【初代アルトラパンHE21S】13インチにインチダウンできる？スタッドレス用サイズと注意点

「初代ラパン（HE21S）を冬に備えてスタッドレスにしたいけど、13インチにインチダウンできるのかな？」

そんな疑問をお持ちの方へ。

この記事では、2002年〜2008年に販売された初代スズキ・アルトラパン（HE21S型）が、13インチホイールへのインチダウンが可能かどうかを詳しく解説します。

実際の装着事例や推奨サイズ、注意点まで網羅していますので、スタッドレス選びの参考にしてください。

初代アルトラパン（HE21S）は13インチ化できる？

アルトラパン（HE21S）は、インチダウンして13インチを装着することができます。

初代アルトラパンには、NA車で13インチホイールが純正採用されているグレードが存在します。

また、ターボ車（ラパンSS）でも13インチホイールの装着実績があり、実際に走行してもキャリパーとの干渉は確認されていません。(適合確認の取れたホイールの場合)

つまり、NA車はもちろん、ターボ車でも13インチホイールの装着は可能です。

12インチへのインチダウンは不可です。

推奨13インチのホイールサイズ

インチダウン用のホイール選びには以下のサイズが適しています。

項目	推奨サイズ
リム径	13インチ
リム幅	4J
オフセット（インセット）	+45mm前後
PCD	100mm（4穴）
ハブ径	約60mm（※社外ホイールは大径設計が多く流用可能）

13インチのホイール「13×4J +45、PCD100の4穴」は、純正でも社外でも互換性が高く、ユーザーからの装着報告も多く見られます。

推奨13インチスタッドレスタイヤサイズ

初代ラパン（HE21S）に13インチスタッドレスタイヤを装着する際は、以下のサイズが推奨されます。

タイヤサイズ	外径（参考）	備考
155/65R13	約562mm	初代NA車の純正サイズで、SSにも流用可能

アルトラパンの純正サイズを参考にすると良いです。

• 155/65R13は、NA車の純正サイズ
• ラパンSSの純正14インチ（165/55R14）に比べても、外径差が小さく実用性・車検適合性ともに問題なし
• スタッドレスタイヤのラインナップも豊富で、セット販売商品も多数

インチダウンする時は155/65R13がベストです。

注意点と補足事項

インチダウンで13インチを装着する際には、サイズだけでなくホイールの仕様やブレーキの構造との相性にも目を向ける必要があります。

特に社外ホイールを選ぶ場合は、ハブ径やキャリパーとのクリアランスなど、見落としがちなポイントに注意しましょう。

ハブ径の違いに注意

ホイールの「ハブ径」は、ラパンの年式、型式によって異なるため、流用する際には注意が必要です。

• 初代ラパンのハブ径は約60mm
• 2代目・3代目（HE22S/HE33S）は約54mm
• 社外ホイールは大きめ（例：φ73）が多いため、初代〜現行型まで共通で使用できる製品が多い
• 他世代の純正ホイールを流用する場合は、ハブ径の違いによるセンターズレに注意が必要です

社外ホイールは大きめ（例：φ73）に設計されていることが多く、ハブリングを用いることでぴったりのサイズで装着することができます。

ターボ車（ラパンSS）も装着可能

ターボモデルである「ラパンSS」も13インチへのインチダウンが可能です。

• SSグレードは他グレードよりブレーキディスク径が大きい
• それでも13インチホイールの装着実績があり、問題なく走行できている事例が存在
• スポーク形状や内リム形状に極端な特徴がなければ干渉リスクは少ない

ただし、ホイールのスポーク形状や内リムの設計によってはキャリパーとの干渉リスクがゼロではないため、できるだけ装着実績のあるモデルを選ぶことが推奨されます。

購入前に適合確認を行ってください。

スピードメーター誤差

完全に同じタイヤ外径ではないため、スピードメーターの誤差が発生する可能性があります。

• 13インチで外径が小さくなると、実際よりスピードメーター表示が高くなります（誤差は車検に問題ない範囲）
• 逆に外径が大きすぎると、表示速度が低くなり車検NGになる可能性があるため注意

一般的には外径誤差が±3%以内であれば車検対応範囲ですが、できるだけ純正に近いサイズを選ぶ必要があります。

まとめ｜初代ラパンの13インチ化は安全・実用的

初代アルトラパン（HE21S）は全グレードで13インチホイール装着が可能です。

ただし、アルトラパンに適合するホイールを選ぶ必要があります。

タイヤサイズは、155/65R13サイズは、純正互換性が高く、スタッドレスにも最適。

ラパンSSにも13インチ（155/65R13）が装着できます。

社外ホイールは、さまざまな車で流用しやすく、選択肢もあります。