【プリウス30系のスタッドレスタイヤ完全ガイド】価格・サイズ・購入方法

プリウス30系(2009-2015年モデル)のスタッドレスタイヤ選びでお困りではありませんか？

「15インチのスタッドレスタイヤはいくらで買える?」

「どのメーカーが安くて性能が良いの?」

「ネット通販と店舗、どちらがお得?」

この記事では、プリウス30系オーナーに向けて、15インチスタッドレスタイヤの最安値情報から賢い購入方法まで、徹底解説します。

この記事でわかること

• プリウス30系に適合するタイヤサイズ
• メーカー別の価格比較（2025年最新）
• 最安値で購入する具体的な方法
• ネット通販vs店舗購入の比較
• ホイールセット購入時の注意点

記事の結論（先に知りたい方へ）

プリウス30系の15インチスタッドレスタイヤは、アジアンタイヤで約3.5万円〜、国産メーカーで約6万円〜が相場です。

ネット通販を利用することで、店舗価格より10〜30%安く購入できます。

プリウス30系の基本情報とタイヤサイズ

プリウス（PRIUS）はトヨタのハイブリッドカーです。

プリウス30系は、トヨタが2009年5月から2015年12月まで販売した3代目プリウス（型式：ZVW30）です。

• 初代プリウス NHW10/11（1997年-2003年）
• 2代目プリウス NHW20（2003年-2011年）
• 3代目プリウス ZVW30（標準車：2009年-2015年）
• 4代目プリウス ZVW50（2015年-2023年）
• 5代目プリウス ZVW60/MXWH60 （2023年-）

ここでは、3代目プリウス30系（ZVW30）について書いています。

基本スペック

• 販売期間：2009年5月〜2015年12月
• マイナーチェンジ：2011年12月
• 型式：DAA-ZVW30

主要グレード

• Lグレード：オーディオレス仕様のベーシックモデル
• Sグレード：CD+AM/FMオーディオ標準装備
• Gグレード：クルーズコントロール、本革巻ステアリング装備の上級モデル

プリウス30系の標準タイヤサイズ

プリウス30系の標準装着タイヤは15インチです。

スタッドレスを購入する時は、タイヤ・ホイールサイズを確認します。

• 型式：DAA-ZVW30
• 年式：2009年5月～
• タイヤサイズ：195/65R15
• ホイールサイズ：15×6J
• ホール数：5穴
• PCD：100
• インセット：45

 17インチ装着車について 一部グレードではオプションで17インチ（215/45R17）の設定もありますが、本記事では標準的な15インチについて解説します。

プリウス30系のホイールナット規格

スタッドレスタイヤをホイールセットで購入する際は、ホイールナットも必要です。

ホイールナット規格

• ネジ径：M12（12mm）
• ピッチ：P1.5（ねじ山の間隔1.5mm）
• 二面幅：21HEX（21mm）
• 必要個数：20個（1台分）

重要な注意点

純正以外のホイールを装着する場合は、テーパー形状のナットが別途必要になります。

ホイールセット購入時は、ナットの形状を必ず確認しましょう。

ナットの詳細はこちら
⇒ トヨタ車用のホイールナットの選び方

プリウス30系スタッドレスタイヤの価格相場【2025年最新】

価格帯別おすすめスタッドレスタイヤ

プリウス30系の15インチスタッドレスタイヤは、4本+ホイールセットで以下の価格帯に分かれます。

【予算重視】3.5万円〜5万円

• アジアンタイヤ（ハンコック、ナンカン、クムホ等）
• 国産旧モデル（トーヨーGIZ等）
• 性能：日常使用には十分
• 寿命：2〜3シーズン

【バランス型】6万円〜8万円

• ダンロップ ウインターマックス03
• ヨコハマ アイスガード7
• 性能：氷上性能と価格のバランスが良い
• 寿命：3〜4シーズン

【高性能】9万円〜12万円

• ブリヂストン ブリザックVRX3
• ミシュラン X-ICE SNOW
• 性能：最高レベルの氷上性能
• 寿命：4〜5シーズン

メーカー別価格比較表

メーカー	商品名	氷上性能	想定寿命	セット参考価格
ブリヂストン	ブリザック VRX3	★★★★★	4～5年	約10〜12万円
ヨコハマ	アイスガード7	★★★★☆	3～4年	約7〜8万円
ダンロップ	ウインターマックス03	★★★★☆	3～4年	約6.5〜7.5万円
ミシュラン	X-ICE SNOW	★★★★☆	4～5年	約9〜11万円
ファルケン	W-ACE	★★★☆☆	2～3年	約5〜6万円
トーヨー	OBSERVE GIZ2	★★★☆☆	3～4年	約6〜7万円
アジアンタイヤ	各種	★★☆☆☆	2～3年	約3.5〜5万円

※価格は4本+ホイールセット、2025年1月時点の目安です

主要メーカー別スタッドレスタイヤ詳細

ブリヂストン ブリザックシリーズ

国内シェアNo.1の定番スタッドレス

ブリザックは日本国内で最も選ばれているスタッドレスタイヤです。氷上性能の高さと信頼性が特徴。

現行モデル

• ブリザックVRX3（最新モデル）：氷上性能が従来品より20%向上
• ブリザックVRX2（旧モデル）：在庫処分で安く購入できる可能性あり

こんな方におすすめ

• 氷上性能を最優先したい
• 長期間使用したい
• 信頼性を重視する

ブリザックVRX2
⇒　30系プリウスのブリザックVRX2 195/65R15の最安値価格

ブリザックVRX3
⇒　30系プリウスのブリザックVRX3 195/65R15の最安値価格

ヨコハマタイヤ アイスガードシリーズ

コストパフォーマンスに優れた人気モデル

国内タイヤメーカー第3位のヨコハマタイヤ。性能と価格のバランスが良く、コスパ重視の方に人気です。

現行モデル

• アイスガード7 (IG70)（最新）：非対称パターンで氷上・雪上性能を両立
• アイスガード6 (IG60)（旧モデル）：価格重視なら狙い目

こんな方におすすめ

• 性能と価格のバランスを重視
• 年間走行距離が多い
• 雪道走行の頻度が高い

アイスガード6
⇒　30系プリウスのアイスガードIG60 195/65R15の最安値価格

アイスガード7
⇒　30系プリウスのアイスガードIG70 195/65R15の最安値価格

ダンロップ ウインターマックスシリーズ

効きが長持ちする経済的なスタッドレス

住友ゴム工業のダンロップブランド。「効きが長持ち」をコンセプトに、経年劣化に強い設計が特徴です。

現行モデル

• ウインターマックス03 (WM03)（最新）：非対称パターンで静粛性向上
• ウインターマックス02 (WM02)（旧モデル）：廉価版として販売中

こんな方におすすめ

• 長期間使用したい
• 静粛性を重視
• 国産メーカーで価格を抑えたい

ウインターマックス０２
⇒　30系プリウスのダンロップWM02 195/65R15の最安値価格

ミシュラン X-ICEシリーズ

ヨーロッパ生まれの高性能スタッドレス

世界的タイヤメーカーのミシュラン。ロングライフ性能と氷上性能を両立した高性能モデルです。

現行モデル

• X-ICE SNOW：最新の冬用タイヤ技術を投入
• X-ICE 3+：旧モデルだが性能は十分

こんな方におすすめ

• 欧州車のような操縦安定性を求める
• 長寿命を重視
• ブランドイメージも重視

ミシュランX-ICE 3+
⇒　30系プリウスのミシュランX-ICE 3+ 195/65R15最安値価格

トーヨータイヤ OBSERVE GIZ2

吸水・密着技術が特徴

トーヨータイヤの主力スタッドレス。独自の吸水ゴムで氷上性能を確保しています。

こんな方におすすめ

• 国産メーカーで選びたい
• 中価格帯で探している
• トーヨータイヤファン

OBSERVE GIZ2
⇒　30系プリウスのOBSERVE GIZ2 195/65R15の最安値価格

アジアンタイヤ（海外メーカー）

圧倒的な価格の安さが魅力

韓国・台湾・中国メーカーのスタッドレスタイヤ。性能は国産には劣りますが、価格は格段に安いです。

主要ブランド

• ハンコック（韓国）
• クムホ（韓国）
• ナンカン（台湾）
• グッドイヤー アイスナビ（提携生産）

こんな方におすすめ

• とにかく安く購入したい
• 降雪が少ない地域
• 短期間の使用予定

注意点 氷上性能は国産メーカーに比べて劣ります。凍結路面の多い地域では国産メーカーをおすすめします。

【アジアンタイヤ】
⇒　30系プリウスのアジアンタイヤ 195/65R15の最安値価格

スタッドレスタイヤを安く買う5つの方法

1. ネット通販を活用する

ネット通販が安い理由

• 店舗運営コストが低い
• 複数店舗の価格比較が簡単
• セール・キャンペーンが頻繁

価格差の実例

• 店舗価格：8〜10万円
• ネット最安値：6〜7万円
• 差額：2〜3万円

注意点

• 到着まで1〜2週間かかる場合がある
• 急な降雪には対応できない
• 取付店舗の手配が必要な場合も

2. ホイールセットで購入する

ホイールセットのメリット

• タイヤ組付け済みですぐ装着可能
• 毎シーズンの交換が自分でできる
• 長期的には工賃削減になる

費用比較

• タイヤのみ購入：年2回の交換工賃 約8,000円×年数
• ホイールセット：初期費用+1.5〜2万円、以降の工賃不要

3シーズン以上使用するなら、ホイールセット購入がお得です。

3. 旧モデル・型落ち品を狙う

型落ち品が安い時期

• 新モデル発売直後（通常9〜10月）
• シーズンオフ（3〜5月）
• 在庫処分セール

価格例

• 現行モデル：10万円
• 1世代前：7〜8万円
• 差額：2〜3万円

注意点 性能差は大きくないため、価格重視なら旧モデルも十分な選択肢です。

4. 購入時期を工夫する

安く買える時期

• 3〜5月：シーズンオフで在庫処分
• 9〜10月上旬：早期購入割引キャンペーン

避けるべき時期

• 11月〜1月：需要期で値上がり
• 急な降雪予報後：在庫切れや値上がりの可能性

計画的に購入することで、5〜15%程度安く購入できます。

5. 製造年を気にしすぎない

製造年の表示について

タイヤのサイドウォールには製造年週が4桁の数字で刻印されています。

例：「3411」の場合

• 最初の2桁「34」：製造週（34週目）
• 最後の2桁「11」：製造年（2011年）

製造年の考え方

• 新品未使用なら製造から3年以内は問題なし
• 適切に保管されていれば性能劣化は少ない
• 在庫品を安く購入できるメリットも

重要な注意点 製造年の指定はできません。どうしても気になる方は、店舗購入時に確認するか、新モデルを選びましょう。

スタッドレスタイヤ購入の流れと注意点

スタッドレスタイヤ購入時は、タイヤサイズ、ホイールサイズを間違えないようにしてください。

購入前の確認事項

1. タイヤサイズの確認

• 車検証で型式・年式を確認
• 現在装着しているタイヤのサイドウォールを確認
• プリウス30系の標準サイズ：195/65R15

2. ホイールサイズの確認

• 純正ホイールサイズ：15×6J
• PCD：100mm
• インセット：45mm
• 穴数：5穴

3. 予算の設定

• タイヤのみ：4本で3〜8万円
• ホイールセット：5〜12万円
• 取付工賃：5,000〜10,000円（別途の場合）

ネット通販での購入手順

ステップ1：サイズ選択

• 車種：プリウス30系（ZVW30）
• タイヤサイズ：195/65R15
• ホイールサイズ：15×6J 5穴 PCD100 インセット45

ステップ2：適合確認

• 商品ページの適合車種にプリウス30系の記載があるか確認
• 不明な点は販売店に問い合わせ

ステップ3：付属品の確認

• ホイールナットの有無
• バルブ（空気注入口）の有無
• センターキャップの有無

ステップ4：取付方法の決定

• 自分で交換
• 提携店舗で取付（オプションサービス）
• 近隣の整備工場・ガソリンスタンドで取付

ステップ5：注文・配送

• 配送先の指定（自宅 or 取付店舗）
• 到着まで1〜2週間を見込む

取付時の注意点

ホイールナットの締め付け

• 締め付けトルク：103N⋅m（約10.5kgf⋅m）
• 対角線順に締める
• 走行後50〜100kmで増し締め必須

空気圧の調整

• 推奨空気圧：240kPa（2.4kg/cm²）
• 冷えた状態で測定
• 月1回はチェック

装着後の確認

• 異音や振動がないか
• ハンドルのブレがないか
• 100km走行後に増し締め

さらに詳しい確認方法やタイヤサイズの確認方法などはこちら

よくある質問（FAQ）

Q1: プリウス30系に17インチのスタッドレスは装着できますか？

A: はい、装着可能です。純正オプションで17インチ（215/45R17）の設定があります。

ただし、以下の点に注意が必要です：

• 15インチより価格が高い（2〜3万円程度）
• 乗り心地が硬くなる
• 燃費がわずかに悪化する可能性

冬道の走行を考えると、15インチの方がおすすめです。

Q2: スタッドレスタイヤの寿命はどれくらいですか？

A: 一般的に3〜5シーズン、または使用開始から10年が目安です。

交換時期の判断基準

• 溝の深さが新品時の50%以下（約5mm以下）
• プラットフォーム（溝の摩耗限界表示）が露出
• ゴムの硬化（弾力性の低下）
• ひび割れの発生

使用頻度や保管方法によって寿命は変わります。シーズン前には必ず点検しましょう。

Q3: 製造から2年経ったスタッドレスは大丈夫？

A: 新品未使用であれば、製造から3年以内なら性能上問題ありません。

タイヤは適切に保管されていれば、経年劣化は少ないです。在庫品を安く購入できるメリットもあります。

ただし、以下の点を確認しましょう：

• 屋内保管されていたか
• ひび割れがないか
• ゴムの硬化がないか

Q4: タイヤのみとホイールセット、どちらがお得？

A: 3シーズン以上使用するならホイールセットがお得です。

コスト比較（3シーズン使用の場合）

タイヤのみ購入：

• タイヤ代：5万円
• 組付け工賃：約5,000円
• 交換工賃：約4,000円×6回＝24,000円
• 合計：約7.9万円

ホイールセット購入：

• セット価格：6.5万円
• 自分で交換（工賃0円）
• 合計：6.5万円

差額：約1.4万円の節約

Q5: ネットで購入したタイヤはどこで取り付けられますか？

A: 主に以下の選択肢があります。

1. オンラインショップの提携店舗

• 多くのネットショップが全国の提携店舗と連携
• 購入時に取付店舗を指定できる
• 工賃込みプランも

2. タイヤ持ち込み可能な店舗

• 全国チェーンのガソリンスタンド
• タイヤ専門店（一部）
• カー用品店（一部）
• 工賃：5,000〜10,000円程度

3. 自分で交換

• ジャッキ、レンチがあれば可能
• ホイールセット購入時におすすめ
• 工賃0円

事前に取付店舗を確認してから購入すると安心です。

この記事のポイントまとめ

プリウス30系のスタッドレスタイヤ

• 標準サイズ：195/65R15（ホイール15×6J）
• 価格相場：3.5万円〜12万円（ホイールセット）

メーカー選びのポイント

• 予算重視：アジアンタイヤ（3.5〜5万円）
• バランス型：ヨコハマ、ダンロップ（6〜8万円）
• 性能重視：ブリヂストン、ミシュラン（9〜12万円）

購入時の注意点

• サイズ・適合を必ず確認
• 製造年は3年以内なら問題なし
• ホイールナット（20個）を忘れずに

冬道走行の注意

• スピードを落とす
• 急のつく操作を避ける
• 車間距離を十分に取る
• プリウスの回生ブレーキに注意

安く購入する時のポイントはこちらの記事を参考にしてください。