット通販でN-BOXカスタム対応のスタッドレス・ホイールセットを購入する際のポイントを紹介します。
ホイールのサイズとP.C.Dを確認

N-BOXカスタム(JF3/4型)に適合するホイールサイズは以下のとおりです。
- 15×4.5J +45
- P.C.D:100 / 4穴
- タイヤサイズ:165/55R15
インチダウンを考えている方は、ブレーキの干渉リスクがあるため、必ず適合確認を行いましょう。
ナットサイズをチェック

N-BOXカスタムのホイールナットは、以下の仕様です。
- ナットサイズ:M12×P1.5(19HEX)
- 必要個数:1台分で16個
- 社外ホイール使用時:テーパーナットが必要
純正ナットは社外ホイールに適合しないことが多いため、別売のテーパーナットを忘れずに。
ホイールセットを安く買うコツ

ネット通販では、以下の点を意識するとお得に購入できます。
- 早期購入セール(9〜10月)を狙う
- 型落ち品(1〜2世代前)を選ぶ
- 楽天・Amazon・Yahooで価格を比較
- 送料・ポイント還元も忘れずにチェック
事前に車種対応の記載があるか、レビューやショップ評価を確認するのも大切です。
⇒ N-BOXカスタムの15インチスタッドレスセットを楽天でチェックする
⇒ N-BOXカスタムの15インチスタッドレスセットをYahoo!でチェックする
ナットの購入も忘れずに!
ホイールナットが同梱されていないセットもあるため、以下のような商品も合わせて購入するのがおすすめです。
KYO-EI [ 協永産業 ] ラグナットスーパーコンパクト [ 個数:16個入 ] [ 袋タイプ 19HEX ] M12 x P1.5 P101-…
スタッドレスタイヤの寿命は?何年使えるの

スタッドレスタイヤは消耗品。寿命は一般的に3〜4シーズン(約3〜4年)とされています。
ひび割れや硬化があれば要交換です。
製造年の詳しい確認方法はこちらの記事
⇒ スタッドレスタイヤの製造年の確認方法
寿命を決める要素

寿命を伸ばすには以下が重要です。
- ゴムの硬化(柔らかさが重要)
- 溝の深さ(半分以下は性能低下)
- 保管方法や気温変化、走行距離
5年目以降はトレッド残量があっても性能劣化の可能性があります。

長持ちさせるポイント

長持ちさせるにには、保管や管理が大切です。
- 直射日光を避けた冷暗所で保管
- タイヤカバーやスタンドを使用
- 使用前後の空気圧チェックを忘れずに
5年以上使用したタイヤは、見た目に問題がなくても交換をおすすめします。

よくある質問(FAQ)

Q. N-BOXカスタムでも14インチにできますか?
一部可能ですが、グレード・ブレーキサイズにより異なるため、専門店にて要確認です。

Q. 中古でも大丈夫?
製造年やゴムの硬化状態をよく確認しないと危険です。基本は新品推奨です。

Q. 安く買うタイミングは?
9〜10月の早期購入セールが狙い目。ネットなら型落ち品も安く買えます。

まとめ|あなたに合うN-BOX用スタッドレスは?

今回は、N-BOXカスタムの15インチ(165/55R15)の選び方を紹介しました。
- 雪道・氷上でも安心感を最優先 → VRX3
- バランス重視 → iG70 / WM03
- 価格重視 → iG60、VRX2
この記事が、あなたのスタッドレス選びに役立てば嬉しいです。
早めに準備して、安心して冬を迎えましょう。
上記のメーカー以外にもさまざまなスタッドレスがありますので、性能、コストのトータルで判断して選んでください。
⇒ N-BOXカスタムの15インチスタッドレスセットを楽天でチェックする
⇒ N-BOXカスタムの15インチスタッドレスセットをYahoo!でチェックする