トヨタ初の本格EV「bZ4X」で冬のドライブを楽しむなら、適切なスタッドレスタイヤ選びが欠かせません。
「bZ4Xのスタッドレスはどのサイズを選べばいいの?」
「ホイールセットで買うべき?タイヤだけでいい?」
「おすすめの銘柄や価格相場が知りたい」
このような疑問をお持ちの方に向けて、bZ4Xに最適なスタッドレスタイヤとホイールセットの選び方を、2025年10月時点の最新価格情報とともに詳しく解説します。
bZ4Xの純正タイヤサイズ

まずは、bZ4Xの純正タイヤサイズを確認しましょう。
標準サイズ(18インチ)

235/60R18 103H
- タイヤ幅:235mm
- 扁平率:60%
- リム径:18インチ
- ホイールサイズ:7.5J×18 +40
- PCD:114.3mm(5穴)
- ハブ径:60mm
オプションサイズ(20インチ)
235/50R20 104V XL
- タイヤ幅:235mm
- 扁平率:50%
- リム径:20インチ
- ホイールサイズ:7.5J×20 +40
スタッドレスタイヤを購入する際は、まず自分のbZ4Xがどちらのサイズか確認することが重要です。
グレードや仕様によって異なるため、車検証や運転席ドア内側のステッカーで確認しましょう。

スタッドレスは18インチがおすすめ
bZ4Xのスタッドレスタイヤを選ぶ際、18インチをおすすめする理由は以下の通りです。
コストパフォーマンスが高い
20インチと比較して、18インチは以下のメリットがあります。
- タイヤ価格が安い:1本あたり5,000〜10,000円程度の差
- ホイールも安価:社外ホイールの選択肢も豊富
- 交換費用も抑えられる:タイヤが小さい分、工賃も若干安い
冬道での走行性能が高い
扁平率60%の18インチは、扁平率50%の20インチと比較して、
- 接地面積が適切:雪道でのグリップ力が向上
- 乗り心地が良い:サイドウォールが厚く、衝撃吸収性が高い
- 縁石などへの耐性:タイヤ側面の厚みがあり、ホイール損傷リスクが低い
タイヤの選択肢が豊富
235/60R18は人気サイズのため、各メーカーから多彩なモデルが発売されており、予算や性能に応じて選びやすいメリットがあります。
→ bZ4XのスタッドレスホイールセットをYahoo!で見る
インチダウンは可能?17インチへの変更について

一般的にスタッドレスタイヤでは、コスト削減のため1インチダウンすることがよくあります。
bZ4Xの17インチへのインチダウンについては、以下の点に注意が必要です。
確認が必要なポイント
- ブレーキクリアランス
- EVは一般的にブレーキシステムが大型化する傾向があります
- 17インチホイールでブレーキキャリパーに干渉しないか、事前確認が必須です
- 確実に装着できるかは、タイヤショップでの現物確認をおすすめします
 
- メーカー設定
- トヨタ公式では17インチの設定は確認されていません
- ディーラーで装着可能か相談することをおすすめします
 
- タイヤサイズの選定
- 235/60R18の外径は約710mm
- 17インチで近い外径となると、適切なサイズの選択肢が限られます
 
結論:bZ4Xで17インチを検討される場合は、必ずタイヤショップやディーラーで装着可能か確認してから購入してください。
不確実な場合は、純正サイズの18インチを選択するのが安全です。
スタッドレスタイヤのおすすめ銘柄5選

ここからは、235/60R18サイズでおすすめのスタッドレスタイヤを、性能と価格のバランスを考慮して5つご紹介します。
1. ブリヂストン ブリザック DM-V3

価格(1本、2025年10月時点):25,000〜35,000円 ※最安値25,080円〜、通常販売価格は34,000円前後
特徴
- SUV専用設計のフラッグシップモデル
- アクティブ発泡ゴム2により氷上性能が高い
- 摩耗ライフ性能が向上(前モデル比25%アップ)
- 静粛性に優れ、長距離ドライブも快適
こんな人におすすめ
- 氷上性能を最優先したい方
- 長期間(4〜5シーズン)使用したい方
- 予算に余裕がある方
ブリヂストン(BRIDGESTONE) 235/60R18 107Q XL スタッドレスタイヤ BLIZZAK DM-V3 1本
2. ヨコハマ アイスガード SUV G075

価格(1本、2025年10月時点):19,000〜24,000円 ※最安値19,220円〜、通常販売価格は23,000円前後
特徴
- SUV専用に開発されたスタッドレス
- スーパー吸水ゴムにより氷上グリップ力が高い
- 静粛性が高く、高速走行も快適
- ウェット性能も優秀
こんな人におすすめ
- バランスの良い性能を求める方
- 静かな走行を重視する方
- コストと性能のバランスを取りたい方
YOKOHAMA(ヨコハマ) iceGUARD SUV アイスガード G075 235/60R18 107Q XL スタッドレスタイヤ
3. ダンロップ ウインターマックス SJ8+
価格(1本、2025年10月時点):20,000〜25,000円 ※最安値19,800円〜、通常販売価格は25,000円前後
特徴
- ナノ凹凸ゴムを採用し氷上性能が高い
- SUV専用設計でふらつきを抑制
- コーナリング性能が10%向上(前モデル比)
- 日本製で品質が安定
こんな人におすすめ
- SUVの特性を考慮した設計を求める方
- 国産ブランドにこだわりたい方
- 中価格帯で良質なタイヤを探している方
ダンロップ(DUNLOP) 235/60R18 107Q XL スタッドレスタイヤ WINTER MAXX SJ8+ 1本
4. グッドイヤー アイスナビ SUV

価格(1本、2025年10月時点):20,000〜23,000円 ※通常販売価格は21,000円前後
特徴
- SUV向けの専用パターン設計
- エッジ効果により氷上ブレーキ性能が高い
- 耐久性に優れている
- コストパフォーマンスに優れる
こんな人におすすめ
- 価格を抑えつつ性能も確保したい方
- グッドイヤーブランドを信頼している方
- 2〜3シーズンの使用を想定している方
グッドイヤー(GOODYEAR) スタッドレス SUV用 235/60R18 107Q XL ICE NAVI SUV タイヤのみ・ホイールなし 4…
5. トーヨー ウインタートランパス TX
価格(1本、2025年10月時点):18,000円前後 ※コストパフォーマンスに優れた選択肢
特徴
- ミニバン・SUV向けに開発
- 吸水カーボニックセル配合で氷上性能を確保
- 価格が手頃でコスパが高い
- ふらつきを抑える構造
こんな人におすすめ
- できるだけ予算を抑えたい方
- 降雪量が少ない地域にお住まいの方
- 初めてのスタッドレス購入の方
【 4本セット 】 トーヨータイヤ(TOYO TIRES) Winter TRANPATH(トランパス)TX 235/60R18 107Q
【 4本セット 】 トーヨータイヤ(TOYO TIRES) Winter TRANPATH(トランパス)TX 235/60R18 107Q
価格相場とホイールセットの選び方
 
タイヤ4本の価格相場(2025年10月時点)
| ブランド | 1本価格 | 4本価格 | 
|---|---|---|
| プレミアム(ブリザック DM-V3) | 25,000〜35,000円 | 100,000〜140,000円 | 
| ミドルレンジ(アイスガード、ウインターマックス) | 19,000〜25,000円 | 76,000〜100,000円 | 
| バリュー(アイスナビ、ウインタートランパス) | 18,000〜23,000円 | 72,000〜92,000円 | 
※価格は販売店により変動します。通販サイトの方が店頭より安い傾向にあります。
ホイールセットの価格相場
スタッドレスタイヤ+ホイールセット(18インチ)の価格の目安
タイヤ+社外ホイール(4本セット)
- エントリーモデル:120,000〜160,000円
- ミドルグレード:160,000〜220,000円
- プレミアムモデル:220,000〜300,000円
※価格は選択するタイヤ銘柄とホイールのグレードにより大きく変動します。
※通販サイトでの購入が店頭より安価な傾向にあります。
→ bZ4XのスタッドレスホイールセットをYahoo!で見る
ホイールセットで買うメリット

スタッドレスタイヤを購入する際は、ホイールセットでの購入を強くおすすめします。
メリット1:シーズンごとの交換が簡単
- タイヤとホイールが一体なので、タイヤ交換だけで済む
- 自宅でも交換可能(工具があれば)
- 工賃が安い(組み替えより脱着だけの方が安価)
メリット2:純正ホイールを守れる
- 純正ホイールは冬の塩カルで腐食しやすい
- スタッドレス用の社外ホイールを使えば純正が長持ち
メリット3:長期的にはコスパが良い
シーズンごとの組み替え工賃を考えると、2〜3年でホイール代の元が取れます。
計算例:
- 組み替え工賃:1回8,000〜12,000円
- 年2回交換:16,000〜24,000円
- 3年で48,000〜72,000円
社外ホイール4本は40,000〜80,000円程度なので、3年以上使う予定なら確実にホイールセットがお得です。
おすすめホイールの選び方

bZ4Xに装着する冬用ホイールを選ぶ際のポイントをご紹介します。
1. ホイールサイズの確認
必須スペック
- インチ:18インチ
- リム幅:7.5J(7.0J〜8.0Jまで可)
- オフセット:+38〜+45程度
- PCD:114.3mm(5穴)
- ハブ径:60mm以上
bZ4Xは、ホイールボルト仕様です。
M14×P1.5
※ナットではなく、ボルトタイプです。
2. デザインの選び方
冬用ホイールは以下のタイプが人気です。
スタンダードタイプ
- シンプルなデザインで価格が手頃
- 汚れが目立ちにくい
- メンテナンスが簡単
スポークタイプ
- 軽量で燃費に有利
- ブレーキ冷却性が高い
- 見た目がスポーティ
メッシュタイプ
- デザイン性が高い
- 冬でもおしゃれに決まる
- やや重量がある

3. 素材とカラー

素材の選択
- アルミホイール:軽量で一般的、価格も手頃
- スチールホイール:最も安価だが重い、冬専用と割り切るなら十分
カラーの選択
- シルバー/ガンメタ:汚れが目立ちにくく冬向き
- ブラック:スタイリッシュだが融雪剤の白い汚れが目立つ
- ホワイト:おしゃれだがメンテナンスが大変
通販での購入方法
スタッドレスタイヤ・ホイールセットは、通販で購入すると店頭より安く手に入ります。
おすすめの購入サイト
おすすめの通販サイト
- 楽天市場:ポイント還元率が高く、複数ショップから比較可能
- Yahoo!ショッピング:PayPayポイントが貯まる、セールが頻繁
- Amazon:配送が早い、プライム会員なら送料無料の商品も 
- TIREHOOD:取付店舗との連携がスムーズ
通販購入の流れ
- サイトで車種を選択
- 車種名「bZ4X」を入力
- 年式・グレードを選択
 
- タイヤ・ホイールを選択
- 予算や好みに合わせて選ぶ
- セット価格を確認
 
- 取付店を予約
- 自宅近くの取付店を選択
- 日時を予約
 
- 商品を取付店に配送
- 自宅ではなく取付店に直送が便利
- 予約日に来店して取付
 
- 取付完了
- 作業時間は30〜60分程度
- 空気圧調整やバランス調整も実施
 
取付工賃の目安
- タイヤ・ホイールセット脱着:2,000〜4,000円
- バランス調整込み:4,000〜6,000円
- 廃タイヤ処分:1本500〜1,000円
bZ4Xでの冬道走行の注意点

EVであるbZ4Xは、冬道走行で一般的なEVと同様の特性があります。
航続距離の低下
気温が下がると、EVは航続距離が低下する傾向があります。
- 気温低下によるバッテリー性能の低下
- 暖房使用による電力消費の増加
- こまめな充電計画が必要です
- 余裕を持った航続距離の見積もりをおすすめします
参考:一般的なEVでは、冬季の航続距離が通常時の60〜80%程度になることがあります(車種や使用状況により異なります)。
回生ブレーキの特性
雪道では回生ブレーキの効きが通常と異なる場合があります。
- 滑りやすい路面では回生力が弱まることがあります
- ブレーキフィーリングの変化に注意
- ABSの作動頻度が増える可能性があります
車両重量
bZ4Xは車両重量が約1,920〜2,000kg(グレードにより異なる)と重量があります。
- 慣性が大きく、停止距離が長くなる傾向
- 急ブレーキは避け、早めの減速を心がけましょう
- 十分な車間距離を確保することが重要です
まとめ:bZ4Xのスタッドレス選びのポイント

最後に、bZ4Xのスタッドレスタイヤ・ホイールセット選びのポイントをまとめます。
タイヤサイズ
✓ 235/60R18が標準でおすすめ 
✓ 17インチへのインチダウンは非推奨 
✓ 20インチは高額でメリット少ない
タイヤ銘柄
✓ 性能重視ならブリザック DM-V3 
✓ バランス重視ならアイスガード SUV G075 
✓ コスパ重視ならウインタートランパス TX
購入方法は、ホイールセットでの購入が断然おすすめ。
通販なら店頭より2〜3割安いこともあります。
→ bZ4XのスタッドレスホイールセットをYahoo!で見る
注意事項
- 本記事の価格情報は2025年10月時点のものです。実際の価格は販売店や時期により変動します
- タイヤの適合については、必ず購入前にタイヤショップやディーラーでご確認ください
- 車両の仕様や装着可能なタイヤサイズは、グレードや年式により異なる場合があります
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