「トライトンのスタッドレスタイヤって高そう…」
「純正18インチじゃなくて17インチにインチダウンできたら、もっと安くなるのでは?」
そんな風に思った方に向けて、この記事では新型三菱トライトン(2023年〜)を17インチにインチダウンしてスタッドレスを履く方法を、初心者の方にもわかりやすく解説します。
トライトンの純正サイズとホイール情報

まず、現在の新型トライトンの純正タイヤとホイールの情報を確認しておきましょう。
- 純正タイヤサイズ:265/60R18
- ホイールサイズ:18インチ/PCD 6穴139.7/ハブ径 約93mm
- ナットサイズ:M12×P1.5(21HEX)
※トライトン(2023年以降モデル)は全車4WDです。この記事では4WD車を前提として解説しています。
18インチから1インチ小さくして17インチにするのがインチダウンです。
スタッドレスを安く済ませたい方にとって有力な選択肢ですが、注意点もあります。

17インチにインチダウンは可能?

結論からいうと、条件付きで可能です。
実際に、265/65R17 や 245/70R17 などのサイズでスタッドレスを履かせているユーザーもいます。
ただし、トライトンのインチダウンはメリットとデメリットがあります。
メリット
- スタッドレスタイヤの価格が下がる(18インチより選択肢が多い)
- タイヤの厚みが増し、雪道の衝撃を和らげやすい
- 外径を維持できるため、走行安定性を保ちやすい
デメリット
- ホイール選びに制限が出る(ブレーキ干渉やハブ径)
- 場合によってはフェンダークリアランスの確認が必要
- 見た目が純正より小さく見えることがある
インチダウン時の注意点

インチダウンは費用を抑える上で魅力的な選択肢ですが、安全性や適合性の面で注意すべきポイントもあります。
以下をしっかり押さえておきましょう。
ブレーキの大きさに注意
ホイールの内径が小さくなると、ブレーキキャリパーに干渉することがあります。
とくにトライトンのような大型車はブレーキも大きめなので、ディスク内径に余裕があるホイールを選びましょう。
ハブ径の確認
トライトンのハブ径は約93mmと大きいため、ホイールが対応していない場合は、装着できなかったり、センターがずれてガタつく原因になります。
ハブ径が大きめのホイールか、トライトン専用設計を選ぶのが安心です。

オフセット(インセット)のバランス
オフセットが合わないと、はみ出しやフェンダー干渉の原因になります。
見た目や車検対応の観点からも、純正に近い +20〜+38 程度を目安に選びましょう。
装着後は干渉チェックも忘れずに行ってください。

スタッドレスに適した17インチタイヤサイズは?

インチダウン時におすすめされるタイヤサイズは次の通りです。
サイズ | 外径(mm) | 備考 |
---|---|---|
265/65R17 | 約776 | 純正18インチに近い外径、定番サイズ |
245/70R17 | 約776 | 少し細め、より雪に強いトレッド幅 |
どちらも純正の265/60R18(約775mm)と外径がほぼ同じなので、速度計の誤差もほぼありません。
トライトンをインチダウンする時は、265/65R17を装着するのが一般的です。
初心者向け:ホイールセットを選ぶときのポイント

スタッドレスタイヤとホイールをセットで購入すれば、自宅でそのまま交換できるので初心者にもおすすめです。
購入時には、以下の項目をチェックしましょう。
- ホイールサイズ:17×7.5J 付近
- 穴数・PCD:6穴/139.7mm
- オフセット:+20〜+38の範囲で調整
- 対応車種:商品ページに「トライトン」の記載があると装着実績があり安心
- 耐塩害仕様:冬の雪道では、アルミが腐食しやすいため、塩害対策されたホイールがおすすめ
初心者の方は、「車種対応確認済み」「組み込み・バランス調整済み発送」などの表示があるセットを選ぶと失敗しにくいです。

ホイールナットの規格にも注意

ホイールセットを交換する際には、ナットの規格が適合しているかも必ず確認しましょう。
- ナットサイズ:M12×P1.5
- ナット形状:テーパーナット(60度テーパー)
- 必要本数:1台分で24個(1ホイールあたり6穴)
多くの社外アルミホイールでは、純正ナットが使えないケースもあります。
「ホイールセットにナット付属」か、「別途購入が必要か」を必ず確認し、必要であればM12×P1.5規格のテーパーナットを用意しておきましょう。

おすすめ17インチスタッドレスタイヤ&ホイールセット
ここからは、トライトンに適したインチダウン用のおすすめスタッドレスタイヤ&ホイールセットをご紹介します。
価格帯や用途に応じて選べるよう、3タイプに分けてピックアップしました。
① ブリヂストン ブリザック DM-V3+専用アルミセット

最も信頼性が高く、雪深い地域や凍結路面での使用が多い方におすすめの組み合わせです。
- サイズ:265/65R17
- 特徴:氷上性能に定評あり、SUV向けの剛性も備えた高性能スタッドレス
- 価格:20万円前後〜(4本セット)

② ヨコハマ アイスガードSUV G075+アルミホイール

コストと性能のバランスを重視したい方に最適。都市部〜中雪地域まで幅広く対応します。
- サイズ:265/65R17
- 特徴:しなやかで静粛性も高く、日常使いにぴったり
- 価格:15万円前後〜

③ 海外ブランド(ナンカンなど)+アルミセット
費用を抑えたい方に人気のコストパフォーマンス重視セット。軽い雪や都市部走行におすすめです。
- サイズ:265/65R17
- 特徴:国産に比べて価格が抑えられており、セカンドカーや短期使用にも◎
- 価格:10万円前後〜
ナンカン(NANKANG) スタッドレスタイヤ AW-1スタッドレス 265/65R17 112Q 17インチ【2025年製】
※上記価格は2025年時点の参考価格です。最新の在庫状況・価格は楽天市場やYahoo!ショッピングでご確認ください。
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まとめ|トライトンのインチダウンは初心者でもOK!

三菱トライトンは、条件を満たせば17インチへのインチダウンが可能です。
スタッドレスを17インチにすることで、価格も抑えられ、タイヤの選択肢も広がります。
- 推奨サイズ:265/65R17 または 245/70R17
- ホイール条件:6穴139.7、ハブ径93mm以上、オフセット+20〜+38
- 注意点:ブレーキ干渉やハブ径の確認は必須
初めての方は、「トライトン対応」や「SUV専用」と記載されたホイールセットを選ぶと安心です。
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