ヨコハマのアイスガード6(IG60)を装着した感想と口コミ情報

IG60

ヨコハマタイヤのアイスガード6(IG60)ってどんなタイヤなのだろう……

「アイスガード6(IG60)って実際どうなの?」

「前モデルのIG50+と何が違うの?」

そんな疑問を持っていませんか?

この記事では、ヨコハマタイヤのスタッドレス「iceGUARD 6(IG60)」の性能や特徴、装着した感想、そしてリアルな口コミ評価まで、わかりやすく解説します。

目次

IG60とは?ヨコハマの氷上性能特化スタッドレス

「iceGUARD 6(IG60)」は、2017年9月にヨコハマタイヤから発売されたスタッドレスタイヤ。

人気シリーズ「iceGUARD」の6代目モデルとして、氷上・雪上・ウェット・燃費・耐久性のバランスに優れたタイヤです。

通称「IG60」とも呼ばれ、氷雪路での制動性と静粛性、コストパフォーマンスのバランスが評価されています。

※2021年には、最新モデルのiceGUARD 7(アイスガード セブン)が販売されました。

IG60の主な特徴|氷上に強く、静かで長持ち!

ヨコハマタイヤ独自の技術により、IG60は以下のような強みを持っています。

プレミアム吸水ゴムで氷上制動力アップ

従来の吸水ゴムからさらに進化した「プレミアム吸水ゴム」を採用し、氷上での滑りの原因となる水膜を効率的に除去します。

新開発の「プレミアム吸水ゴム」により、凍結路面の水膜を素早く吸収。

「マイクロ吸水バルーン」によって路面との密着度を高め、ブレーキ性能を向上。

これにより、滑りやすい氷上でも安心してブレーキを踏むことができ、停車距離を短縮します。特に朝晩の冷え込みで凍結しやすい時間帯に心強い性能です。

非対称パターンで氷雪性能を両立

トレッドパターン(タイヤの接地面の溝のデザイン)には、ヨコハマ独自の「左右非対称パターン」を採用。

これにより氷と雪、それぞれの路面に適したグリップ力を発揮します。

  • 内側:氷上性能を強化
  • 外側:雪上性能を高める構造

エッジ効果と接地面積を最適化し、トータル性能を引き上げています。

カーブ時やブレーキング時でも安定した走行を実現し、氷結路と積雪路のどちらにも対応できるオールラウンドな安心感が魅力です。

ウェット性能・静粛性・燃費も改善

氷雪性能だけでなく、日常使いにも嬉しい性能強化が図られています。

  • ウェット制動性能:約5%アップ(従来比)
  • 騒音エネルギー:33%低減(従来比)
  • 転がり抵抗:燃費性能も向上

雨の日の濡れた路面でもしっかり止まりやすく、車内は静かで快適。

さらに転がり抵抗の低減により、燃費の向上にもつながります。

冬タイヤ特有の“うるささ”や“重たさ”を感じにくいのも、日常使いにおける大きなメリットです。

特に、イン側のエッジ効果と接地性を向上させることで氷上でのグリップ力を強化し、優れた氷雪性能を実現しています。

これら3つの特徴が組み合わさり、アイスガード6は優れた氷上制動性能を実現しています。

IG50+との違いは?前モデルと比較

IG60の前モデルは「iceGUARD 5 Plus(IG50+)」です。

多くのユーザーがこの2つで迷います。以下に性能の違いをまとめます。

比較項目IG50+IG60(本記事のモデル)
発売年2014年2017年
ゴム素材吸水ゴムプレミアム吸水ゴム(進化型)
トレッドパターン非対称非対称+氷雪路専用パターン
氷上制動力標準約15%向上(従来比)
ウェット性能標準約5%向上
摩耗ライフ標準約22%向上
静粛性やや高め約33%静音化

IG60は、IG50+よりも氷上・雪上・静粛性で明確に性能が進化しています。

ヨコハマのiceGUARD 5 Plus(IG50+)はこちらの記事を参考にしてください。

アイスガード5プラス(IG50+)

実際の口コミまとめ|IG60の評価は?

アイスガード6(IG60)の口コミは、良い口コミと悪い口コミがあります。

SNSやレビューサイトから、実際のユーザーの声を整理しました。

アイスガード6(IG60)の悪い口コミ

アイスガード6(IG60)は悪いという口コミは少なめですが、悪い口コミもあります。

その中でも挙げられるのは、以下の2つの部分です。

まずは悪い口コミから確認していきます。

アイス性能の不安

アイスガード6(IG60)は、ややアイス性能(凍結した路面)が不安という口コミもあります。

氷上制動性能を旧品よりもカタログ値で20%アップさせていますが、その期待値を回収できていないかもしれません。

もし、氷上性能を重視する方は、さらに氷上性能のアップした、アイスガード7(IG70)を検討するといいかもしれません。

大きな特徴がない

アイスガード6(IG60)の口コミを見ると、他の商品と迷っている方が多いです。

アイスガード6に大きな特徴、ベネフィットがなく、決め手に欠ける部分があるのかもしれません。

日本のメーカーのタイヤで、全体的な性能は高く、バランスのいいタイヤと言えます。

他のタイヤと比較すると、トータル性能は十分ある可能性があります。

アイスガード6(IG60)の良い口コミ

アイスガード6(IG60)の良い口コミを厳選してまとめました。

SNSやネットなどでは、性能が高く、良い、満足したという声が多いです。

その中でも、良いという声が多かったのは以下の3つの部分です。

雪上の性能が良い

アイスガード6(IG60)の良い口コミ1つ目は、雪上の性能が良いという口コミです。

アイスガード6は、圧雪した路面や新雪、シャーベットでも優れたグリップと制動力があり、口コミで高評価を得ています。

特に圧雪路面での性能が称賛されています。

アイスガード6は、雪道の走行性能の高いスタッドレスタイヤです。

静かなタイヤ


アイスガード6(IG60)の良い口コミ2つ目は、静かという口コミです。

特に、旧製品と比較した方の口コミでは、旧品よりも静かになっているという声が見られます。

ノイズは、やや高音のようですが、車の防音性によっても感じ方は異なります。

コスパが良い


アイスガード6(IG60)の良い口コミの3つ目は、コスパが良いです。

タイヤの価格は、他のメーカーと比較して安めで、コスパが良いという口コミもあります。

ブリヂストンと比較しても安めの設定で、コスパ優先で購入する方も多いです。

また、ヨコハマのスタッドレスタイヤを指名買いする方も多いです。

アイスガード6 IG60がおすすめな人

運転

アイスガード6 IG60に適合サイズがある方は購入を検討するといいです。

新しくアイスガード7が発売され、アイスガード6の価格は安くなっているので、価格重視の方はチェックしてみるといいかもしれません。
 
特に以下のような方は、アイスガード6 IG60の購入を検討をするといいです。

  • 雪道の走行性能を重視する方
  • 価格を重視する方
  • 国内メーカーで安いタイヤを探している方
  • ヨコハマタイヤが好きな方
  • ロードノイズが少なめのスタッドレスを探している方
  • 旧モデルのヨコハマのスタッドレスを装着している方

アイスガード6の口コミを見ても、いい口コミが多いので、性能・価格のバランスのいいスタッドレスタイヤを探している方は購入を検討してみるといいかもしれません。

アイスガード6 IG60の感想

私がアイスガード6を実際に装着して走行してみました。

走行したのは、圧雪の路面です。

圧雪路面では、タイヤのグリップがあり、路面にしっかり食い込んでいる感じで、ハンドルの応答もよいです。

ハンドルの手応えもしっかりしていて、グニャグニャする感じはなく、しっかり反応します。
 
アイスガード5プラス(IG50+)の方が、柔らかい感じがありましたが、アイスガード6 IG60はしっかりした感じです。

※減ったタイヤから乗り換えると、溝があるため柔らかく思うかもしれませんが、新品時の感覚で比較すると、IG60はヨレが少なく感じました。

圧雪路では、グリップ、ブレーキングに特に問題を感じませんでした。
(車のスピードは、低速(約30km)で普通に走る状態です)

タイヤのトレッドのパターンによる、性能の向上は大きいと思います。
 

氷上性能の体験は出来ていませんが、タイヤのブロックもしっかりしているので、ブレーキング、ハンドリングもよさそうです。(カタログ値では、氷上制動性能を15%)

アイスガード6は、吸水バルーンの小さな殻をゴムの中に作り、水を吸い取り、水膜を除去し、さらにエッジ効果もあります。
 
ウエットの性能もアイスガード5プラスよりも向上(約5%アップ)し、静粛性も騒音エネルギーは33%減り、燃費性能も向上しているようです。

よくある質問(FAQ)

よくある質問

Q. IG60はまだ買える?在庫はある?

A. IG70の発売後も、多くのショップでIG60は販売されています。

在庫があるうちの購入が安心です。

Q. 氷上性能を最優先するならIG60で十分?

A. 雪上性能は高いですが、氷上重視ならIG70や他社(VRX3など)も検討して比較すると安心です。

まとめ

IG60

「iceGUARD 6(IG60)」は、氷上・雪上性能に加えて静粛性・コスパにも優れたスタッドレスタイヤです。

最新モデルではありませんが、バランスの良い性能と価格の安さから、2025年現在でも高く評価されています。

ヨコハマ IG60は、氷上性能とウェット性能のレベルアップし、従来品に比べ氷上制動性能を15%向上。(カタログ値)
 
降雪地域の方や雪道を走る割合が高い方におすすめのタイヤです。

タイヤの価格は、オープンプライスなので、安いお店を探して購入するといいです。

2021年に発売したアイスガード7はこちらの記事
アイスガード7の感想
 

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