冬のドライブに欠かせないスタッドレスタイヤ選び。
「どのメーカーのタイヤが良いのか分からない」
「価格と性能のバランスが知りたい」
そんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、グッドイヤーのスタッドレスタイヤ「アイスナビ7」について、実際の使用感や口コミ、他メーカーとの比較を詳しく解説します。
購入を検討している方の参考になれば幸いです。
アイスナビ7とは?基本スペックと特徴

アイスナビ7(ICE NAVI 7)は、グッドイヤーが2017年に発売したスタッドレスタイヤです。
前モデルのアイスナビ6から大幅に性能向上を図った、コストパフォーマンス重視のスタッドレスタイヤとして人気を集めています。
主な特徴
引用:https://www.goodyear.co.jp/products/tires/icenavi7/icenavi7.html
アイスナビ7が多くのドライバーから支持される理由は、以下の5つの特徴にあります。
それぞれの特徴について詳しく見ていきましょう。
- 氷上ブレーキ性能が前モデル比7%向上
- エキストラ・コンタクト・コンパウンド採用で氷面への密着性アップ
- 豊富なサイズ展開:13インチ〜19インチまで67種類
- 回転方向指定なしで取り付けが簡単
- 日本の気候に最適化された設計
これらの特徴により、アイスナビ7は価格を抑えながらも、実用的な冬道性能を実現しています。
特に氷上ブレーキ性能の向上は、安全性の観点から非常に重要なポイントといえるでしょう。
技術的特徴

グッドイヤーは、過去にF-1のタイヤを供給していたり、知名度のあるタイヤメーカーで、優れた性能を支えています。
アイスナビ7では、極小シリカを配合したゴムコンパウンドを採用。これにより、低温時でもゴムの柔軟性を保ち、氷上での密着性を向上させています。
この技術革新により、従来モデルでは課題とされていた氷上での滑りやすさが大幅に改善され、より安心して冬道を走行できるようになりました。
アイスナビ7の実際の使用感・レビュー
実際にアイスナビ7を使用したドライバーの声や、各種テストデータを基に、このタイヤの本当の実力を詳しく分析してみました。
購入前に知っておきたいメリット・デメリットをお伝えします。
良かった点(メリット)
アイスナビ7を選んで良かったと感じる点は、主に以下の4つです。
特にコストパフォーマンスの高さは、多くのユーザーから高く評価されています。
1. コストパフォーマンスの高さ
国産メーカーのプレミアムスタッドレスと比較して、価格が2〜3割程度安いのが最大のメリットです。
性能と価格のバランスが取れており、初めてのスタッドレスタイヤとしてもおすすめできます。
価格は、アジアンタイヤよりは高いですが、国産メーカーよりも安いです。
2. 静粛性の高さ
多くのユーザーから「夏タイヤより静か」という評価を得ています。
ロードノイズが少なく、快適なドライブを楽しめます。
3. 雪道での安定性
前モデルのアイスナビ6と比較して、雪道での安定感が大幅に向上しています。
シャーベット状の雪でも安定した走行が可能です。
アイスナビ7は、日本グッドイヤーの商品で、日本向けに開発しているので、日本の雪にも相性が良さそうです。
4. 豊富なサイズ展開
軽自動車からSUVまで、幅広い車種に対応できるサイズラインナップが魅力です。
13から19インチまで67種の設定があります。
【4本セット】 15インチ GOODYEAR(グッドイヤー) スタッドレスタイヤ ICE NAVI7 195/65R15 91Q 新品4本
気になった点(デメリット)
一方で、使用する上で注意すべき点もいくつかあります。
これらのデメリットを理解した上で購入を検討することが重要です。
1. 氷上性能への不安
ユーザーレビューでは、完全に凍結した路面での性能に不安を感じる声もあります。
ただし、これはどのスタッドレスタイヤでも共通する課題です。
2. 経年劣化の懸念
過去のグッドイヤー製品では、年数が経つとゴムが硬化しやすい傾向がありました。
アイスナビ7では改善されているものの、定期的な点検が重要です。
これらのメリット・デメリットを総合的に判断すると、アイスナビ7は価格を重視しつつも、基本的な冬道性能をしっかりと求める方に適したタイヤといえるでしょう。
アイスナビ7の口コミ
うちのん、ICE NAVI 7で、それなりに雪道行けるし、夏タイヤより静かだから、安い割に満足度高い。
— るし (Rs) (@Rs_x218) December 23, 2022
静粛性が高いという口コミがあります。
ノイズの大きなスタッドレスもありますが、アイスナビ7は静かめのようです。
履き潰した ICE NAVI 6 から ICE NAVI 7 に組み換え。スタッドレスは山が真新しいと気分いい。 22年41週製造 pic.twitter.com/SeCwP0dMnJ
— れこぱる (@fin_k_l_luv) December 16, 2022
アイスナビ6から乗り換える方も多いです。
GOODYEARのスタッドレスを指名買いする方もいます。
以前履いていたのは、ICE NAVI 6なんだけど こいつは、とても不安感が、あった。シャーベットの雪には、あっさりタイヤとられるしね。だが今回のICE NAVI 7は、違う。安定している。なんたって値段が、安い。この価格でこの性能なら満足できるはず。でもICE NAVI 8が、一番新しい
— ぽろりる (@kubdum) December 27, 2021
ICE NAVI6よりも性能が向上しています。
ICE NAVI 7の方が、安定感があるという口コミがあります。
全体的な口コミでは、コスパがいいという口コミも多いです。
アイスナビ7がおすすめの人

価格重視で、アイスナビ7に適合サイズがある方は購入を検討するといいです。
特に以下ような方は、アイスナビ7の購入を検討をするといいです。
- 価格がブリザックよりも安いものを探している方
- グッドイヤーが好きな方
- 旧モデルのグッドイヤーのスタッドレスを装着している方
- 価格とトータルバランスを重視する方
このような方にアイスナビ7は良いです。
他の方の口コミを見ても、いい口コミも多いので、安めのスタッドレスを探している方は購入を検討してみるといいです。
アイスナビ7の購入方法

スタッドレスタイヤは、タイヤのみを購入して組み替える方法とホイールセットを購入する方法があります。
ネット通販でもタイヤの購入が可能です。
- タイヤのみ購入
- ホイールセットでの購入
【タイヤのみ購入】
スタッドレスタイヤセットを持っていて、タイヤのみを交換したい時は、タイヤを購入して組み替えします。
【ホイールセットでの購入】
新車で車を購入してスタッドレスを購入する時は、ホイールセットで購入するパターンになると思います。
購入時は、自分の車に合うサイズを選ばなければいけません。
まず、自分の車のタイヤサイズを知る必要がありますので、車のタイヤサイズを確認してください。
タイヤサイズ、タイヤの選び方は別記事を参考にしてください。

タイヤ交換もしたい場合は、交換作業まで予約して、お店に行くだけでタイヤ交換してくれるサービスもあります。
⇒ タイヤの交換作業まで予約できるサービス
ホイールセットで購入すれば、車をジャッキアップして自分でタイヤ交換することもできます。
アイスナビ7の取り付け

タイヤは、タイヤ専門店、カーディーラー、カーショップで購入でき、ネット通販でも販売しています。
タイヤをホイールに装着するには、ホイールへの組み付けが必要になります。(ホイールセットで購入すれば自分でタイヤ交換することも可能です。)
専用の機械を使用して、組み替えを行う必要があり、ホイールバランスをとる作業も必要なので、タイヤ専門店、カーショップなどで取り付けするのがいいです。
タイヤはネットで購入することができ、持ち込みで組み付けすることも可能です。
例えば、楽天Carタイヤ交換などがあります。
⇒ 楽天Carタイヤ交換対応
アイスナビ7の感想

アイスナビシリーズは20年続き、7代目のモデルがアイスナビ7。
アイスナビの価格は、他の国産メーカーと比較しても安めです。
グッドイヤーは、歴史の長いタイヤメーカーで、実績もあり、タイヤの作りもしっかりしています。
(日本グッドイヤーは1952年創立)
アイスナビ7は2017年に登場しています。
カタログ上では、アイスナビ7はアイスナビ6よりも氷上性能、スノー性能、燃費性能が向上しています。
引用:https://www.goodyear.co.jp/products/tires/icenavi7/icenavi7.html
価格も安めで、価格重視の方におすすめです。
個人的には、アイスナビ6を使用して、氷上性能とゴムの柔らかさにやや不安が残るので、5段階評価で3です。
(カタログ値では、アイスナビ6と比べて、氷上ブレ機性能が7%アップしています。)
全体的なバランスが取れているので、あまり雪が積もらない地域に住んでいる方や非降雪地域の方、価格重視の方にいいです。
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アイスナビ7と他の商品の比較

同じようなスタッドレスタイヤは、他のメーカーからも販売しています。
グッドイヤー以外に、ブリヂストン、ヨコハマ、ダンロップのスタッドレスが販売されています。
アイスナビ7のライバルになるのは、ブリヂストンのブリザック、ヨコハマタイヤのice GUARD、ダンロップのウインターマックスをはじめとしたスタッドレスタイヤ全般です。
他のタイヤのレビューはこちらの記事
ブリヂストン(BS)
ブリヂストンのスタッドレスタイヤと言えばBLIZZAK(ブリザック)
BLIZZAKは、国内シェアNo1の装着率を誇るスタッドレスタイヤです。
ヨコハマタイヤ(YOKOHAMA)
横浜ゴム株式会社は、国内3位のシェアのタイヤメーカーです。
ヨコハマタイヤのスタッドレスタイヤは、ice GUARDシリーズです。
ダンロップ(DUNLOP)
ダンロップタイヤは、日本の住友ゴム工業です。
ダンロップのスタッドレスタイヤは、ウインターマックスです。
⇒ ウインターマックスWM03
⇒ ウインターマックスWM02
まとめ
グッドイヤーのスタッドレスタイヤのアイスナビ。
アイスナビ7は、価格と性能のバランスが取れた優秀なスタッドレスタイヤです。
プレミアムタイヤには及ばないものの、一般的な使用条件であれば十分な性能を発揮します。
特に、コストを抑えたい方や、年間の降雪日数が少ない地域の方には非常におすすめできる製品です。
購入を検討している方は、ぜひ複数のショップで価格を比較し、最適な条件で購入してください。
価格は、通販ショップによって変わるので、比較検討して選んでください。
タイヤは送料がかかることがあるので、送料に注意してください。
【4本セット】 14インチ GOODYEAR(グッドイヤー) スタッドレスタイヤ ICE NAVI7 155/65R14 75Q 新品4本
アイスナビの新製品「アイスナビ8」が2021年に販売されました。
⇒ グッドイヤーのアイスナビ8の感想






