「新型ルークスのスタッドレスって、どのサイズを選べばいいの?」
「ホイールセットで買った方がお得?」
「初めてのネット購入で失敗したくない…」
2025年秋に登場した「かどまる四角」のユニークなデザインの新型ルークス(4代目)。
この記事では、新型ルークスに適合するスタッドレスタイヤ&ホイールセットの選び方を、初心者の方でも失敗せずに購入できるよう、わかりやすく解説します。
新型ルークスの純正タイヤサイズを確認しよう

まずは、新型ルークスのタイヤサイズを確認しましょう。
グレードによってサイズが異なります。
新型ルークス(4代目・2025年秋~)の純正タイヤサイズ
※型式:BB1A/BB2A/BB5A/BB6A
| グレード | タイヤサイズ | ホイールサイズ |
|---|---|---|
| S・X | 155/65R14 | 14×4.5J |
| ハイウェイスターX | 155/65R14 | 14×4.5J |
| ハイウェイスターGターボ | 165/55R15 | 15×4.5J |
タイヤサイズの見方(簡単解説)
「155/65R14」を例にすると、
- 155: タイヤの幅(mm)
- 65: 扁平率(タイヤの高さと幅の比率。数字が小さいほど薄い)
- R: ラジアル構造(現在主流のタイヤ構造)
- 14: ホイールの直径(インチ)
タイヤサイズは、運転席のドアを開けた車体側に貼られているステッカー、または現在履いているタイヤの側面で確認できます。

スタッドレスはホイールセットで買うべき?

スタッドレスタイヤを購入する際、タイヤのみとホイールセットの2つの選択肢があります。
ホイールセットをおすすめする3つの理由
1. 年2回の交換工賃が不要
タイヤのみを購入すると、毎年春と秋に組み替え工賃(1本1,000~2,000円程度)がかかります。
年2回で8,000~16,000円です。
ホイールセットなら、自分で履き替えるか、取り付け工賃のみ(1本500~1,000円程度、年2回で4,000~8,000円)で済みます。
2. トータルコストが安くなる
| 項目 | タイヤのみ | ホイールセット |
|---|---|---|
| 初期費用 | 約30,000円 | 約50,000円 |
| 年間組み替え工賃 | 約12,000円 | 0円 |
| 年間脱着工賃 | 0円 | 約6,000円 |
| 3年間の総額 | 約66,000円 | 約68,000円 |
| 5年間の総額 | 約90,000円 | 約80,000円 |
3~5年使用することを考えると、ホイールセット購入の方がお得です。
3. タイヤとホイールの摩耗を防げる
毎年の組み替えはタイヤのビード部(ホイールとの接触部分)にダメージを与えます。
ホイールセットなら、タイヤの寿命を最大限活かせます。

新型ルークス用ホイールの重要スペック

新型ルークスは三菱自動車が製造しているため、一般的な日産車とホイール仕様が異なる部分があります。
新型ルークス ホイール仕様(重要)
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 穴数 | 4H(4穴) |
| PCD | 100mm |
| ハブ径 | 約54mm |
| インセット(14インチ) | 46 |
| インセット(15インチ) | 46 |
| ホイールナットサイズ | M12×1.5(21HEX) |
| 必要ナット数 | 16個(1台分) |
ホイールナットに要注意!

新型ルークスのホイールナットは M12×1.5 です。
一般的な日産車(セレナ、ノートなど)は M12×1.25 なので、日産車用のナットは使えません。
三菱車(ekワゴン、ekスペース、デリカミニ)と同じ規格です。
ホイールセットを購入する際、ナットが付属していない場合はM12×1.5 のナットを別途購入してください。

新型ルークスにおすすめのスタッドレスタイヤ【2025-2026年版】

14インチ(155/65R14)のおすすめタイヤ
【定番・安心】ブリヂストン ブリザック VRX3
氷上ブレーキ性能が従来品(VRX2)より20%向上した、国内メーカーの最新モデル。
豪雪地域や凍結路面が多い方に最適です。
- 価格帯: タイヤ4本セット 約45,000~60,000円
- 耐久性: 摩耗ライフが17%向上
- 特徴: 経年劣化に強い「フレキシブル発泡ゴム」採用
- こんな人におすすめ: 雪が多い地域、安全性重視、長く使いたい

【最新モデル】ブリヂストン ブリザック WZ-1
VRX3の後継として2025年に登場した最新スタッドレス。
- 価格帯: タイヤ4本セット 約40,000~55,000円
- 特徴: 氷上ブレーキ距離11%短縮(VRX3比)、経年劣化をさらに抑制
- こんな人におすすめ: 最新技術を求める方、VRX3より価格を抑えたい方

【コスパ重視】ヨコハマ アイスガード 7(IG70)
ブリザックに匹敵する氷上性能ながら、価格は若干リーズナブル。バランスの取れた選択肢です。
- 価格帯: タイヤ4本セット 約40,000~55,000円
- 特徴: 非対称パターンで氷上・雪上性能を両立、静粛性が高い
- こんな人におすすめ: 性能と価格のバランス重視

【価格重視】グッドイヤー アイスナビ 8
年に数回程度の降雪地域なら十分な性能。コストを抑えたい方におすすめです。
- 価格帯: タイヤ4本セット 約26,000~36,000円
- 特徴: 左右非対称パターンで氷上ブレーキ性能8%向上
- こんな人におすすめ: 降雪が少ない地域、とにかく安く揃えたい

【格安】アジアンタイヤ(NANKANG、HIFLY など)
- 価格帯: タイヤ4本セット 約20,000~28,000円
- 特徴: 圧倒的な低価格
- 注意点: 氷上性能は国産に劣る。年に1~2回の降雪なら選択肢

15インチ(165/55R15)のおすすめタイヤ
15インチは14インチより価格が高めですが、同様のメーカーから選べます。
| メーカー・製品 | 価格帯(4本) | 特徴 |
|---|---|---|
| ブリザック VRX3 | 約60,000~75,000円 | 最高性能、豪雪地域向け |
| ブリザック WZ-1 | 約55,000~70,000円 | 最新技術、コスパ良 |
| アイスガード 7 | 約50,000~65,000円 | バランス型 |
| アイスナビ 8 | 約35,000~45,000円 | 価格重視 |
ホイールセットの価格相場と選び方
14インチホイールセットの価格例
国産タイヤ + アルミホイール
- ブリザックVRX3 + 国産アルミ: 約55,000~75,000円
- ブリザックWZ-1 + 国産アルミ: 約50,000~70,000円
- アイスガード7 + 国産アルミ: 約48,000~65,000円
- アイスナビ8 + 国産アルミ: 約45,000~60,000円
格安タイヤ + アルミホイール
- アジアンタイヤ + アルミ: 約25,000~40,000円
15インチホイールセットの価格例
14インチより1万~2万円高くなります。
- ブリザックVRX3 + アルミ: 約70,000~90,000円
- アイスガード7 + アルミ: 約60,000~75,000円
ホイールのデザイン選び
軽自動車に人気のホイールデザイン
ブラックポリッシュ: 黒ベースに切削面が輝く、スポーティな印象
マットブラック: 落ち着いた雰囲気、汚れが目立ちにくい
シルバー: 定番で飽きがこない、どんな車色にも合う
ガンメタリック: 上品で高級感がある
新型ルークスの「かどまる四角」デザインには、シンプルなスポークデザインやメッシュデザインが似合います。

14インチへのインチダウンは可能?【ハイウェイスターGターボ】

ハイウェイスターGターボ(純正15インチ)の場合、スタッドレスは14インチにインチダウンすることが可能です。
タイヤ外径比較表
| サイズ | 外径 | 純正との差 |
|---|---|---|
| 165/55R15(純正) | 562mm | 基準 |
| 155/65R14 | 557mm | -5mm(-0.9%) |
外径差はわずか5mm(約1%)なので、以下の影響はほとんどありません。
- スピードメーターの誤差
- 車高の変化
- ABS・横滑り防止装置の作動

インチダウンのメリット
1. 価格が大幅に安い
15インチより1万~2万円安くなります。
2. 乗り心地が向上
タイヤの厚みが増すため、路面からの衝撃を吸収しやすくなります。特に冬道の凹凸が気になる方におすすめ。
3. タイヤの選択肢が豊富
155/65R14は軽自動車で最も普及しているサイズなので、メーカー・価格帯の選択肢が広がります。
4. 雪道での安心感
タイヤが厚い分、雪にタイヤが埋もれにくく、トラクション(駆動力)が確保しやすくなります。
インチダウンのデメリット
- 見た目がやや地味になる(ホイールが小さく見える)
- ハンドリングがややソフトになる(スポーツ走行には不向き)
結論: 降雪地域でスタッドレスを使うなら、14インチへのインチダウンはメリットが大きいです。

失敗しないホイールセット購入のチェックリスト

購入前に必ず確認してください。
ホイールセットの場合は、適合車種に「ルークス4代目(BB1A/BB2A/BB5A/BB6A)」の記載があるか。
タイヤサイズ
- 155/65R14 または 165/55R15(グレードに合ったサイズ)
ホイール仕様
- 穴数: 4H(4穴)
- PCD: 100mm
- インセット: 42~50の範囲(推奨46)
ホイールナット
- M12×1.5(21HEX)が付属しているか
- 16個セット(付属していない場合は別途購入)
その他
- 適合車種に「ルークス」「ekスペース」「デリカミニ」の記載があるか
- 送料無料か確認
- レビュー・評価をチェック
- 製造年は新しいか(2024年製以降推奨)

ベストな購入時期はいつ?

9月~10月がベストタイミング
理由
- 各メーカーの早期購入キャンペーンが実施される
- 在庫が豊富
- 楽天スーパーSALE、Yahoo!ショッピングの5のつく日などセールと重なる
11月以降は要注意
- 初雪のニュースで一気に品薄になる
- 人気サイズは在庫切れが発生
- 価格が高騰することも
おすすめ購入タイミング
- 9月中旬~10月: 早期割引+ポイント還元で最安値
- 11月上旬: まだ在庫あり、割引も継続中
- 避けたい時期: 11月下旬~12月(品薄・価格高騰)

取り付けはどうする?工賃は?

1. 自分で取り付け(無料)
ホイールセットなら、ジャッキと十字レンチがあれば自分で交換可能です。
必要な工具
- 車載ジャッキ(車に付属)
- 十字レンチ(ホームセンターで1,000円程度)
メリット: 工賃0円
デメリット: 慣れないと時間がかかる、トルク管理が難しい

2. カー用品店・ガソリンスタンドで取り付け
| 店舗 | 脱着工賃(4本) | 備考 |
|---|---|---|
| オートバックス | 2,200~3,000円 | 会員割引あり |
| イエローハット | 2,200~3,000円 | 予約推奨 |
| タイヤ館 | 2,200~2,640円 | ブリヂストン系列 |
| ガソリンスタンド | 2,000~3,000円 | 店舗により差あり |
持ち込みタイヤの取り付け工賃は、店舗購入より500~1,000円高くなることが一般的です。
3. 取り付けサービス
最近は、自宅や職場まで来てくれる出張取り付けサービスも増えています。
- タイヤフッド: 提携店舗での取り付け予約が可能
- Seibii(セイビー): 出張取り付け専門サービス
工賃: 約4,000~6,000円(4本)

ネット通販でお得に購入する方法

おすすめの購入先
1. 楽天市場
- ポイント還元率が高い(5~10倍も可能)
- スーパーSALEで最大半額クーポン
- レビューが豊富で選びやすい
2. Yahoo!ショッピング
- PayPayポイント還元
- 5のつく日は+4%還元
- ソフトバンク・ワイモバイルユーザーは更にお得
3. オートウェイ
- タイヤ専門通販で品揃え豊富
- アジアンタイヤも多数
- 取り付け店提携で安心
4. フジ・コーポレーション
- 老舗タイヤ通販
- 全国の提携店舗で取り付け可能
ポイント還元を最大化する買い方
楽天市場での購入例
- 楽天カード決済: +2%
- 5と0のつく日: +2%
- お買い物マラソン: +9%(10店舗買い回り)
- SPU(スーパーポイントアッププログラム): 最大+15%
合計: 最大28%還元も可能!
50,000円のホイールセットなら、14,000円分のポイント還元。実質36,000円で購入できます。
よくある質問(FAQ)

Q1: 純正ホイールでスタッドレスタイヤは使える?
A: 使えますが、おすすめしません。
毎年の組み替え工賃がかかるため、長期的にはホイールセット購入の方が経済的です。
また、純正ホイールは夏タイヤ用として保管しておく方が、リセールバリューも維持できます。

Q2: 夏タイヤのホイールにスタッドレスを組む場合、何か問題は?
A: 問題ありません。
ただし、ホイールサイズ(インチ、インセット、PCD)が同じであることが条件です。
スタッドレス専用ホイールを用意すれば、春秋の履き替えが楽になります。
Q3: タイヤの空気圧はどれくらい?
A: 指定空気圧は運転席ドア開口部のステッカーに記載されています。
一般的に:
- 前輪: 210~240kPa
- 後輪: 210~240kPa
スタッドレスタイヤも夏タイヤと同じ空気圧でOKです。
冬場は気温が下がると空気圧も下がるため、月1回はチェックしましょう。

Q4: タイヤの保管方法は?
A: ホイール付きの場合
- 横積み(寝かせて)保管
- 空気圧を半分(100kPa程度)に減らす
- 直射日光を避け、カバーをかける
- 湿気の少ない場所
タイヤのみの場合
- 縦置き(立てて)保管
- 月1回程度回転させる

Q5: スタッドレスタイヤは何年使える?
A: 使用頻度や保管状態により異なりますが:
- 一般的な寿命: 3~5年
- 溝の深さが新品の50%以下になったら交換
- 製造から10年経過したら、溝が残っていても交換推奨
ゴムの硬化が進むと、氷上性能が低下します。指で押して硬いと感じたら交換時期です。

Q6: スタッドレスタイヤで夏も走れる?
A: 走行は可能ですが、おすすめしません。
- 夏タイヤより燃費が悪くなる(約5~10%)
- 摩耗が早い
- ブレーキ距離が伸びる
- ゴムが早く劣化する
春になったら早めに夏タイヤに交換しましょう。

Q7: オールシーズンタイヤはどう?
A: 年間降雪日数が1~2日程度なら選択肢になります。
メリット:
- 年中履きっぱなしでOK
- 履き替え不要
デメリット:
- 氷上性能はスタッドレスより劣る
- 豪雪地域では不向き
福井県など雪が多い地域では、やはりスタッドレスタイヤが安心です。

Q8: ホイールナットのトルクはどれくらい?
A: 新型ルークスの規定トルクは 103N・m です。
締めすぎるとボルトが破損し、緩すぎるとホイールが外れる危険があります。必ずトルクレンチで規定値に締め付けてください。
取り付け後、50~100km走行したら増し締めをすることをおすすめします。
まとめ:新型ルークスのスタッドレスホイールセット購入で失敗しないために
購入のポイント
- タイヤサイズを確認: 155/65R14 または 165/55R15
- ホイールセット購入がおすすめ: 3年以上使うなら経済的
- ホイールナットに注意: M12×1.5(21HEX)16個必要
- 購入時期は9~10月がベスト: 早期割引+在庫豊富
- ネット通販を活用: 楽天・Yahoo!でポイント大量還元
おすすめタイヤの選び方
| 重視するポイント | おすすめタイヤ |
|---|---|
| 性能・安全性 | ブリザック VRX3 / WZ-1 |
| コスパ | アイスガード 7 |
| 価格 | アイスナビ 8 |
| とにかく安く | アジアンタイヤ |
ホイールセット価格の目安(14インチ)
- 高性能: 55,000~75,000円
- バランス型: 45,000~60,000円
- 格安: 25,000~40,000円
ネット通販なら、店舗より2~3割安く、自宅まで配送してくれるので便利です。
購入前には必ず適合車種とサイズを確認し、レビューもチェックして、納得のいくホイールセットを見つけてください。
早めの購入なら、シーズン前の割引やポイントアップキャンペーンを利用できます。
今年の冬は、万全の準備で安心・快適なカーライフを楽しみましょう!
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