「WINTER MAXX 03とSJ8+は何が違うの?」
「どっちを選べばSUVに合うの?」
SUV用スタッドレスタイヤを探していると、ダンロップの「WINTER MAXX 03」と「WINTER MAXX SJ8+」の2種類が表示されることがあります。
どちらも人気モデルですが、性能の方向性が違うため、選び方を間違えると本来の力を発揮できません。
この記事では、両モデルの違いをわかりやすく比較し、 「氷上性能」「雪上性能」「価格」「乗り心地」など、実際に選ぶ時に知っておきたいポイントを詳しく解説します。
▼ 結論
氷上性能を最優先 → WINTER MAXX 03。
雪上安定性と価格重視 → WINTER MAXX SJ8+。
どちらもダンロップの「WINTER MAXX」シリーズですが、狙いどころ(開発コンセプト)が異なるため、使用環境で選べば失敗しません。
まずは要点:どっちがおすすめ?
まず最初に、WINTER MAXX 03とSJ8+のおすすめポイントを整理しておきましょう。
どちらもダンロップのスタッドレスですが、狙いとする性能が異なります。
- ❄️ 朝晩の凍結路や橋梁部での制動距離を短くしたい → WINTER MAXX 03
- 🏔 積雪路の直進安定・発進トラクション&お手頃価格 → WINTER MAXX SJ8+
- 🚙 SUVの重量に合わせた乗り心地・静粛性重視 → WINTER MAXX SJ8+
ひとことで言うと、
WM03(03)=凍結に強い“氷上特化”
SJ8+=SUV用設計で安定感重視
特に4WDモデルで重量のある車は、SJ8+がおすすめ。
WINTER MAXX 03とSJ8+の違い(比較表)

| 比較項目 | WINTER MAXX 03(WM03) | WINTER MAXX SJ8+ |
|---|---|---|
| 想定ユーザー | 乗用車〜一部SUV(氷上重視) | SUV・クロスオーバー(実用重視) |
| トレッドパターン | 非対称(左右共用) | 対称 |
| 氷上性能 | ◎ とても高い(前作WM02比 約20%向上) | ○ 良好 |
| 雪上(積雪) | ○ | ◎ 高いトラクション |
| 静粛性・乗り心地 | ○ | ◎ SUV重量に合わせ安定 |
| 発売時期 | 2020年6月 | 2021年6月 |
| 価格感(例:225/65R17) | 目安:23,000〜28,000円/本 | 目安:15,000〜17,000円/本 |
| 総評 | 凍結に強い“氷上特化”型 | 価格・快適性・実用バランス良 |
※価格は執筆時点の参考レンジ。実勢はショップ・時期・在庫で変動します。
DUNLOP(ダンロップ) スタッドレスタイヤ WINTER MAXX 03 (ウィンターマックスゼロスリー)225/65R17 102Q
DUNLOP(ダンロップ) スタッドレスタイヤ WINTER MAXX SJ8+ (ウインターマックス) 225/65R17 102Q
両モデルの設定がある代表的サイズ

同一サイズでどちらも選べる場合は、環境(凍結中心か、積雪中心か)と予算で決めるのが合理的です。
使用シーン別の最適解
同じSUV向けのスタッドレスタイヤでも、走る環境や目的によって選ぶべきモデルは異なります。
ここでは、実際の使用シーンに合わせて「どちらがより適しているか」を整理しました。
普段の走行環境をイメージしながらチェックしてみてください。
WINTER MAXX 03が合う人

凍結路面での制動距離を短くしたい方、通勤・通学で夜間や早朝に運転する方におすすめです。
ダンロップの最新コンパウンド技術により、氷上での密着力が高く、ブレーキの効きがより安定します。
特に都市部〜郊外での「朝晩の凍結」や「橋・高架の凍結箇所」が多い地域では、その性能差を体感しやすいでしょう。
- 都市部〜郊外で凍結路の停止距離を短くしたい
- 早朝・深夜の通勤や橋・高架をよく走る
- 「安心感」を最優先に選びたい

WINTER MAXX SJ8+が合う人

SUVらしい安定した走りや雪道での発進・直進性能を重視する方におすすめ。
凍結よりも積雪の多い地域や、峠・郊外路を走る機会が多い場合に特に力を発揮します。
静粛性や乗り心地のバランスも良く、長距離ドライブにも向いた「万能タイプ」といえます。
- 積雪路の直進安定・発進性能を重視
- 峠や郊外路をよく走るSUV
- 価格・静粛性・乗り心地もバランスよく欲しい

リアルな使用感(口コミの例)
実際にWINTER MAXX 03とSJ8+を装着したユーザーからは、それぞれに明確な特徴を感じる声が多く寄せられています。
SNSやレビューサイトの口コミをもとに、リアルな印象をまとめました。
WINTER MAXX 03(WM03)
#ダンロップタイヤ北陸
YouTube動画公開🎬ピタッと瞬間密着するタイヤ
WINTER MAXX 03でスケート場を運転🚗タコの吸盤ついてるみたいだった😳🐙
絶対カットされると思ったところも使われてた🤣
動画みて寝てね🫶#ほくりくアイドル部 pic.twitter.com/onp1Rm7MH0— 松井 祐香里👑ほくりくアイドル部 (@yukarihime04) November 10, 2022
- 「凍結路でもしっかり止まる」
- 「氷上での安心感が高い」
- 「ブレーキ時の安定感があり、冬の街乗りでも安心」
→ 氷上ブレーキ性能に関する評価が多く、凍結路での制動力や安定感を実感する声が中心です。
氷点下の朝晩や橋梁など、滑りやすい場面で信頼できるという口コミが目立ちます。
WINTER MAXX SJ8+
前車フォレスターには iceGUARD SUV G075 を着けてましたが、80ハリアーにはwinter maxx sj8+を装着。雪道性能とか氷上性能はまだ雪が降ってないので比較不明ですが、通常路面ですと、sj8+の方が静かで乗り心地いいな。と、感じます。#80ハリアー #スタッドレス
— ふいさす@80ハリアー納車済 (@huicyan) December 1, 2021
- 「静かで快適」
- 「雪道の発進・直進安定が良い」
- 「SUVに合う乗り心地」
→ SUV専用構造による安定感と静粛性が高評価。
特に長距離ドライブや高速道路での快適さを重視するユーザーに好まれています。
口コミ全体を通して見ると、凍結中心の地域ではWM03、積雪中心の地域ではSJ8+が満足度が高い傾向にあります。
どちらも国産タイヤらしい安定した性能を持ち、装着後の安心感を重視するユーザーから支持されています。
価格と在庫をチェック(ホイールセット推奨)
ホイールセット(組込み・バランス調整済み)なら届いてすぐ取付OK。
タイヤ単品より納期・手間が少なく、シーズン直前でも間に合いやすいです。
DUNLOP(ダンロップ) スタッドレスタイヤ WINTER MAXX 03 (ウィンターマックスゼロスリー)225/65R17 102Q
DUNLOP(ダンロップ) スタッドレスタイヤ WINTER MAXX SJ8+ (ウインターマックス) 225/65R17 102Q
※ショップによってポイント倍率・送料・納期が異なります。セール時は価格が大きく動くので要チェック。
購入前チェックリスト(失敗防止)

ネットでスタッドレスタイヤを購入する際は、サイズや仕様のミスが最も多いトラブルです。
注文前に、以下のポイントをひとつずつ確認しておくと安心です。
- サイズ適合:例)
225/65R17/235/60R18など車種・グレードに合っているか - ホイール諸元:PCD・インセット・穴数・ハブ径/ボルト・ナット形状(多くの国産はM12×P1.5)
- 荷重指数:SUVはLI(荷重)を要確認
- 納期:シーズン前は在庫変動が激しいため早めに確保
- 装着後:100km走行後の増し締めと空気圧点検を実施
さらに詳しい確認方法やタイヤサイズの確認方法などはこちら
⇒ ネットでスタッドレスタイヤの購入方法
ホイールセットは、セットした状態で自宅に届くので、特に、自分で脱着作業をする方は、ネット通販での購入が便利でお得です。
⇒ スタッドレスタイヤを安く購入する5つの方法
まとめ

氷上の安心感で選ぶならWINTER MAXX 03、価格と実用バランスならWINTER MAXX SJ8+。
同一サイズで両モデルが選べる場合は、あなたの走行環境(凍結中心/積雪中心)+予算で決めれば間違いありません。
迷ったら本記事の比較表とチェックリストを参照しつつ、ホイールセットで手早く準備しましょう。
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