ダンロップの最新スタッドレスタイヤがWINTER MAXX03です。
- WINTER MAXX03はどんなタイヤなの?
- タイヤの性能や特徴やメリットやデメリットは?
- WINTER MAXX03を装着した感想は?
ダンロップのWINTER MAXX03を購入する時の参考にしてください。
WINTER MAXX03とは?

ダンロップの最新スタッドレスタイヤ「WINTER MAXX03(ウインターマックス03)」は、2020年8月に発売された氷上性能特化型タイヤです。
日本の住友ゴム工業が製造するこのタイヤは、従来モデルのWINTER MAXX02から大幅に進化し、特に氷上でのブレーキ性能とコーナーリング性能を向上させています。
WINTER MAXX03の基本情報
製品概要
- メーカー:ダンロップ(住友ゴム工業)
- 発売時期:2020年8月
- タイプ:氷上性能特化型スタッドレスタイヤ
- 対応サイズ:13インチ〜20インチ(幅広い車種に対応)
- 回転方向:指定なし(ローテーション可能)
前モデルとの比較
WINTER MAXX02と比較して、以下の性能向上を実現しています。
- 氷上ブレーキ性能:22%向上
- 氷上コーナーリング性能:11%向上
- 氷上での摩耗性能も改善
WINTER MAXX03の技術的特徴
WINTER MAXX03には、氷上性能を最大限に引き出すための最新技術が多数採用されています。
ここでは、同モデルを支える3つの主要技術について詳しく解説します。
1. ナノ凹凸ゴム技術
最新のナノテクノロジーを活用したゴム材料により、氷上での密着性が大幅に向上しています。
この技術により、タイヤ表面と氷面の接触面積が増加し、より確実なグリップを実現しています。
2. 水膜除去システム
氷上に形成される薄い水膜を迅速に排除する機能を搭載。
これにより、氷上でのスリップリスクを大幅に軽減し、安全な走行を可能にしています。
3. 最適化されたトレッドパターン
従来モデルよりもさらに細かく設計されたトレッドパターンにより、静粛性と氷上性能の両立を実現。
パターンの最適化により、雪や氷をしっかりと噛み、高いトラクション性能を発揮します。
メーカーのカタログによれば、WINTER MAXX03は水膜の迅速な排除を実現し、氷上での性能向上を謳っています。
さらに、ナノ凹凸ゴムの採用により、氷上での性能が向上しています。
サイズの種類が豊富で、幅広い車に対応しています。
DUNLOP(ダンロップ) スタッドレスタイヤ WINTER MAXX 03 (ウィンターマックスゼロスリー)155/65R14 75Q 普…
WINTER MAXX03のメリット・デメリット
ダンロップの「WINTER MAXX03」は、氷上性能に特化したスタッドレスタイヤとして高い人気を誇ります。
実際に使用しているユーザーからの評価も高く、多くのドライバーに選ばれています。
一方で、最新モデルならではの価格や耐久性に関する懸念もあります。
ここでは、WINTER MAXX03のメリット・デメリットを具体的に整理してご紹介します。
メリット
WINTER MAXX03が選ばれる理由は明確です。
安全性を支える性能はもちろん、メンテナンス面でも扱いやすいのが特徴です。
1. 優れた氷上性能
- 氷上ブレーキ性能22%向上(メーカー発表値)
- 氷上コーナーリング性能11%向上(メーカー発表値)
- 凍結路面での安全性が大幅に向上
従来モデルよりも明らかに止まりやすく、滑りにくい走行が可能に。
2. 高い静粛性
- 従来モデルと比較してロードノイズが大幅に軽減
- 快適な車内環境を実現
- 高速道路走行時の疲労軽減効果
3. メンテナンス性の良さ
- 回転方向の指定がないため、ローテーションが容易
- タイヤの偏摩耗を防ぎ、長期間の使用が可能
4. 信頼性の高さ
- 国内メーカー(住友ゴム工業)の製品
- 長年の実績と技術力に基づく安心感
- アフターサービスの充実
国産ならではの品質とサポート体制も大きな安心材料です。
デメリット
WINTER MAXX03は、高性能であるがゆえに、いくつかの注意点も存在します。
購入前にチェックしておきたいポイントです。
1. 価格の高さ
- 最新モデルのため、価格が比較的高め
- 従来モデルのWINTER MAXX02と比較して価格差あり
- 他社の廉価モデルと比較すると高価格帯
2. ライフ性能への懸念
- 氷上性能特化のため、耐久性への影響が不明
- 従来モデルと比較してライフ性能が劣る可能性
- 長期使用時のデータが不足
3. ドライ性能の限界
- 夏タイヤと比較すると性能差は存在
- 高速走行時の安定性で若干の劣化
乾いた路面での高速走行には限界があるため、使い方によっては気になる場合もあります。
WINTER MAXX03の口コミ

WINTER MAXX03の口コミは、良い口コミと悪い口コミがあります。
良い口コミ・悪い口コミどちらも見つけられますが、良い口コミが多いです。
WINTER MAXX03の悪い口コミ
WINTER MAXX03は悪いという口コミは少なめですが、悪い口コミもあります。
その中でも挙げられるのは、以下の2つの部分です。
まずは悪い口コミから確認しておきましょう。
価格が高い
スタッドレスタイヤを考えないといけない時期に来てるんだなぁ…。
VRX3 17400円…。
うん。無理だわ。買えない。
VRX2 16800円…。
高いよぉ…。winter maxx03 16400円
この値段ならBS買うわ…。
アイスガード6 13980円
ヨコハマに良い思い出無しナンカン AW-1 7990円
いい感じ だ と…。— のりたま (@noritama_spla2) September 20, 2021
WINTER MAXX03は、やや価格が高いという口コミもあります。
価格は、オープンプライスで、購入するお店によっても変わりますが、比較すると高いという声があります。
ブリザックVRX3と比較すると安めですが、同じダンロップのWINTER MAXX02よりは高め。
価格は、他の安いタイヤと比較すると高めの価格ですが、価格はオープンプライスでお店によって異なるので、安いお店を探すといいです。
あくまで安いタイヤと比較した場合の意見なので、性能を考慮してトータルで判断するのが重要です。
ライフ性能が不安
今年車買い替えてるから、冬タイヤ買わなきゃなんだよなー。
フィットに履いてたのと同じ、WINTER MAXX 02を買おうかな。
今は03が出てるけどライフ性能は02の方が上だし、02でも滑ったりして困る事は無かったしね。 pic.twitter.com/IfYdylvD85— イガリ (@igari_jp) June 26, 2021
WINTER MAXX03の口コミを見ると、ライフ性能の口コミを目にします。
カタログでもライフ性能は、WINTER MAXX02の方が良くなっています。
そのため、ライフに対する不安を感じる方もいるようです。
もともとWINTER MAXX02はライフが高めのタイヤで、あくまで、WINTER MAXX02と比較しての意見です。
他のタイヤと比較すると、ライフ性能は十分ある可能性があります。
WINTER MAXX03の良い口コミ

WINTER MAXX03の良い口コミをまとめました。
SNSやネットなどでは、性能が高く、良い、満足したという声が多いです。
その中でも、良いという声が多かったのは以下の3つの部分です。
雪上・アイスバーンの性能が良い
WINTER MAXX03の良い口コミ1つ目は、雪上・アイスバーンの性能が良いという口コミです。
WINTER MAXX03は、凍った路面でも優れたグリップと思った以上の制動力があり、口コミで高評価を得ています。
特に凍結路面や圧雪路面での性能が称賛されており、氷上性能特化型のスタッドレスタイヤとして、その優れた性能が際立っています。
WINTER MAXX03は、氷上性能特化型タイヤなので氷上性能の高さはポイントのひとつです。
ロードノイズが少なめ
WINTER MAXX03の良い口コミ2つ目は、ロードノイズが少なめという口コミです。
ドライな路面でも静かで、またスタッドレスタイヤの柔軟な特性が保たれつつ、乗り心地も快適です。
ロードノイズは静かな印象を受ける方が多く、静音性に優れたスタッドレスタイヤと言えそうです。
コスパが良い
WINTER MAXX03の良い口コミの3つ目は、コスパが良いです。
タイヤの価格とタイヤのライフを考えるとコスパが良いという口コミもあります。
安く購入することが出来れば、トータルで見ると、コスパのいいタイヤと言えるかもしれません。
購入する時は、価格を比較して、安めの商品を探すことも重要です。
他社製品との比較

ダンロップ「WINTER MAXX03」は、国内主要スタッドレスタイヤブランドと比較しても高いパフォーマンスを誇ります。
ここでは、よく比較されるブリヂストン・ヨコハマ・トーヨーの製品とそれぞれの強み・弱みを見ていきましょう。
ブリヂストン「BLIZZAK VRX3」との比較

- 氷上性能:WINTER MAXX03が若干優位
- 価格:VRX3の方が高価
- ライフ性能:VRX3が優位
- 静粛性:ほぼ互角
さらに詳しいレビューはこちら
⇒ ブリザックVRX3
ヨコハマ「ice GUARD 6」との比較

- 氷上性能:WINTER MAXX03が優位
- 価格:ice GUARD 6の方が安価
- ウェット性能:ほぼ互角
- ドライ性能:ice GUARD 6が若干優位
さらに詳しいレビューはこちら
⇒ アイスガードIG60
トーヨー「OBSERVE GIZ2」との比較
- 氷上性能:WINTER MAXX03が優位
- 価格:GIZ2の方が安価
- 静粛性:WINTER MAXX03が優位
- ライフ性能:GIZ2が優位
さらに詳しいレビューはこちら
⇒ GARIT GIZ2
他のタイヤのレビューはこちら
⇒ ブリザックVRX2
⇒ アイスナビ7
⇒ イエローハットのプラクティバアイスBP02
WINTER MAXX03がおすすめな人

ダンロップのWINTER MAXX03は、氷上性能に優れたスタッドレスタイヤとして、多くのドライバーから高い評価を得ています。
とくに「冬の運転に安心感を求める方」や「静粛性と快適性を両立させたい方」にとって非常に魅力的な選択肢です。
以下に該当する方には、特におすすめです。
強く推奨される方
- 氷上性能を最重視する方
- 凍結路面での走行機会が多い
- 安全性を第一に考える
- 山間部や寒冷地にお住まいの方
- 静粛性を重視する方
- 高速道路での長距離走行が多い
- 車内の静かさを求める
- 乗り心地を重視する
- 国産メーカーを信頼する方
- ブランドの信頼性を重視
- アフターサービスを重視
- 品質の安定性を求める
他の選択肢を検討すべき方
- 価格を最重視する方
- 予算に制約がある
- コストパフォーマンスを最優先
- 廉価モデルでも十分と考える方
- ライフ性能を最重視する方
- タイヤの持ちを重視
- 頻繁な交換を避けたい
- 経済性を重視する
購入前の注意点とアドバイス

WINTER MAXX03は、ネット通販でも購入が可能です。
- タイヤのみ購入
- ホイールセットでの購入
【タイヤのみ購入】
スタッドレスタイヤセットを持っていて、タイヤのみを交換したい時は、タイヤを購入して組み替えします。
【ホイールセットでの購入】
新車で車を購入してスタッドレスを購入する時は、ホイールセットで購入するパターンになると思います。
スタッドレスタイヤは、タイヤのみを購入して組み替える方法とホイールセットを購入する方法があります。
サイズ選択の重要性
- 車両に適合するサイズを正確に確認
- インチアップ・インチダウンの検討
- ロードインデックス・速度記号の確認
タイヤサイズ、タイヤの選び方は別記事を参考にしてください。

購入時期の考慮
スタッドレスタイヤの購入を検討する際、「いつ買うか」は非常に重要なポイントです。
特に人気モデルであるWINTER MAXX03のような商品は、冬本番になると品薄や値上がりが発生しやすくなります。
以下のような理由から、早めの購入が賢明だと言えるでしょう。
- 早期購入での価格メリット
- 在庫切れリスクの回避
- 取り付け予約の確保
WINTER MAXX03をベストな状態で手に入れるためには、「冬になる前の早期購入」が大きなメリットとなります。
購入方法の選択

同じサイズのホイールセットを比較しましたが、確認時はネットと店頭ではネット通販の方が安かったです。
ネット通販は、価格の比較が簡単で、安いものから並べて表示可能です。
- ネット通販のメリット:価格の安さ、選択肢の豊富さ
- 店舗購入のメリット:即日取り付け、専門スタッフの相談
- 持ち込み取り付けの検討:コスト削減の可能性
特に、自分で脱着作業をする方は、ネット通販での購入が便利でお得です。

WINTER MAXX03の取り付け

タイヤは、タイヤ専門店、カーディーラー、カーショップで購入でき、ネット通販でも販売しています。
タイヤをホイールに装着するには、ホイールへの組み付けが必要になります。(ホイールセットで購入すれば自分でタイヤ交換することも可能です。)
専用の機械を使用して、組み替えを行う必要があり、ホイールバランスをとる作業も必要なので、タイヤ専門店、カーショップなどで取り付けするのがいいです。
タイヤはネットで購入することができ、持ち込みで組み付けすることも可能です。
例えば、楽天Carタイヤ交換などがあります。
⇒ 楽天Carタイヤ交換対応
WINTER MAXX03を装着した感想

WINTER MAXX03を実際に装着して、走行してみました。
アクアに装着して、ドライ路面を走行しましたが、音は静かめで、フラつきも感じませんでした。
夏タイヤに比べると、ノイズはありますが、スタッドレスの中では静かめの印象です。
タイヤのパターンもWINTER MAXX02よりも、さらに細かくなり、静粛性に貢献していそうです。
ウエット路面のグリップも特に不満はなく、ブレーキの制動もしっかりしていました。
ダンロップは、日本のタイヤメーカーで、実績もあり、タイヤの作りもしっかりしています。
現在、凍結路面でのWINTER MAXX03の走行機会がないため、性能は分かりませんが、カタログ値を見る限りでは期待できそうです。
WINTER MAXX03は、特に氷上性能を向上させているタイヤで、氷上・雪上走行の評価も高め。
グリップ性能が良いという声が多く、性能は安定しているようです。
WINTER MAXX03は、WINTER MAXX02よりも氷上性能が大きく向上しています。
DUNLOP(ダンロップ) スタッドレスタイヤ WINTER MAXX 03 (ウィンターマックスゼロスリー)175/65R15 84Q 普…
まとめ

ダンロップのスタッドレスタイヤWINTER MAXX03は、氷上性能特化型タイヤとして非常に高い性能を発揮するスタッドレスタイヤです。
特に凍結路面での安全性を重視する方には強くおすすめできる製品です。
価格は高めですが、その分確実な性能向上を実感できる製品です。特に安全性を第一に考える方、氷上での走行機会が多い方には投資価値の高いタイヤといえるでしょう。
WINTER MAXX03とWINTER MAXX02が販売されており、WINTER MAXX03は、旧品よりも氷上性能が大きく性能が向上しています。
価格は、通販ショップによって変わるので、比較検討して選んでください。
また、タイヤは送料がかかることがあるので、送料に注意してください。
DUNLOP(ダンロップ) スタッドレスタイヤ WINTER MAXX 03 (ウィンターマックスゼロスリー)175/65R15 84Q 普…