ダンロップのウインターマックス02の評判はどうなの?装着した感想は?

ウインターマックス02の評判は

冬の訪れとともに、スタッドレスタイヤ選びに悩む方は多いのではないでしょうか。

特に「性能も大切だけど、できるだけ費用は抑えたい」という方におすすめなのが、ダンロップのウインターマックス02です。

しかし、「本当に安全に走れるの?」「氷の上でちゃんと止まってくれる?」といった不安をお持ちの方も多いはず。

そこで今回は、実際にウインターマックス02を使用している方々の生の声や、専門的な性能データを徹底的に調査しました。

この記事を読めば、ウインターマックス02があなたの使用環境に適しているかどうか、きっと判断できるはずです。

目次

ウインターマックス02とは?

ウインターマックス02

ダンロップのウインターマックス02(WINTER MAXX 02)は、2016年に発売されたスタッドレスタイヤです。

よく「WM02」という略称で呼ばれることもあります。

このタイヤが多くのドライバーに支持されている理由は、何といってもそのバランスの良さにあります。

「氷上性能はそこそこ欲しいけど、あまり高いタイヤは買えない」「雪道は年に数回しか走らないから、コスパ重視で選びたい」といった方のニーズにぴったり合うタイヤなのです。

開発コンセプトは「トータルバランス」

ダンロップがウインターマックス02で目指したのは、「氷上性能」「長持ち性能」「静粛性」の3つをバランス良く向上させることでした。

どれか一つが突出して優秀というわけではありませんが、どの性能も「及第点以上」というのが、このタイヤの大きな特徴です。

特に注目すべきは、従来モデルから大幅に改善された「ライフ性能」です。

スタッドレスタイヤは一般的に夏タイヤより摩耗が早いとされていますが、ウインターマックス02は長く使えるよう設計されています。
 
「ウインターマックス02」は、2016年8月に発売。

WINTER MAXX01との比較で「氷上ブレーキ性能12%アップ」「コーナリング性能3%アップ」「ライフ性能・効き長持ち性能アップ」をしています。

ウインターマックス02は、ダンロップの人気のスタッドレスタイヤです。

前モデルから何が変わった?進化のポイント

ウインターマックス02の前身である「ウインターマックス01」から、どのような改善が図られたのでしょうか。

ダンロップが公表している比較データを見てみましょう。

数字で見る性能向上

最も大きな改善点は氷上ブレーキ性能の12%向上です。

これは実際の走行でも体感できるレベルの改善といえるでしょう。

さらに、コーナリング性能も3%向上しており、カーブでの安定感も増しています。

特筆すべきはライフ性能の大幅向上です。

従来のDSXシリーズと比較して1.5倍も長持ちするよう改良されました。

「スタッドレスはすぐダメになる」というイメージを覆す改善といえます。

技術的な進歩

これらの性能向上を実現したのが「液状ファルネセンゴム」という新技術です。

従来のゴムよりも低温での柔軟性に優れ、氷面への密着性が向上しました。

また、トレッドパターンも見直され、雪かきや排水性能も改善されています。

ウインターマックス03との比較

ウインターマックス03

ウインターマックスには、最新モデルのウインターマックス03があります。

ウインターマックス02より、さらに氷上性能が優れたモデルがウインターマックス03です。
 
ウインターマックス02は、静粛性・乗り心地が良好で、街乗りは問題ないレベル。
 
性能は向上していますが、凍結路面のブレーキ性能はそれほど高くないので注意が必要です。

スタッドレスの性能が低下してくる3シーズン目以降は、特に注意してください。

アイスバーン、凍結路面の走行が多い方は、新製品のウインターマックス03の購入を検討するといいです。

ウインターマックス03は、アイス(氷上)性能をより強化しているため、氷上性能を重視する方は、2020年に発売された「WINTER MAXX03」を検討するといいです。

ウインターマックス02を使用した感想

氷上性能は、ブリザックに比べると止まりにくく感じましたが、問題なく走れて止まれます。

どのタイヤでも同じですが雪道は滑ります。

車のスピードを抑えて、急な動作を避けることが重要。

タイヤの持ちは、年数がたつと、硬くなりやすい印象はありましたが、スタッドレスとしては問題ないレベルです。
 
以前、ダンロップのスタッドレスDSXを装着していましたが、それと比べると、静粛性・グリップ力がかなりいいです。

年々、スタッドレスの性能が向上している印象を受け、より高性能を求める方は、最新のウインターマックス03の方が安定感がありそうです。

ウインターマックス02の評判

wm02

ウインターマックス02の評判はいいです。

ウインターマックス03が販売され、ウインターマックス02の価格が安めになっていて、価格重視の方の支持が高いです。
 
ウインターマックス02のホイールセットで、低価格で販売しているものもあるようです。
 

装着した方の口コミでは、氷上性能はやや不安があるようですが、スノー性能は高い評価です。

そのため、非降雪地域や凍結が少ない地域の方におすすめ。
 

3シーズンを超えたタイヤは、滑りやすいという声も多いですが、残り溝や地域によっても変わります。

凍った路面を走行する方が多い方は、3年程度で買い替える方がいいです。

気になる価格は?お得に購入するコツ

ウインターマックス02の魅力の一つが、その価格の手頃さです。

後継モデルの03が発売されたことで、02の価格はさらに下がっています。

サイズ別価格の目安

2024年現在の市場価格をサイズ別に調査してみました。

軽自動車サイズ(155/65R14など) 1本あたり8,000円〜12,000円程度です。4本セットなら3万円台前半で購入できることも多く、軽自動車ユーザーには非常に魅力的な価格設定といえます。

コンパクトカーサイズ(175/65R15、185/65R15など) 1本あたり10,000円〜15,000円程度です。人気サイズのため在庫も豊富で、選択肢が多いのもメリットです。

セダン・SUVサイズ(205/55R16、215/60R16など) 1本あたり12,000円〜18,000円程度です。このサイズになると夏タイヤとの価格差も大きくなるため、スタッドレスのコスパの良さが際立ちます。

お得に購入するタイミング

夏場(6月〜8月)が狙い目 スタッドレスの需要が最も少ない時期のため、店舗も在庫処分を兼ねて価格を下げることが多いです。

「来シーズン用に早めに購入」という方法で、2〜3割安く購入できることもあります。

4本セット購入で単価を下げる 多くの販売店で「4本セット特価」を設定しています。

1本ずつ購入するより、4本まとめて購入する方が単価は確実に安くなります。

型落ちを狙う 在庫処分品や展示品を狙うのも一つの方法です。製造から2年以内であれば、性能に問題はありません。

ネット通販サイト、楽天市場Yahoo!ショッピングなどのポイントアップキャンペーンなどを利用することでさらに安く購入できることもあります。

ウインターマックス02の価格

ウインターマックス02は、発売当初は高めの価格設定になっていました。

プレミアムタイヤという位置づけと、新製品なので高めの価格でしたが、現在「WINTER MAXX03」が最新モデルになっています。

そのため、「ウインターマックス02」の価格は下がり、コスパがよくなっている印象です。

WINTER MAXX02は、国内メーカーのダンロップの製品で、しっかりした製品なので問題なく使えるレベルだと思います。

どんな車に合う?サイズ展開をチェック

ウインターマックス02は、軽自動車から大型セダンまで幅広い車種に対応しています。

主要な対応車種

N-WGN

軽自動車 ワゴンR、タントN-BOX、スペーシアなど、ほとんどの軽自動車に対応サイズがあります。

特に155/65R14、165/55R15は人気サイズです。

コンパクトカー アクア、ヴィッツ、フィット、ノート、デミオなど、コンパクトカーの標準的なサイズは全て網羅されています。

普通車セダン プリウス、カローラ、インプレッサ、シビックなど、主要なセダンにも対応しています。

SUV・ミニバン ヴェゼル、C-HR、フリード、セレナなど、ファミリー向けの車種にも豊富にサイズ展開されています。

サイズ選びの注意点

タイヤサイズは取扱説明書に記載されている通りのものを選ぶのが基本です。

しかし、「インチダウン」といって、ホイールサイズを小さくしてタイヤの厚みを増す方法もあります。これにより、雪道での安定性向上と費用削減の両方を実現できる場合があります。

ただし、インチダウンには制限があるため、タイヤショップで相談することをおすすめします。

こんな方にウインターマックス02はぴったり

これまでの情報を総合して、ウインターマックス02が特におすすめの方をまとめてみました。

最もおすすめしたい方

「年に数回の雪道走行に備えたい」という方 帰省時の雪道や、年1〜2回のスキー旅行程度の使用なら、ウインターマックス02は理想的な選択です。必要十分な性能で、価格も手頃です。

「コスパを最重視したい」という方 性能と価格のバランスを重視するなら、現在最有力候補の一つです。「そこそこの性能で十分」という現実的な判断ができる方にぴったりです。

「静粛性も重視したい」という方 スタッドレスタイヤながら、夏タイヤに近い静粛性を実現しています。長距離ドライブでも疲れにくいのは大きなメリットです。

他の選択肢も検討した方が良い方

「本格的な雪国在住」の方 北海道や豪雪地帯にお住まいで、日常的に厳しい冬道を走る方には、ウインターマックス03やブリザックVRX3など、より高性能なタイヤをおすすめします。

「絶対的な安全性を求める」方 「多少高くても、最高性能のタイヤが欲しい」という方には、各メーカーのフラッグシップモデルをおすすめします。

まとめ:バランス重視なら間違いない選択

WINTER MAXX 02

ダンロップ ウインターマックス02は、「高すぎず、安すぎず」「高性能すぎず、低性能でもない」という、まさに「ちょうど良い」ポジションのスタッドレスタイヤです。

突出した特徴はないかもしれませんが、多くの一般ドライバーにとって「必要十分」な性能を、「納得できる価格」で提供してくれる、非常にコストパフォーマンスの高いタイヤといえるでしょう。

特に、「スタッドレスタイヤは欲しいけど、そこまで本格的じゃなくていい」「年に数回使うだけだから、コスパ重視で選びたい」という方には、強くおすすめできます。

最終的には、あなたの使用環境と予算、そして安全に対する考え方によって最適な選択は変わります。

この記事の情報を参考に、ぜひ納得のいくタイヤ選びをしてください。安全で快適な冬のドライブを心から願っています。

さらに性能を重視する方は、2020年に発売された「WINTER MAXX03」を検討するといいかもしれません。
ウインターマックス03

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