「ラパンLCの冬タイヤ、どうやって選べばいいの?」
「ホイールセットって本当に必要?」
スズキの人気軽自動車ラパンLCで、冬道を安全に走るために必要なスタッドレスタイヤ。
この記事では、ラパンLC(2022年6月〜現行モデル)に適合する155/65R14サイズのスタッドレスホイールセットの選び方から、お得な購入方法まで徹底解説します。
ラパンLCのタイヤサイズと基本情報

スタッドレスタイヤを購入する前に、まず確認すべきはラパンLCの正確なタイヤサイズです。
間違ったサイズを選んでしまうと装着できないため、車検証や純正タイヤで必ず確認しましょう。

対応車両

- 車名:スズキ アルト ラパンLC
- 型式:5BA-HE34S
- 発売時期:2022年6月〜現行
- 純正タイヤサイズ:155/65R14 75S
- ホイールサイズ:14×4.5J
- PCD:4H-100
- インセット:+45
ラパンLCは軽自動車規格のコンパクトなボディに、155/65R14という標準的な軽自動車用タイヤサイズを採用しています。
※基本的にはラパンHE33S型と同じです。
スタッドレスタイヤはホイールセットがおすすめの理由

「タイヤだけ買って、今のホイールに付け替えればいいのでは?」と考える方も多いでしょう。
しかし、長期的に見るとホイールセットで購入する方が断然お得です。その理由を詳しく解説します。
タイヤ単品よりホイールセットが得な3つの理由
1. 脱着工賃が年2回不要
タイヤ単品の場合、シーズンごとにタイヤの組み替え工賃(約8,000〜12,000円)がかかります。
ホイールセットなら自分で交換できるため、年間1万円以上の節約が可能です。
2. タイヤが長持ちする
ホイールからタイヤを外す作業は、タイヤにダメージを与える可能性があります。
ホイールセットなら組み替え不要で、タイヤの寿命が延びます。
3. 純正ホイールの劣化を防げる
冬季の路面には融雪剤が散布されており、これがアルミホイールの腐食原因になります。
専用ホイールを使えば、純正ホイールを守れます。
初期投資は少し高くなりますが、2シーズン目以降は組み替え工賃が不要になるため、トータルコストではホイールセットの方が安く済みます。
特に毎年スタッドレスに交換する方なら、2〜3年でホイール代の元が取れる計算です。

ラパンLCにおすすめのスタッドレスタイヤ5選

155/65R14サイズの人気スタッドレスタイヤを、性能・価格別に紹介します。
プレミアムクラス(氷上性能重視)
毎日の通勤や送迎で冬道を走る方、山間部や豪雪地域にお住まいの方には、最高峰の氷上性能を持つプレミアムクラスがおすすめです。
多少価格は高くても、安全性と安心感は何物にも代えられません。
1. ブリヂストン ブリザックVRX3

- 価格帯:4本セット 約28,000〜35,000円
- 特徴:国内シェアNo.1、氷上性能最高峰
- こんな人におすすめ:通勤や送迎で毎日冬道を走る方、安全性を最優先したい方
日本の冬道を知り尽くしたブリヂストンの最新モデル。
アクティブ発泡ゴムが氷上のグリップ力を格段に向上させています。
2. ヨコハマ アイスガードiG70

- 価格帯:4本セット 約26,000〜32,000円
- 特徴:氷上性能とロングライフを両立
- こんな人におすすめ:長く使いたい方、コスパ重視の方
最新のスーパー吸水ゴムにより、氷上ブレーキ性能が従来品比15%向上。
耐摩耗性能にも優れ、4シーズン以上使えると評判です。
【適合車種:スズキ アルト ラパン(HE33系)2015-】 ヨコハマ アイスガード セブン IG70 155/65R14 75 スタッ…
スタンダードクラス(バランス型)

性能と価格のバランスを重視する方には、スタンダードクラスが最適です。
国産ブランドの信頼性を保ちながら、プレミアムクラスより1〜2万円安く購入できます。
週末ドライバーや、降雪頻度が中程度の地域にお住まいの方におすすめです。
3. ダンロップ ウィンターマックス02

- 価格帯:4本セット 約22,000〜28,000円
- 特徴:氷上性能と価格のバランスが良い
- こんな人におすすめ:信頼性とコスパを両立したい方
密着力の高い液状ファルネセンゴムを採用し、氷上での効きが持続します。
国産ブランドでこの価格帯は魅力的です。
【適合車種:スズキ アルト ラパン(HE33系)2015-】 ダンロップ WINTER MAXX WM02 155/65R14 75 スタッドレス…
4. グッドイヤー アイスナビ8
- 価格帯:4本セット 約20,000〜26,000円
- 特徴:日本製で高コスパ
- こんな人におすすめ:週末ドライバー、降雪量が少ない地域の方
エッジ効果を高めるブロックパターンで、しっかりと雪をつかみます。
グッドイヤー ICE NAVI8 155/65R14+ BALMINUM DS-M (バルミナDS-M) (塩水噴霧試験1440時間) スタッドレスタ…
エコノミークラス(価格重視)
「年に数回しか雪道を走らない」「急な降雪時の備えとして用意しておきたい」という方には、エコノミークラスがおすすめです。
価格を抑えながらも、基本的な冬道走行性能は確保されています。
初めてスタッドレスを購入する方の入門用としても最適です。
5. ネクセン ウィンガードアイス2
- 価格帯:4本セット 約18,000〜22,000円
- 特徴:コストパフォーマンス最強
- こんな人におすすめ:年に数回しか雪道を走らない方、とにかく安く済ませたい方
韓国メーカーのスタッドレスですが、基本性能はしっかりしています。急な降雪時の備えとして十分な性能です。
他には、コスパのいいナンカンなども人気があります。

ホイール選びのポイント

スタッドレスタイヤを選んだら、次はホイール選びです。
「ホイールなんてどれも同じでは?」と思われがちですが、適合しないホイールを選ぶと装着できなかったり、走行中にトラブルが発生する可能性があります。
ラパンLCに確実に装着できるスペックを確認しましょう。
ラパンLCに適合するホイールスペック

ホイールを選ぶ際は、以下の5つの数値が全て適合している必要があります。
通販サイトの商品ページに記載されているので、必ず確認してください。
通販で購入する際は、商品ページの「適合車種」欄にラパンの記載されているか確認すると安心です。
- リム径:14インチ
- リム幅:4.5J または 5.0J
- PCD:100mm(4穴)
- インセット:+45前後
- ハブ径:54mm以上
これらの数値が1つでも合わないと、装着できない、または車体に干渉する恐れがあります。
特にPCD(ボルト穴の間隔)とインセット(ホイールの取付面の位置)は重要です。
ホイールナットが必要な場合は別途購入してください。

おすすめホイールタイプ

ホイールには大きく分けて「スチールホイール」と「アルミホイール」の2種類があります。
それぞれのメリット・デメリットを理解して、用途に合わせて選びましょう。
スチールホイール
- 価格:4本セット 約8,000〜15,000円
- メリット:安価、雪道に強い
- デメリット:重い、デザイン性が低い
- おすすめ度:★★★★★(コスパ最強)
アルミホイール
- 価格:4本セット 約20,000〜40,000円
- メリット:軽量、デザイン豊富
- デメリット:価格が高い、融雪剤で劣化
- おすすめ度:★★★☆☆(見た目重視の方向け)
初めての方や予算を抑えたい方には、スチールホイールがおすすめです。

ネット通販での購入手順【失敗しない3ステップ】

「ネットでタイヤを買うのは不安…」という方も多いでしょう。
しかし、正しい手順を踏めば、店舗より安く、しかも自宅近くの工場で取り付けてもらえます。
初めての方でも失敗しない、3つのステップを詳しく解説します。
STEP1:車検証で適合サイズを確認

車検証の以下の項目を確認しましょう。
- 型式:5BA-HE34S
- タイヤサイズ:155/65R14
型式からタイヤサイズを調べることができます。
他には、ドア表示を確認する方法もあります。

STEP2:信頼できる通販サイトを選ぶ
おすすめ通販サイト5選
1. オートウェイ
- 特徴:タイヤ専門店、取付店ネットワーク充実
- 価格:★★★★★
- 信頼性:★★★★☆
- 配送・取付:全国約3,000店の提携工場で取付可能
輸入タイヤに強く、安い商品があります。
→ オートウェイ
2. フジ・コーポレーション
- 特徴:ホイールの品揃えが豊富
- 価格:★★★★☆
- 信頼性:★★★★★
- 配送・取付:自社工場での直接取付も可能
- 特徴:簡単な車種選択システム
- 価格:★★★☆☆
- 信頼性:★★★★★
- 配送・取付:取付予約が簡単、ガソリンスタンドでも取付可
4. 楽天市場
- 特徴:ポイント還元が魅力
- 価格:★★★★☆
- 信頼性:★★★★☆(ショップによる)
- 配送・取付:ショップ次第だが選択肢が豊富
5. Yahoo!ショッピング
- 特徴:ポイント還元が魅力
- 価格:★★★★☆
- 信頼性:★★★★☆(ショップによる)
- 配送・取付:ショップ次第だが選択肢が豊富
STEP3:注文から取付までの流れ
1. 商品を選ぶ
- タイヤサイズ:155/65R14
- ホイールスペック:14×4.5J、PCD100、4穴、インセット+45
- 数量:4本セット
2. 取付店を選ぶ
多くの通販サイトでは、提携取付店を選択できることも。自宅近くの工場を選びましょう。

3. 配送先を指定
- 自宅配送:自分で交換する場合
- 取付店直送:取付を依頼する場合(おすすめ)
4. 取付予約 商品到着後、取付店に連絡して日時を予約します。
5. 取付作業 工賃の目安
- タイヤ・ホイール組付:約1,000〜2,000円/本
- バランス調整:約500〜1,000円/本
- 脱着・取付:約2,000〜3,000円(4本)
- 合計:約8,000〜12,000円

価格相場とコスパ最強の組み合わせ

「結局、全部でいくらかかるの?」という疑問にお答えします。
タイヤ、ホイール、取付工賃の3つを合計した総額を、予算別に3パターンご紹介します。
自分の予算と使用頻度に合わせて選びましょう。
予算別おすすめセット
予算3万円台:エコノミーセット
- タイヤ:ネクセン ウィンガードアイス2 約18,000円
- ホイール:スチールホイール 約10,000円
- 取付工賃:約10,000円
- 合計:約38,000円
155/65R14 スタッドレスタイヤホイールセット MAXTREK(マックストレック) TREK M7 Plus スタッドレス + EMB…
予算5万円台:スタンダードセット(おすすめ)
- タイヤ:ダンロップ ウィンターマックス02 約25,000円
- ホイール:スチールホイール 約12,000円
- 取付工賃:約10,000円
- 合計:約47,000円
【適合車種:スズキ アルト ラパン(HE33系)2015-】 ダンロップ WINTER MAXX WM02 155/65R14 75 スタッドレス…
予算8万円台:プレミアムセット
- タイヤ:ブリヂストン ブリザックWZ-1 約45,000円
- ホイール:アルミホイール 約25,000円
- 取付工賃:約10,000円
- 合計:約80,000円
ブリヂストン ブリザック WZ-1 WZ1 155/65R14 75Q マルカサービス シュナイダー スタッグ ストロングガンメ…
どの予算帯でも、2シーズン目以降は組み替え工賃(年間約1万円)が不要になるため、長期的にはお得です。
特に5万円台のスタンダードセットは、性能・価格・信頼性のバランスが最も良く、多くの方におすすめできます。
価格を最優先するならエコノミーセット、毎日冬道を走るならプレミアムセットを選びましょう。
よくある質問(Q&A)

Q1. ホイールセットは何年使えますか?
A. タイヤは3〜5シーズン、ホイールは10年以上使えます。
スタッドレスタイヤの寿命は残溝とゴムの硬化で決まります。
溝が50%(新品時5mmなら2.5mm)になったら交換の目安です。保管状態が良ければ5シーズン使える場合もあります。

Q2. 通販と店舗、どっちが安い?
A. 通販の方が1〜2万円安くなることが多いです。
実店舗は在庫管理コストがかかるため、価格が高めです。
通販なら中間マージンが少なく、同じ商品を安く購入できます。
取り付けまで予約できるショップも増えています。
Q3. 自分で交換できますか?
A. できますが、初回は工場での取付をおすすめします。
タイヤ交換自体は車載工具(ジャッキ・レンチ)があれば可能です。
ただし、初回はトルクレンチでの適正締付とバランス調整のため、専門店での取付が安心です。

Q4. 中古のホイールセットはどうですか?
A. タイヤの製造年を必ず確認しましょう。
製造から3年以内なら良いですが、4年以上経過したスタッドレスは性能が落ちています。
タイヤ側面の4桁数字(例:2523なら2025年23週製造)を確認してください。

Q5. 夏タイヤと交換時期はいつ?
A. 11月中旬と3月下旬が目安です。
- スタッドレス装着:最低気温が7℃を下回る頃(11月中旬〜12月上旬)
- 夏タイヤへ交換:最低気温が10℃以上になる頃(3月下旬〜4月上旬)
地域の気候に応じて調整してください。
お得に購入するための3つのポイント

1. 早期購入でさらに安く
9月〜10月に購入すると、シーズン前の割引価格で買えることが多いです。
需要が高まる11月以降は値上がりする傾向があります。

2. ポイント還元を活用
楽天市場やYahoo!ショッピングなら、ポイント還元で実質10〜20%オフになることも。
ポイントアップキャンペーンを狙いましょう。

3. 型落ちモデルを狙う
最新モデル発売後、旧モデルは30〜40%オフになることがあります。
性能差はわずかなので、コスパ重視なら型落ちがおすすめです。

まとめ:ラパンLCのスタッドレス選びで失敗しないために

ラパンLC(155/65R14)のスタッドレスホイールセット選びのポイントをまとめます。
選び方のポイント
- 毎日運転するなら:ブリザックVRX3やアイスガードiG70
- 週末ドライバーなら:ウィンターマックス02やアイスナビ8
- コスパ最優先なら:ネクセン ウィンガードアイス2
- ホイールは:スチールホイールが最もコスパ良好
購入方法
- 車検証でサイズを確認(155/65R14)
- 信頼できる通販サイトで注文(オートウェイ、フジ・コーポレーションなど)
- 取付店を予約して取り付け
おすすめの組み合わせ
- タイヤ:ダンロップ ウィンターマックス02、ブリザックVRX3
- ホイール:スチールホイール
- 予算:約5万円(取付工賃込み)
この組み合わせなら、性能・価格・信頼性のバランスが取れており、初めての方でも安心です。
この記事を参考に、あなたのラパンLCに最適なスタッドレスホイールセットを見つけてください。
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