TOYO OBSERVE GIZ2の評価レビュー【2025年最新】価格・性能・口コミを徹底解説

『トーヨーのスタッドレスタイヤ OBSERVE GIZ2を知っていますか?』
 
GIZ2は、TOYO TIRES(トーヨータイヤ)が作ったスタッドレスタイヤです。

  • OBSERVE GIZ2は、どんなタイヤなの?
  • スタッドレスの性能はどうなの?
  • GIZ2の感想はどんな感じなの?

ここでは、トーヨータイヤの新製品のスタッドレス『OBSERVE GIZ2』を紹介します。

目次

OBSERVE GIZ2(オブザーブ・ギズツー)はどんなタイヤ?

トーヨータイヤのスタッドレス進化の歴史

トーヨータイヤの乗用車用スタッドレスタイヤは以下のように進化してきました。

  • GARIT 4
  • GARIT 5(2009年発売)
  • GARIT GIZ(2014年発売)
  • OBSERVE GIZ2(2020年発売)
  • OBSERVE GIZ3(2024年発売・現行最新モデル)

※トーヨータイヤのスタッドレスには、SUV、4×4、バンタイプなどのスタッドレスがあります。

ネーミングの変更について

2020年に「GARIT」の名称が削除され、新たに「OBSERVE GIZ2」として生まれ変わりました。

この変更は単なる名称変更ではなく、技術的な大幅な改良を伴っています。

GIZ2では、以前のモデルであった「GARIT」の名前が取り除かれ、新たに「OBSERVE GIZ2」という名前に変更されています。

OBSERVE GIZ2の3つの革新技術

OBSERVE GIZ2

OBSERVE GIZ2は、3つの特徴があります。

  • NEO吸水カーボニックセル
  • クルミの殻を配合
  • 3連ブロックの非対称パターン

それぞれの技術を紹介します。

1. NEO吸水カーボニックセル技術

氷上性能向上の核心技術がNEO吸水カーボニックセルです。

  • 氷表面の水膜を効率的に吸水
  • 「持続性密着ゲル」との組み合わせで吸着力を向上
  • 前作GARIT GIZと比較して氷上性能8%向上を実現

アイス性能は旧製品の「OBSERVE GARIT GIZに比べて8%向上。

旋回ハイドロプレーにング性についても4%向上。

2. クルミ殻配合技術の継承と進化

トーヨータイヤ独自のクルミ殻配合技術をOBSERVE GIZ2でも採用。

  • 天然のクルミ殻が氷面をひっかく効果
  • エッジ効果による氷上グリップ力向上
  • 環境に優しい天然素材の活用

3. 3連ブロック非対称パターン

高速安定性と雪上性能を両立する新パターン設計

  • インサイド・アウトサイド指定の非対称パターン
  • ショルダー部形状の最適化でタイヤのヨレを抑制
  • ブロック剛性向上により高速道路での安定感を向上
  • 回転方向指定なしで装着が簡単

インアウト指定のトレッドパターンで、タイヤの回転方向指定はありません。

OBSERVE GIZ2の口コミ

OBSERVE GIZ2は、いい口コミが多いです。

実際に装着している方の口コミもあります。

坂道でもしっかりグリップして登り切れたという口コミもあり、スノー性能が高い印象です。

凍結路面の性能は、やや不安があるという口コミもあります。

滑り出しは分かりやすいようなので、コントロールしやすいのかもしれません。

凍った路面では、急な操作を避けて、安全なスピードで走行するのがいいです。

OBSERVE GIZ2の感想

OBSERVE GIZ2を装着した車に乗りましたが、違和感を感じず、自然な感じです。

タイヤの音がうるさい、乗り心地が悪いといった感じはありませんでした。

夏タイヤから交換すると、柔らかい乗り心地です。
 
圧雪路を走行しましたが、ハンドリング、グリップなども問題は感じませんでした。

アイスバーンでの走行はしていませんが、国内メーカーなので、信頼感は高いと感じます。

氷上性能もアップしていて、吸水効果も高そうなので、アイス性能も向上してそうです。
 
過去にTOYOのスタッドレスタイヤを使っていたこともありますが、経年劣化は少し不安。

スタッドレス自体が年数がたつと、性能低下しやすい印象があります。

年数を使用した時のグリップ低下、タイヤが硬いような感じがしました。
 
※OBSERVE GIZ2は、経年劣化、ライフ性能もよくなっている可能性があります。
 
他の方の感想では、アイスバーンでは、ブリザックより滑るという声もありますが、GIZ2は価格が安めなので、トータルで判断するといいです。

OBSERVE GIZ2の注意点

OBSERVE GIZ2

OBSERVE GIZ2は、非対称パターンです。

外側と内側で役割が違い、タイヤサイド部に「OUTSIDE」「INSIDE」の刻印があります。

組み付け時は、ホイール外側(表側)と、タイヤの「OUTSIDE」がそろうようにホイールに組み付けします(カーショップなど)

OBSERVE GIZ2には、タイヤには回転方向がありませんので、装着時は、左右が関係なく装着できます。

雪道

どのスタッドレスタイヤでも同じですが雪道は滑ります。

雪道・凍結路面の走行は、スピードを抑えて、急な動作を避けることが重要です。

特に、氷雪路面は十分注意して走行してください。

OBSERVE GIZ2の価格・金額

梱包

OBSERVE GIZ2のサイズは、13インチから18インチまであります。

145/80R13の軽自動車サイズから、245/40R18といった大口径サイズまでラインアップ。
 
175/65R14、185/60R15、195/65R15、215/60R16といった定番サイズの設定があるので、多くの車に対応しています。

OBSERVE GIZ2の価格はオープンプライス。

OBSERVE GIZ2は、定価の設定はありません。
 
GARIT GIZも継続販売されているため、価格は、GARIT GIZより高いです。

トーヨー(Toyo) OBSERVE GIZ2 175/65R14 82Q

トーヨー(Toyo) OBSERVE GIZ2 175/65R14 82Q

10,969円(07/03 16:46時点)
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【価格比較(175/65R14)】

  • OBSERVE GIZ2 参考価格:¥10,000
  • GARIT GIZ 参考価格:¥6,900

 
氷上性能が向上し、持ちもアップしているOBSERVE GIZ2。

旧品よりも性能が向上しているので、OBSERVE GIZ2を選ぶのもいいのではないでしょうか?

まとめ:OBSERVE GIZ2の総合評価

TOYO OBSERVE GIZ2は、バランスの取れた優秀なスタッドレスタイヤです。

主要な強み

  • 前作から氷上性能8%向上
  • 優れた雪上性能と登坂能力
  • 静粛性と乗り心地の良さ
  • コストパフォーマンスの高さ

注意点

  • 極低温環境での氷上性能
  • プレミアムブランドとの性能差

総合評価:★★★★☆(4/5)

関東から東北地方の一般的な降雪地域での使用において、価格と性能のバランスが取れた優秀な選択肢といえます。

特に、コストを抑えつつ信頼性の高いスタッドレスタイヤを求める方には強くおすすめできる製品です。

購入前の最終チェックポイント

  1. お住まいの地域の気候条件を確認
  2. 年間の使用頻度を考慮
  3. 予算と求める性能レベルのバランスを検討
  4. 正規販売店での購入で安心を確保

スタッドレスタイヤ選びは安全に直結する重要な判断です。

この記事の情報を参考に、あなたの使用環境に最適な選択をしてください。

ネット通販サイト、楽天市場Yahoo!ショッピングなどのポイントアップキャンペーンなどを利用することでさらに安く購入できることもあります。

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