ヨコハマタイヤが誇る最新スタッドレスタイヤ「アイスガード7(iG70)」について、性能・価格・口コミを徹底的に解説します。
「アイスガード7(iG70)は一体どんなタイヤなのか?」
「装着した感想はどうだったのか?」
「アイスガード7はどんな人におすすめなのか?」
スタッドレスタイヤ選びで悩んでいる方に向けて、ヨコハマタイヤの最新スタッドレスタイヤ「アイスガード7(iG70)」について詳しく解説します。
競合他社との詳細比較や実際の使用感まで、スタッドレスタイヤ選びに必要な情報をすべて網羅しました。
アイスガード7 iG70とは?基本スペックと特徴

アイスガード7(iG70)は、ヨコハマタイヤが2021年8月に発売した乗用車用スタッドレスタイヤです。
前モデルの「アイスガード6(iG60)」の氷上制動性能を14%、雪上制動性能を3%向上させた最新モデルです。
※iceGUARDの頭文字を取って、IG60、IG70と呼ばれることもあります。
前モデル(iG60)からの主な改良点
アイスガード7の革新的な改良ポイント
- ウルトラ吸水ゴム採用 – 氷表面の水膜を効果的に除去
- 氷上制動性能14%向上 – 従来比で大幅な性能アップ
- 雪上制動性能3%向上 – バランスの取れた総合性能
- 非対称パターン設計 – 接地面積とブロック剛性を最適化
- 長期耐久性維持 – 時間が経ってもゴムが硬化しにくい
対応サイズ一覧
アイスガード7は155/65R13から245/40R20まで全89サイズを展開。
軽自動車からミニバン、セダンまで幅広い車種に対応しています。
特別パターン設計
- タイヤ幅235mm以上:専用パターン「IG70A」を採用
- 一般サイズ:標準パターンで最適化
アイスガード7 iG70の性能評価

氷上性能|業界トップクラスの制動力
公的機関の性能試験によると、アイスガード7の氷上制動距離は11.0mで、旧モデルよりも短く止まるという優秀な結果を記録しています。
ウルトラ吸水ゴムの効果
- 氷表面の水膜を瞬時に吸収
- タイヤと路面の密着性を大幅向上
- 低温環境でも柔軟性を維持
- 長期間の性能持続を実現
雪上性能|バランスの取れた総合力
雪上での発進・制動・コーナリング性能すべてにおいて高いレベルを実現。
特に圧雪路面でのグリップ力は多くのユーザーから高評価を得ています。
非対称パターンの効果
- IN側:複数角度の横溝でエッジ効果を最大化
- OUT側:ブロック剛性を高めて操縦安定性を向上
- 中央部:排水性能とグリップ力のバランスを最適化
静粛性・乗り心地
従来のスタッドレスタイヤで課題とされていた静粛性も大幅に改善。
乾燥路面での走行でも快適性を損なわない設計となっています。
アイスガード7 iG70の価格相場【2025年最新】

サイズ別価格一覧(主要サイズ)
サイズ | 参考価格(1本) | 4本セット価格 |
---|---|---|
155/65R14 | ¥12,800~ | ¥51,200~ |
175/65R15 | ¥15,200~ | ¥60,800~ |
195/65R15 | ¥17,000~ | ¥68,000~ |
215/60R16 | ¥22,500~ | ¥90,000~ |
225/50R18 | ¥35,800~ | ¥143,200~ |
*2025年1月時点の市場価格(税込)
タイヤの価格は年々、上昇傾向にあり、記載の価格は変更になっている場合があるため、最新価格をチェックしてください。
競合他社との価格比較
タイヤモデル | 195/65R15価格 | 性能レベル |
---|---|---|
アイスガード7 iG70 | ¥17,000~ | ★★★★★ |
ブリザックVRX3 | ¥17,500~ | ★★★★★ |
ウィンターマックス03 | ¥14,800~ | ★★★★☆ |
アイスガード6 iG60 | ¥9,500~ | ★★★★☆ |
※性能レベルは、カタログ値、口コミ、実際に走行した体験をもとにトータルで判断しています。
最安値で購入する方法
購入時期とコツ
- 9月~10月 – シーズン前の早期購入で割引あり
- ネット通販 – 実店舗より10-20%安い場合が多い
- まとめ買い – 4本セット購入で単価が下がる
- 取付工賃込み – トータルコストで比較することが重要
ネット通販サイトの楽天市場、Yahoo!ショッピングなどでポイントアップキャンペーンなどを利用することでさらに安く購入できることもあります。
アイスガード7 iG70の口コミ・評判

ヨコハマの最新スタッドレスタイヤ「アイスガード7 iG70」は、発売当初から多くのドライバーに注目されており、SNSやレビューサイトでも多くの口コミが寄せられています。
ここでは、実際に使用した方々のリアルな声を「良い口コミ」と「悪い口コミ」に分けてご紹介します。
良い口コミ(氷上性能・静粛性など)

「凍結路面での安心感がすごい」「滑りにくくて安定している」といった声が多く、特に凍結が多い地域のドライバーから高い評価を受けています
氷上性能への高評価
長野原町からずっと凍結路で、こんなにガッツリ凍ってるところを走るのは初めてだからビビり散らかしていたけど、ヒヤリ事案なく無事ついてよかった😭アイスガード7頼もしすぎる😭
— シーナ (@MusclebrainC7) December 17, 2021
静粛性の向上
4年履いたウィンターマックスから
アイスガード7に新調しました!
まだ雪道走ってないからスタッドレス
本来の性能は体感できてないけど
今はとにかく静粛性に驚く😮 pic.twitter.com/ArbSq4MUiV— 悠介 (@k_tky0128) November 26, 2021
雪上での安定感
アイスガード7試しに山登り
四駆だから殆ど滑らんし
雪深いとこも進むからヨシ pic.twitter.com/RkAUcIk6TG— きょー (@kyoupn) December 26, 2021
悪い口コミ(価格・耐久性など)
「性能はいいけど値段が高め」「他メーカーと比較しても価格差が気になる」といった、価格に関するマイナス評価も見られます。
特にコスパ重視の方にはハードルが高く感じられるかもしれません。
価格への不満
スタッドレスの溝があんまり無かった😂今シーズンで終わりかな😅
VRX3とアイスガード7がほぼ同価格。
ピレリ安いし、新製品気になる🛞 pic.twitter.com/swrPT6YzfU— あっきー (@taaaa0905) November 27, 2022
摩耗の早さ
「氷上性能は申し分ないのですが、思ったより摩耗が早い印象があります。長距離走行が多い方は注意が必要かもしれません。」
実際の使用感レビュー
実際にアイスガード7を装着した車に試乗して感じた評価です。
総合評価:4.3/5.0
- 氷上性能: 4.7/5.0 – 業界トップクラスの制動力
- 雪上性能: 4.5/5.0 – バランスの取れた総合力
- 静粛性: 4.2/5.0 – 従来品から大幅改善
- 耐久性: 3.8/5.0 – 改善の余地あり
- 価格: 3.5/5.0 – 高性能だが価格も高め
競合スタッドレスタイヤとの詳細比較

ブリヂストン ブリザックVRX3との比較
項目 | アイスガード7 | ブリザックVRX3 |
---|---|---|
氷上グリップ感 | ★★★★★★★★★☆ | ★★★★★★★★★☆ |
雪上性能 | ★★★★☆ | ★★★★★ |
静粛性 | ★★★★☆ | ★★★★★ |
耐摩耗性 | ★★★★☆ | ★★★★★(17%向上) |
価格 | ¥17,000~ | ¥17,500~ |
選択指針
- 氷上での接地感覚を重視するならアイスガード7、滑るまでの限界の高さを求めるならブリザックVRX3
- アイスガード7:氷上制動距離で優位性あり
- VRX3:静粛性と摩耗ライフで優位性あり
ブリザックVRX3のレビューはこちらの記事を参考にしてください。
⇒ ブリザックVRX3
ダンロップ ウィンターマックス03との比較
項目 | アイスガード7 | ウィンターマックス03 |
---|---|---|
氷上性能 | ★★★★★★★★★☆ | ★★★★★★★☆☆☆ |
雪上性能 | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
価格競争力 | ★★★☆☆ | ★★★★★ |
ブランド信頼性 | ★★★★★★★★★☆ | ★★★★★★★☆☆☆ |
選択指針
- 最高性能を求める→アイスガード7
- コストパフォーマンス重視→ウィンターマックス03
ウインタマックス03のレビューはこちらの記事を参考にしてください。
⇒ ウインターマックス03
各タイヤの特徴比較表
タイヤ名 | 最大の特徴 | 適用シーン | 価格帯 |
---|---|---|---|
アイスガード7 | 氷上制動性能No.1 | 凍結路多用 | 高 |
ブリザックVRX3 | 総合バランス | オールラウンド | 高 |
ウィンターマックス03 | コスパ優秀 | 一般的な冬道 | 中 |
アイスガード6 | 実績と安定性 | 予算重視 | 低 |
アイスガード7 iG70がおすすめな人

冬道でもとにかく“止まる力”を重視したい方にとって、アイスガード7 iG70は非常に魅力的な選択肢です。
ヨコハマタイヤの最新技術を結集し、氷上での制動力や静粛性、耐摩耗性を高いレベルで両立しているのが特長。
従来モデルよりも確かな進化を感じたい方にぴったりのスタッドレスタイヤです。
こんな人におすすめ
- 氷上性能を最重視する方
- 凍結路面の走行が多い地域在住
- 安全性を最優先に考える方
- 制動距離の短さを求める方
- ヨコハマタイヤブランドを信頼する方
- これまでアイスガードシリーズを使用
- ヨコハマの技術力を評価している方
- 最新技術を体験したい方
- 総合性能重視の方
- 氷上・雪上性能のバランスを求める
- 静粛性も重視したい方
- 長期使用を前提とする方
他のタイヤを検討すべき人
- 予算を重視する方
- 初期費用を抑えたい→アイスガード6 iG60
- コスパ重視→ウィンターマックス03
- 摩耗ライフを最重視する方
- 長距離走行が多い→ブリザックVRX3
- 経済性重視→アイスガード6 iG60
- 静粛性を最重視する方
- 快適性優先→ブリザックVRX3
- プレミアム志向→ミシュランX-ICE SNOW
アイスガード7(iG70)がおすすめな人は以下のような方です。
- ヨコハマタイヤが好きな方
- 新製品がいい方
- 氷上性能を重視している方
- アイスガード6を装着して買い替えしたい方
- シャーベット性能を重視する方
ヨコハマタイヤは、走り好きな方にファンが多く、ヨコハマのスタッドレスタイヤを指名買いする方も多いです。
タイヤの歴史もあり、アイスガードシリーズも進化しているので、最新の性能を体験したい方におすすめです。
アイスガード7(iG70)とアイスガード6(iG60)の両方販売されています。
価格重視の方はアイスガード6 iG60の選択もいいかもしれません。
⇒ アイスガード6 iG60の感想
まとめ
アイスガード7(iG70)は、ヨコハマタイヤが誇る最新のスタッドレスタイヤで、氷上性能と雪上性能を大幅に向上させています。
特に、凍結路面でのブレーキ性能を重視する方には最適な選択と言えるでしょう。
価格はやや高めですが、その性能と安心感を考慮すると、満足度の高いタイヤです。
冬道での安全性を最優先に考える方は、ぜひアイスガード7を検討してみてください。

他のスタッドレスタイヤのレビューは以下の記事を参考にしてください
⇒ ブリザックVRX3
⇒ ブリザックXG02
⇒ WINTER MAXX02